キッドはカイドウに勝つ為に秘策がある
ユースタスキャプテンキッドは二年前に登場したにも関わらず、同じ同期であるローとは大きな隔たりがあります。
以前の考察で述べていますが、オダッチとしてはキッドをルフィと肩を並べるキャラにするつもりが、ローの方が思いのほか人気が出てしまったといっています。
この発言は、ワンピースマガジンでのオダッチの自らの発言となっており、正に作者が想定していたキャラよりも、別のキャラに人気が出てしまったという典型例です。
さて、そんなキッドですが、登場から現在に至るまで、ローやルフィに出し抜かれているキャラ、カイドウにやられている、兎丼採掘場でルフィが来るまで強制労働を強いられていた等々、凶悪な海賊の筈が、ルフィやローよりも扱いや活躍や出番が少ないキャラです。
故に、今回のワノ国編はキッドの残り少ない本編でどういうキャラとして、完結を迎えるのかという正念場といえます。
キッド自身が慎重に戦いの準備をしていた
キッドはサウスブルー出身の海賊で、幼馴染であるキラーと共に、キッド海賊団を立ち上げました。
キッドは海賊としては、典型的な海の嫌われ者であり、誰かに媚びらず、遜らず、仲良くせず、敵対者を血祭にあげ、民衆に多大な被害を被ってきました。
故に、レイリーの妻であるシャクヤクからは、民衆に多大な被害を及ぼす悪い子と評していました。
キッドは二年前の最悪の世代の中でも、一番懸賞金が高いのは、覇王色の覇気も然ることながら、引く事を一切しない性格によるものです。
早い話、自分を馬鹿にする人間や少しでも喧嘩を売ったと判断すると、すぐに手を出す男なのです。
この性格はゾロの様に、好戦的な性格ではなく、暴虐的な性格ともいい、磔にして敵を圧倒的に痛めつけていました。
なので、キッドは最悪の世代の中でも、管理人の中でも、一番敵に回したくないし、会いたくないキャラナンバー1と言えます。
もし、仮にキッドの前に通り過ぎるだけでも、生きた心地はしないでしょう。少しでも、気に障る様なことがあると暴力を加えてくる男は非常に危険です。
なのですが、どうやらワノ国編の鬼ヶ島討ち入りのキッドはどうやら普段の好戦的な性格よりも、慎重な面が垣間見れました。
キッドの切り札は、パンクシリーズ最強の技
それは、キッドはカイドウとの戦いの前に、ひたすらありったけの武器を集めていた事です。
早い話、キッドの性格なら、すぐにでも敵を葬り去りたい、というか、カイドウは仇同然ですから、一刻も早くぶちのめしたい筈です。
ところが、カイドウに一矢報いる前に、赤鞘九人男が戦いを挑んでいる中、ともかく武器を集めて、奔走するキッド。
これに、管理人はキッドなりの罠があると思います。
キッドの技は磁力を操る事であり、ジキジキの実といったところでしょう。
そして、キッドの技は質量兵器、神の槍の様な、落下兵器が最強の技ではないでしょうか?
単純に武器を集めて、まるで巨大な隕石を落とすのが、キッドの罠ではないでしょうか?
現にキッドの登場時に、あれだけの武器が無くなっていましたので。