光月おでんの真の魅力が明らかになる、
964話のネタバレ考察をお伝えしていきます。
・光月おでんが白ひげ海賊団に乗船して旅に出る
・おでんの妻「トキ」登場!800年前の過去から渡り歩いてきた真相について
・海賊王ロジャーとの邂逅とその後とは?
・トキが本当に死亡したのか、その真相について
964話「おでんの大冒険」のネタバレ考察をお伝えしていきます。
964話「おでんの大冒険」
前回までのあらすじはこちら。
⇛963話「侍になる」ネタバレあらすじ
おでんが叫ぶところから、964話はスタートします!
おでん
「おれは海へ出て冒険をしてェんだよ!!」
白ひげの船の漂着した「九里」の「伊達港」から
連れ戻されたおでんは、このように訴えかけますが、
これに錦えもんやカン十郎また雷ぞうや傳ジローは、
揃って反対します。
ですが、おでんは諦めず、別日におでん鍋を囲み
「白ひげ海賊団」の乗組員たちに船に乗せるよう頼みますが、
乗組員たちにもそれを拒まれ、
船長である白ひげにもおでんが人の下に
つけるタイプではないことを指摘されたのです。
また、白ひげが人の下につけるタイプではないような人が
集まるとチームがどうなるか、前の海賊団で身にしみたことを告げると、
乗組員たちもおでんに自分で船を出すよう言います。
それにおでんは、何十回も船を出したがダメだったことや、
自分には航海の才能が“0”であることを必死に訴えかけるのでした。
一方、錦えもんは白ひげに、「ワノ国」には出国を
強く罰する法律があることを告げており、
白ひげも錦えもんのその言葉に“安心した”と言えば、
おでんを連れている気はないと付け足し、
錦えもんと拳をあわせます。
対し、おでんは錦えもんに余計なことを言わないようにと言えば、
国の法律は自分には関係ないとし冒険をしたいこと、
世界を見たいことを再度訴えかけるのでした。
そのような中、船の上ではネコマムシとイヌアラシはマルコに
ネコマムシ&イヌアラシ
“世界には5つの島がある”
と、自分たちが聞いている事についてマルコに話していました。
しかし、これにマルコは大笑いすると、
世界には5つどころか1千万2千万では済まないほどの島があることを告げ、
2人を驚かせます。
マルコ
「知らねェのか?」
「世界は広いんだよい!!!」
「島の数なんて誰にも数えられねェ!!!」
マルコのこの言葉に、ネコマムシとイヌアラシは
衝撃を受けるのでした。
それから2週間後。
城中では、イゾウがどこかへ行こうとする
おでんを引き留めていました。
また、これにおでんが
おでん
“便所くらい自由に行かせろ”
“大名だよな、おれは!!”
と返すと、
イゾウはそれを許します!
片や、その頃「伊達港」では「白ひげ海賊団」の船が
密かに出航しようとしていました。
さらに、船の上では白ひげが夜逃げ出航を宣言しており、
乗組員たちもおでんの強さを惜しんでいます。
すると、そうした乗組員たちに白ひげは、
たとえ自分がおでんを気に入ったとしても、
おでんを連れていくということは王族をさらうも同然であり、
後が面倒であると言いました。
次いで、“礼”の宝箱を置いてきたか乗組員に確認すると、
乗組員は食料や材木を貰ったことを口にします。
すると、その時です。
船の太い柱に突如、しっかりとした鎖がけたたましい音とともに巻き付きました。
これに全員が驚きそちらを向くと、聞き覚えのある声が聞こえてきます。
おでん
「そういうことすると思ってたぞ!!」
「白ひげ!!!」
その声とともに鎖の先に現れたのはおでん、
ですがその後ろからはおでんを追ってきた
イゾウが走り近づいてきていました。
これには、白ひげ含め全員が驚きの声をあげます。
おでん
「出国はおれの夢なんだ!!」
「共に行こう!!!見せてくれ!!!「世界」を!!!」
この言葉とともに、
おでんは笑顔で鎖にしがみつきますが、
イゾウも同じくしがみつきおでんが
時期将軍であることを理由に戻るように言います。
そこで、マルコはおでんに驚きつつおでんたちのしがみつく
鎖を柱から外そうとしますが、
それを白ひげは止め“くっついて来ちまった奴だけ
引き上げてやる”ようマルコに指示しました。
直後、船は滝から飛び出し宙に浮きます。
白ひげ乗員
「さァ滝だ!!」
「船にしがみつけ!!」
「人の心配してる場合じゃねェぞ!!」
乗組員の叫び声とともに、
「白ひげ海賊団」の船は「ワノ国」を後にするのでした。
おでんの家臣
「おでん様が!!」
「いない――――!!?」
一方「ワノ国」では、おでんがいなくなったことや
白ひげの船が出航していることに騒然としていました。
また、菊の丞がイゾウやネコマムシに
イヌアラシがいないことを泣いて指摘すると、
傳ジローは慰めるように菊の丞の頭に手を置きつつ、
“最悪の事態を考える前に国中を捜す”よう、
