覇王色の覇気、纏う為の練度
麦わらの一味船長モンキー・D・ルフィは、カイドウと戦い続ける事で、覇王色の覇気を纏えるレベルに達しました。
この纏えるレベルは、覇王色の覇気が100万人にひとりといわれる覇王のなかでも、選りすぐりの人間しか使えないと言われている様です。
そして、ルフィはカイドウにパンチと蹴りを食らわし、カイドウを追い込める領域に建てたといえます。
しかし、それでもルフィはまたしてもカイドウに気絶させられました。
どうしてでしょうか?
覇王色の覇気切れ
覇王色の覇気は確かに纏得ることが出来れば、鬼に金棒の凄まじい攻撃です。
以前から、覇王色の衝突はまるで黒い雷の様なエフェクトが発生し、と同時に突風が発生するという仕掛けになっていました。
ところが、この覇王色の覇気切れはこれまでの武装色の覇気が切れるという発言から、決して有限ではないという事になります。
きちんと、覇気も使いすぎると捻りだすのに時間が掛かるという事になります。
さて、そんなルフィは特訓せずに覇王色の覇気を纏えるようになったので、ノウハウがまだ染みついていないのです。
例えるなら、ピアノコンクールで弾く曲をモノにしたけど、発表会本番で実力がきちんと発揮される訳では無いように、あくまで本番でするには時間が足りない状態と言えます。
練習で出来ても、本番一回きりで出来るのは、実力次第といえます。
そして、ルフィの悪癖、損得勘定をしない体力を使い過ぎです。
ルフィは計算よりも根性、仲間の為、夢の為に動ける漢であり、今回の戦いはぶっつけ本番と言える程に緊迫した状況かで覚醒なのです。
しかも相手はカイドウ、とても簡単に勝てる相手ではないのです。
兎も角、ダウンが多いカイドウ戦
今回のカイドウ戦は二年後の総決算の様な戦いで、最終章に進む前の最後の壁ともいうべきカイドウ戦なのです。
ルフィはこれまでドフラミンゴ戦からは、バウンドマンを使いましたが、ドレスローザ編からホールケーキアイランド編、ワノ国編で本気を出さないといけなくなったようです、
ぶっちゃけ、シーザーとホーディはフィールドと化学兵器のおかげでルフィを追い込めたのでルフィタイマンでは絶対に勝ち目がありませんでした。
故に現在のカイドウ編は本気のルフィでも手がアマル相手と言えます。
カイドウの決着は覇王色の覇気を上手く纏えるようにならないといけない
カイドウはルフィが生まれる前後から、覇王色の覇気を纏えるようになっていると思えます。
それこそ、おでんと戦っていた後、鍛えなおした可能性も無きにしも非ずといえます。
しかし、そうなると、カイドウに完全な止めを与えるには、ルフィがもう一段階強くならないといけないといえます。
ルフィは気絶を連発しており、これ以上無い程に限界に近いといえます。
なにせ、クロコダイル戦を彷彿させる気絶ブリなので、今回の戦いは本当に総決算の様な戦いと言えます。
後はルフィが海に戻る手筈が必要と言えます。