謎のラスボス候補”イム様”の正体と強さを考察【ワンピースネタバレ】

ワンピースに登場するイム様は正にその存在自体が23年の連載に及ぶワンピースに於いて、最大のネタバレといってもいい最上級の謎の存在です。

これまで、世界政府の最高権力者であった五老星を従えるその存在を隠された人物であるといえます。

作者であるオダッチは基本的に敵陣営のキャラにもボンクレーやハンニャバルといったコミカルなキャラがいます。

どこか笑いを誘う様なキャラですが、イム様にはそんな素振りをまるで感じさせません。

登場自体も極めて少ないイム様ですが、その振る舞いと態度から全くと言っていい程、おふざけがみえません。

エネルでさえ、エネル顔なるネタを曝け出しましたが、イム様にはそんなものを一切感じさせない程の超然とした雰囲気を感じます。

今回はそんな超然とした真の支配者たるイム様の正体を探っていきます。

目次

イム様はワンピースの世界のキャラと思えない程、世界観にあっていないキャラ

この世に於けるアニメ、漫画、ゲーム、小説、映画、ドラマ、ミュージカルなど総じてあらゆる作品にはそれぞれが世界観というのがあります。

例を挙げますと、ドラゴンボールの世界にはドラゴンボールの住人がいます。

ワンピースの世界にはワンピースの住人がいます。

ナルトの世界にはナルトの住人がいます。

あえて申し上げますと、オダッチにしろ、鳥山明、岸本斉史が手掛けた漫画には氏が手掛けたキャラクターが喋り、戦い、笑い合うとその作品ではそのキャラの表情や行動を通して、その作品を楽しみます。

ですが、もしも全く異なる世界観のキャラクターが本来いない世界にいればどうでしょうか?

北斗の拳の一話目からハローキティがそのままのデザインで登場していたり、棒人間しかいない世界にリアル八頭身のキャラがいたりすれば、その存在にギャップを感じてしまうと管理人は思います。

つまり、本来存在しないキャラがストーリーとなんら関係ないキャラがいきなり乱入すれば、凄まじく世界観を壊されるのです。

纏めますと、オダッチは基本的にキャラをふざけさせたり、おかしな行動を取ったり、ネタ的な演出を見せます。

ボンクレー、セニョールピンク、クイーンといったキャラがまさにそれです。

基本的に民間人へ被害をもたらした組織に属するに関わらず、キャラが立ち人気に至ってしまいます。

カタクリにしても、ドーナツうましをやらかしたり、決して完璧な男だと云えないシーンもありましたしね。

ですが、今回の考察の主役であるイム様にはそんなオダッチ独特のおふざけがなんら見えません。

本当に超然とした態度と振る舞いしか見えない管理人は、このイム様は本当にワンピースの世界のキャラなのか、もっといえば、地球外の生命体の様に見えてしまったのです。

そう、イム様は、地球外生命体ではないかということです。

イム様の正体はワンピースの世界の星に降り立った侵略型の宇宙人?

最後に付け加えますと、ワンピースの世界で宇宙の存在はエネルのスペース大作戦時から宇宙海賊なる未知の存在が出ています。

強さはそれ程ではありませんでしたが、強さは兎も角として出自が全く謎の宇宙海賊。

どうして、宇宙海賊が存在するのか?

宇宙に人がいるのはどういうことなのかと思います。

そして、イム様に言えることですが、恐らく相当な高齢だといえます。

何故なら、五老星が二十二年前から、オハラからクローバー博士との通話をしていましたから、彼等は本当は人間ではないかもしれないのです。

もっと言えば、純粋な人間ではない可能性が高いのです。

イム様も当然普通の人間ではなく、星々からきた宇宙人だと思えます。

イム様の強さを考察

ワンピースレヴェリー編でその存在を明らかにした五老星を従えるイム様。その存在自体が、ワンピースの根幹に関わるキャラであるといってもいい程本編に於いて最も重要なキャラだと考えます。

今回はそんなイム様の強さに迫っていきます。

イム様はルフィたちと戦うのか?

そもそも、イム様は戦うこと自体をするのでしょうか?

おそらくですが、戦わないと可能性は排除できないと考えられます。

何故なら、イム様が居るワンピースの世界は強者が率いる世界だからです。

強くなくては世界を支配出来ないからです。

これは海軍にも当てはまります。

世界政府管理下の海軍本部元帥サカズキは、現在元帥のデスクから命令を発令したり、作戦の指揮決定権を下していますが、奴が元帥のデスクに座っているのは二年前青キジと“決闘”を制したからこそ、あのデスクに座っているのです。

いうなれば、海軍トップに収まっているのは単純な話、世界中の海賊から見ても非常に強いからに他ならないのです。

元帥がもしも世襲制でネズミの様なアーロンと結託し、ナミの怒りの一撃でぶっ飛ばされるような悪徳海兵に誰が従うでしょうか?海賊が恐れるでしょうか?

部下の誰からも見ても強く、海賊から恐れられるからこそ、元帥たる所以なのです。

管理人としては、ワンピースの世界の組織のトップは海賊に限らず、腕っぷしが強いという事もトップに座していると考えます。

なれば、最高権力者である五老星が片膝を付き、忠誠を誓うのはイム様の腕っぷしが強いということではないでしょうか?

イム様はどんな戦い方をするのか?

さて、上記の様にイム様が強いという体をで考察を進めますと、イム様はどのような戦い方をするのでしょうか?

まず一つ言える事は、確実に悪魔の実の能力者である可能性が高いと管理人は考えています。

これもワンピースの世界に言えることですが、メタ的に言えば本編の各章のボス、映画ボスキャラ、ゲームボスキャラは殆どが悪魔の実の能力者に宛てられているからです。

イーストブルーで考えてください。イーストブルー自体は四つある海の中で最弱の海ともいわれていますが、ガープからは世界で一番平和な海ともいわれています。

つまり、イーストブルーは他の海と比べると強力な海賊がおらず、強力な海賊がいないということは非能力者がイーストブルーには多いと管理人は考えています。

何故なら、悪魔の実を食べている海賊というのは、基本的に他者を寄せ付けない強さを持っています。プロデンス王国軍師ダガマの言葉を借りるなら、“兵器”といってもいいです。

仮に管理人が海賊になるとして、同業者である他の海賊と戦闘になるなら、大砲や大人数のクルーや良質なカトラスやマスケット銃、フリントロック式拳銃と戦うための武力や兵力や作戦が必ず必須になります。

しかし、ここで船長がメラメラの実を食べているなら、とりあえず技を鍛えて、火拳を習得できていれば、ワザワザ敵船に攻め込まなくても、自分の船から何発も火拳をかまします。

もうそれだけで、敵からしてムリゲーです。強すぎます。

とこの様に、ワンピースの世界は強者というのは、常人を超えた悪魔の実の能力者が他者を寄せ付けない力を持っていると考えています。故に強者としてのポジションに君臨しているといえます。

ならば、イム様もその例に漏れず、強力な悪魔の実の能力者である可能性が非常に高いと云えます。

そして、悪魔の実というのは全く同じ名前の悪魔の実の能力はありません。この世に二つの悪魔の実はないのです。

さて、それならば、管理人としては、イム様の悪魔の実の能力は確実にパラミシア系だと考えています。

何故かというと、ロギアとゾオン系の能力はパラミシア系と比べると武力的な意味合いが強いからです。

どういう事かというと、ゾオン系はあくまで体を動物に変身して、直接的に相手へダメージを負わせる能力で、ロギア系も炎や氷に体を変化させて相手へダメージを与えます。

しかし、パラミシア系の場合は相手へ直接ダメージを与えるわけではなく、ボニーの様に相手の年齢を変化させたり、フォクシーの様に速度を持った生物を遅くさる、果てはトキトキの実の様に未来へいくといった完全に武力とはいえない能力もあります。

そう考えると、パラミシア系はゾオン系とロギア系よりも特殊といえるでしょう。

管理人からすれば、イム様は野暮ったい恐竜になったりするよりも、神懸かり的な能力があると思います。

それこそ、全ての悪魔の実の能力が使える最強の悪魔の実や空間や時間に干渉する能力、ゼロから生命を創り出す能力者ではないでしょうか?

