キッドの助太刀とはどういうことなのか?

目次

キッドの苛烈な思想の変化

ユースタスキャプテンキッド、サウスブルー出身の海賊で年上の幼馴染であるキッド共にキッド海賊団を結成した男です。

年齢はルフィより四歳上の23歳で、実質最悪の世代では若い世代に当てはまります。

今回はそんなキッドが助太刀したことを考察していきます。

題して、いうなら上記の通り、苛烈な思想の変化と言えます。

二年前はどうしようもない程の喧嘩屋だった

ユースタスキャプテンキッドは二年前に初登場した際に、同じく同じ話に登場したスクラッチメンアプーと交戦することになりました。

キャラの初登場はそのキャラを決定づける非常に大事なシーンです。

ビックマム、カイドウもお菓子への執念ババーと自殺願望アル中オヤジと印象が決定づけられ、キッドは怒らせたり近づくとヤバい奴と印象付けられたといえます。

そして、オダッチはユースタスキャプテンキッドが人気キャラになると思いきや、思いのほか、ローが異常な人気を博し、今ではワンピースのフィギュアでもびっくりするぐらいの造られブリを博しています。

故に、キッドの印象は喧嘩早いが同じ時期に登場し、ヒューマンショップでは三船長と並び立ったのに、いまいち出番に恵まれないキャラに落ち着いてしまいました。

かくして、ユースタスキャプテンキッドはどこか評価が一辺倒なキャラになっているといえます。

ですが、ワノ国編で念願の出番が増えており、彼の描写に読み取れるものが出来たのです。

好戦的で苛烈なのは勿論なのだが、どこか余裕が見られる

キッドの参戦はワノ国の天下分け目の大合戦から一気にその見せ場を広げました。

ハッキリ言って、それまでのキッドの活躍は殆ど皆無に等しく、名のある海賊の割には、原作の出番に恵まれないキャラでした。

故に今回のワノ国での戦いはこれまでの失態を取り戻すようなものといえます。

そして、一番の衝撃的だったのが、キッドが共闘をしているという事実です。

キッドはそもそもシャンクスを倒す為に、ホーキンスとアプーと同盟を組もうとしていました。

キッドとしては、同盟を組むこと自体、否定的であり、アプーの接触からして折り合いは最悪だったのですから。

故に、カイドウと手を組んでいたアプーと寝返ったホーキンスに対して、憎しみを抱いており、只でさえ、苛烈な性格が裏切りによりますます苛烈に磨きがかかるのではないかと思いました。

ところが、キッドは意外にもルフィとローと手を組んでおるような描写が見られます。

ルフィ、ゾロ、ローという同じ目的を持ったが故に信頼が生まれる?

管理人としては、キッドの目線から考えると、ルフィ、ゾロ、ローは、アプー、ホーキンスと違い、実力差があるカイドウに共に立ち向かっているので、もしかすると何かしらの信頼関係が生まれているのかもしれません。

キッドは強さという尺度で判断していると考えると、逃げずに戦っている三人の男達を見て、考え方を変えていると管理人は考えます。

もしかすると、ライバルではなく仲間になるかもしれません。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる