海軍には二大派閥がしのぎを削っている
ワンピースの世界で終盤になると、海軍と言う組織に深い転機が訪れると思います。
その切っ掛けは、管理人は一つ心当たりがあります。
それは世界政府を支持する派閥と抵抗し、支持しない派が存在するのではないかと思うのです。
今回はその事について、考察を深めていきたいと思います。
スモーカーのクロコダイル討伐の件で、スモーカーを懐柔しようとした。
今、思えば、アラバスタ編最終盤で、スモーカーは自分が倒した訳ではないクロコダイル討伐の件で、階級を上げる事を伝えられます。
実際はルフィがクロコダイル討伐を果たし、たしぎは海軍でありながら、逮捕すべき海賊を手助けしてしまい、ショックを受けていました。
スモーカーは、そういうのもあって、クロコダイル討伐を蹴り、ヒナへ政府の命令に従うべきと言い放たれました。
しかし、この一連の流れ、スモーカーがクロコダイル討伐を果たしたと命令をしたのは、世界政府とすれば、そこに五老星やイム様の思惑が含まれていると管理人は考えます。
センゴクへの報告とサカズキの隠蔽工作
そして、管理人が思うに二年前と二年後で元帥がセンゴク時とサカズキ時と、海軍の体制が違う時がありました。
その中で、印象的なのが二つあります。
まず、センゴク時ですが、これはセンゴクが元帥を辞める直前、つまりマリンフォード頂上戦争が終結した後のシーンです。
海軍本部のブランニューが、センゴクへインペルダウンの件で、報告し、マゼランが黒ひげに敗れ、意識を取り戻して今にも自決するようになり、馬鹿な真似は止めろと怒ります。
問題はここからで、インペルダウンレベル6の脱獄囚は黒ひげが連れ出したサンファンウルフ、カタリーナデボン、バスコショット、アバロピサロ、そして元監獄所長シリュウ以外にも、多くのレベル6の脱獄囚がいるとのことでした。
センゴクはレベル6の脱獄囚は、一人でも国に入れば、被害は甚大だというだけあり、恐らく億越えが多いと考えられます。
故にセンゴクは脱獄した囚人の手配書を全世界に知らせよとブランニューへ通達させようとしました。センゴクは世界に知らせようとしたのです。
しかし、世界政府はこのインペルダウンの脱獄囚の事を完全に揉み消して、極秘にせよと釘差していたのです。
これにブちぎれたセンゴクはふざけるな!!と一喝。そのあと、センゴクは元帥の座を降りています。
恐らく、センゴクが元帥になったのが、少なくとも13年前はまだ大将だったので、それ以降に元帥になり、その間、政府の揉み消しをだまっていたのでしょう。
逆にサカズキ元帥時に起きたドレスローザ事件の後、サカズキは今回の事件がまたしても、王下七武海が起こした大事件だという事を揉み消そうとしていました。
これはセンゴクと違い、サカズキが世界政府を支持しているからでしょう。結果的にその揉み消しは大将イッショウにより、失敗しました。
二大派閥は近い将来決裂する
管理人としては、センゴクは隠居しましたが、海軍にとどまっています。これは自分の目が黒いうちにサカズキの行動、もっと言えば、世界政府の行動を監視していると考えています。
サカズキ元帥は、あまりワノ国に首を突っ込みたくない様に言っていましたが、これはワノ国と世界政府が取引している関係性とそれ以上になにか隠していることがあるのでしょう。
そして、ワノ国の戦争が終わった時、海軍は一つの答えに辿り着くかもしれません。