イム様の悪魔の実は正に悪魔の実にして、悪魔を超えた邪神の能力?

最後に捕捉で付け加えますと、イム様の戦闘シーンは最後の島ラフテルで見られると管理人は考えています。

それ程、イム様の存在は最終盤でないと明らかにならないと思います。

そして、対峙した際に発揮される能力は正に神といってもいい能力だと思います。

それこそ、カミカミの実という嵐を起こし、大陸を割り、世界を破壊し、創造できる能力者だとすれば、五老星いや世界を真に支配に足り得る能力だと思います。

イム様と黒ひげの関係性について考察

イム様と黒ひげ、一見何の関係もないキャラですが、管理人としては共通点があると考えています。

それはどういうことか考察を深めていきたいと思います。

イム様と黒ひげの本格的な活躍は当然、ラフテル。つまり最終盤となる

白ひげを亡き者にした後、そのグラグラの実の能力を奪い、20億越えの四皇となった黒ひげ。

世界最高権力者五老星すら支配下に置く謎の人物、イム様。

その立場から漂うラスボス並みの存在感や期待感を持つ二人、事実上ラスボスとして相応しいといってもいいでしょう。

そうなると、必然的にこの候補者が活躍する舞台は物語の最終地点であるラフテルといってもいいでしょう。

なにより、間違いなく黒ひげとイム様はどちらかがラフテルに出るというのはありえないといえます。

黒ひげは兎も角として、イム様の正体が世界的に公になるのはラフテル編である可能性が高いからです。

しかし、今回の考察で問題なのは、黒ひげとイム様に絡みがあるのかということです。

二人がラフテル編で密接に関わってくるのは間違いないとして、二人の間に単なる敵同士とはいえないと考えます。

イム様が見ていた手配書に黒ひげ

イム様について云える事は、五老星が歴史より消すべき灯がなにかを訪ねていたという事です。

その中で、ルフィ、しらほしと共に黒ひげの手配書も破られていました。

恐らく、イム様は歴史から消すべき灯をつまり、ルフィ、しらほし、黒ひげは抹殺のターゲットという事なのでしょう。

ルフィは言わずも名が、遂に五番目の皇帝と称される程にカタクリを倒した実力とバルトロメオやキャベンディッシュやサイといった確かな実力者を傘下に付けつつ、これまで政府に対して致命的なダメージを与えてきたDの一族。

しらほしはまだ自覚がないながらも、世界三大古代兵器ポセイドンそのもの。その気になれば、島一つを滅ぼせる力を持っています。

そう考えると、しらほし自身は全くの非戦闘員ですが、持っている力はある種四皇よりもすさまじいものをを持っているのです。

さて、黒ひげですが、二年前の時点で白ひげ海賊団二番隊隊員にすぎませんでしたが、実力を隠し持ちつつ、ヤミヤミの実を手に入れる為にサッチを殺害。上司であるエースを捕え、終いには白ひげのグラグラの実をも奪い、四皇の座に君臨しています。

ルフィやしらほしと比べると、凶悪な海賊である黒ひげです。

この三人はイム様が特に警戒している三人だといえるでしょう。

五老星も言っていましたが、奴らは最早時代のうねりは止まらず、不都合な真実を明るみにされる危険性かがあると今の世界情勢を一番危険視している節の発言が読み取られます。

つまり、イム様からすると黒ひげは歴史より消しておきたい灯の一つとも言えますね。

黒ひげとイム様が会う時がラフテル前にある?

最後に黒ひげは海軍に奪われる前に奪っちまおうと云い、出航準備をしているシーンがありました。

恐らく、世界政府があるマリージョアに直接赴くようですが、その際にイム様と接触する可能性があります。

なにせ、イム様は黒ひげを消しておきたいと考えていますので、ひと悶着あると考えられます。

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