酒天丸たちに言います。
そうした中、おでんは自身が船につないだ
鎖にしがみつきながら、
海に打ちつけられていました。
おでんは叫び声をあげますが、
その直後海中に引き込まれ岩に身体を打ちつけられます。
そこで、イデヤは自分が捕らわれてしまったにもかかわらず、
白ひげにおでんを引き上げるよう言い、
おでんが「ワノ国」の将来を担う方であると訴えかけます。
ですが、白ひげはこれまでにおでんの申し出を
幾度も断ってきたことを指摘すれば、
それでもおでんが海へ出たことを踏まえ
白ひげ
“こっちのルールでやらせてもらう”
と、イゾウに告げるのです。
これにイゾウは険しい表情を浮かべますが、
白ひげは“あんな危ねェ奴を簡単に受け入れて家族を危険にさらせねェ”とし、
止めたければお前が説得しろとイゾウに返します。
その上で、“3日”だと告げ、おでんに呼びかけました。
白ひげ
「いいかおでん!!!」
「3日!!その鎖を離さなかったら」
「この船に乗せてやる!!!」
白ひげのこの言葉に、
おでんは溺れかけながらも
確認のため言葉を投げかけます。
おでん
「言ったな………!!!」
これに白ひげは、
白ひげ
“ああ二言はねェ”
と一言、静かに返すのでした。
その後、おでんは雨天であれる海の中、
鎖にしがみつき続けました。
これにイゾウはいてもたってもいられずおでんに呼びかけますが、
そのような中でもおでんは鎖にしがみつき続けます。
ある時は、そのままの体勢で眠り、
ある時は巨大な魚に食われかけ乗組員たちを驚かせました。
それを白ひげは、乗組員たちとともに静かに見守ります。
そして、最終日。
おでんの顔は腫れ上がり、
氷山に打ちつけられていました。
日にちが経ったということもあり、
白ひげはおでんがまだいるか乗組員たちに尋ねます。
これに、おでんがまだ鎖の先にいることを口にすれば、
おでんの顔や身体が水や打ち身で膨れ原形をとどめていないことを指摘しました。
その時です。
突然、マルコが
マルコ
“あと1時間だ”
とおでんを応援し始めます。
これに他の乗組員が驚きとめようとすると、
マルコはこれをクリアしたらおでんが
仲間になる事を理由として告げました。
すると、それを聞いた乗組員たちもこぞっておでんを応援し始め、
これを白ひげは怪訝そうにそれを見遣ります。
そうした中、捕らわれのイゾウは白ひげに対し主人である
イゾウ
“おでんをこのような目に合わせたことを許さない”
といった恨み節をぶつけました。
周りでは、変わらず乗組員たちがおでんに声援を
送っているのでした。
このようにして、おでんが白ひげに課された課題をクリアしようとしていた頃、
とある島では1人の女が男たちに追われていました。
男たちは、“望み通り「ワノ国」に送ってやる”“傷つけたくない”と口々に言っては、
逃げるのをやめるよう女に言います。
しかし、それに女はというと男たちの“傷つけたくない”という言葉にのみ同意し、
その理由として男たちの後ろに見える船が明らかに“人買い”のものであることを、
指摘したのです。
加えて、男たちを挑発するかのように、
自分の身体に傷がつくと値が下がることを言うと、
明らかに悪党である男たちに騙されてしまった自分を責めます。
このように言う女の名は天月トキで、
トキは男たちに向け刀を構えていました。
対し、トキを追う男の1人はそうした時に後ろが海であることを告げれば、
観念するように言いますが、トキに観念する気はなく、
さらにトキは男たちに“逃げ場はある”と返します。
そう、トキは未来へ飛びこの場から逃れようとしていたのでした。
「おわあああ~~!!!」
ですが、その時です。
男たちの1人が突如、叫び声をあげ、
トキも思わず振り返りました。
すると、そこには巨大な男が立っており、
これに男たちは“海坊主”が現れたと口にしては散り散りに逃げ出してしまいます。
そこは一瞬にして叫び声に包まれましたが、
このような中で大男は両手に刀を持ち“助けを求める女の声が聞こえてきた”と、
声も絶え絶えに言っていました。
また、トキ自身もたいそう驚いており、
大男は口から水を出しながら苦しそうにトキの身を案じますが、
直後大男はその場に倒れ込んでしまいます。
これにトキは、自分を守りに来てくれたことを察すれば、
慌てて駆け寄っていくのでした。
そのような中、「白ひげ海賊団」の船では騒然としていました。
それは、これまで何があってもしがみついていたおでんの姿が
見えなくなったことによるもので、
誰もがおでんが白ひげのノルマに耐えられなかったと信じています。
そのことから、乗組員の内ある者はあと数十分でクリアであったことを悔やみ、
ある者は白ひげを責めていました。
また、別な者はあと1時間を切っていたことを口にし、
また別な者は“クリアでよかったはず”と、
さらに別な者は“あいつはよくやっていた”と口々に言い、
