骨と呼ばれたそのまんまなブルック
ブルックといえば、スリラーバーグ編で仲間になったメンバーで、ストロングワールドからスタンピードに至るまで、既に十年以上前に仲間になったといえます。
さて、そんなブルックですが、元々はそこまでの人気は無いといえます。なにせ、動く骸骨というとんでもないキャラだからです。
早い話、人気が出にくいキャラといえるからです。それもその筈、骸骨はいわば、人間の死を連想させる不吉なものであり、西洋文化では、死神といえば、鎌を持った骸骨ですから。
実際に動く骸骨に陽気ではなく、邪悪な僕といったニュアンスが非常に高いです。
そのためか、当時の読者からは骨とそのまんまの呼び方、愛嬌のかけらもない見たまんまの綽名を呼ばれていました。
管理人としては、そこまでブルックに対して、否定的なものはなかったのですが、ブルックを仲間として見ていない人たちも居たのは確かです。
ブルックの立ち位置
更に言うと、ブルックは陽気な骸骨という印象で、そもそもブルックは好きで骸骨になったというよりも、フロリアントライアングルの霧のせいで死体が腐り、白骨死体になっていたのです。
本人からすれば、ヨミヨミの実で蘇られたのに、最悪のショックです。死んだ後のショックというのも中々ですが。
そして、忘れてならないのが、ブルックは音楽家と言う立ち位置のほかに、実年齢は90歳で、ビックマム、白ひげ、レイリー、ガープ、センゴク、ゼファーよりも年上なのです。
そこから察するに、ブルックはとても長生きなキャラなので、様々な知識や人物と会ったことにより、豆知識も多数知っています。
という風に、ブルックは陽気な骸骨、音楽家、生き字引な立ち位置といえます。
そんなブルックなのですが、骸骨なのにホラーが苦手な性格で、過去回想で自分の姿にビックリする時もありました。
という風に、ブルックは弱小トリオとされるナミ、ウソップ、チョッパーに続く第四の弱小な立ち位置でした。要するに臆病な気質なんです。
ブルックの真価の発揮
そして、ブルックなのですが、ブルックは二年前に登場したのですが、スリラーバーグ編と続くシャボンディ諸島編しか搭乗していないといえます。
つまり実質ブルックの麦わらの一味としての冒険は二年前はチュートリアルの様なものなんですね。
なにより、ブルックが不評な理由としては、スリラーバーグ編が初登場にも関わらず、勝利したのが、タラランを倒しただけなのです。
スリラーバーグでは、ブルックの影を持つリューマがおり、これを倒したのが、飛竜火焔を繰り出したゾロです。
いうなれば、因縁をゾロに取られたという事です。これはゾロを上げることになりますが、その因縁をブルックは譲ったと言えます。
これにより、ブルックは強いが、ゾロほど強くはないということもあり、二年前はあまり目立つ事はなかったのです。
そんなブルックが真価を発揮したのが、ホールケーキアイランド編です。この時、ブルックはビックマム相手に立ち回り、ポーネグリフを写しとりました。
これらのことから、ブルックは容姿よりも活躍で支持を得ることが出来たのです。いうなれば、二年前と比べると、サンジよりもブルックの方が逆転しています。