加えてイゾウもおでんの名を叫ぶのでした。
そうして時が過ぎ翌日、
トキを救った大男ことおでんはすっかり回復します。
対し、トキはそのおでんの驚異の回復力と人間で
あったという事実に驚いていました。
片や、おでん本人はというと、
白ひげの船に乗り損ねたことやいろんな国へ行けると
思ったことを口にしており、
あわせて「ワノ国」を出たことや自分の冒険が始まったことを、
嬉しそうに大笑いをしています。
次いで、おでんがトキに自分を介抱してくれたことに礼を言うと、
トキは“助けられたのは私”だとすればおでんが
「ワノ国」から来たということを切り出しました。
また、それをおでんが肯定しトキの服装を
おでん
“もっと海外っぽくあって欲しかった”
と非難すると、トキはショックを受けますが気を取り直し、
自分が「ワノ国」へ行くことが幼いころからの念願出会ったことを打ち明けます。
続けて、自分を「ワノ国」へ連れていってくれるよう頼みますが、
おでんは心底いやそうな表情をするのでした。
カルマ
「おい昨日の怪物はどこだ!?」
すると、そこへ男がやってきました。
これに2人が振り向くと、
そこには「タコトパス海賊団」船長のカルマと
昨日トキを襲った男たちがいたのです。
さらに船員が “あの女ですよ”とトキを指さすと、
カルマはおでんを確認すれば2人まとめて
売り飛ばすと言い出しました。
しかし、おでんはそうしたカルマの言葉を気にも留めず、
カルマの腕が6本あることに驚き目を輝かせますが、
そうしたおでんにトキは多勢に無勢であることから逃げるよう促します。
その時!
カルマの背後から打撃が加えられ、
カルマはその場に倒れ込んでしまいました。
すると、その後ろから現れたのはなんと白ひげで、
これにおでんは驚きで唖然とします。
一方、タコトパス海賊団の船員たちは、
白ひげの出現に驚いては慌てて
その場から逃げ出しました。
そうした中、驚くべきことに白ひげはおでんに船に乗るよう言います。
これにおでんは、
当然ながら驚き“鎖から手を離した”ことを告げました。
すると、白ひげは
白ひげ
“女の悲鳴に野望を捨てたか”
と呟くとそれを甘いとします。
白ひげ
「お前の想像を遥かに超える」
「大冒険に出かけるぞ!!!弟よ!!」
おでんは、この言葉に歓喜し目を輝かせます。
また、「白ひげ海賊団」の乗組員たちも
おでんを歓迎し胴上げをしましたが、
彼らが“オヤジにひでェ目にあわされたな!!”と言うと、
白ひげに叱られてしまうのでした。
このような中、おでんの目の前にイヌアラシとネコマムシが姿を現し、
おでんを驚かせます。
これにイヌアラシとネコマムシは、
おでんがこの船に乗ることを予期し身を潜めていたことを打ち明けました。
その傍らでは、乗組員がイヌアラシとネコマムシを密航者だと叫んでおり、
さらにその少し離れたところでは白ひげがイゾウに、
イゾウの自分を許さないという発言を指摘していました。
それに対し、イゾウは自分を海へ投げ込むかと白ひげに問いかけますが、
白ひげはそれを笑い飛ばし“気がむいたらな”と返します。
続けて、白ひげがトキに名乗るように言うと、
トキは名乗り「ワノ国」へ連れて行って欲しいと申し出ますが、
白ひげにもあからさまにいやそうな顔をされてしまいました。
そこでトキは、“何でもする”と言ってはここにおいてくれるよう頼み、
白ひげの許しを得るのでした。
その後、おでんを加えた「白ひげ海賊団」の旅は続きます。
それは全ておでんにとって新鮮なものでした。
そこでおでんは、ある所では敵襲にあい敵船から荷物を奪う前に攻撃してしまい、
ある所では真新しい建物を前に偵察前に走り去ってしまい、
ある所では経験したことのない暑さや寒さを経験したのです。
さらに、旅の中では見たことのない植物や動物または人種との出会いに驚き、
出会ったことのない強さに血沸き肉踊れば、
触れたことのない思考に触れます。
まさに、おでんにとってこの旅は、
驚きと刺激に満ちたものでした。
そうしたある日、トキは年齢を尋ねられます。
これにトキは26と答え800年前に生まれたと答えると、
乗組員たちは大笑いしますが、
それもおでんにとっては想像を超える出来事のひとつだったのでした。
時を同じくして、とある海ではバギーと
シャンクスが1つの記事を読んでいました。
それは白ひげの記事に関するもので、
2人は自分たちの活躍をよそに白ひげが記事として
取り上げられていることに不満げです。
次いで、「白ひげ海賊団」へ新たに加入した
「ワノ国」の侍がめちゃくちゃらしいことを口にすると、
ある一人の男が口を開きました。
ロジャー
「閉ざされた国から“侍”が出て来たか!!」
「会ってみてェもんだ!!!」
その男の名は、大海賊ゴールド・ロジャー。
後に海賊王になる男…
965話に続く…