さあ休載なし今週!
そろそろ全読者が気になっているあの悪魔の実の話は出るのか?
気になって仕方がないので、早速見ていきましょう!
前回のあらすじ
1038話では鬼ヶ島各所の状況が描かれ、最終的にはキッド・ローの二人がビッグ・マムをぶっ飛ばすところが描かれました。
一番気になっている方が多いのは恐らく、ゾロのもとに現れた死神のような人物についてでしょう。
ゾロは無事なんでしょうか?
そんな読者の心配をあざ笑うかのように、今回はほぼすべてキッド・ローvsビッグ・マムの戦いが描かれます。
もしかしたらこの戦いのクライマックスになるかも知れません、見ていきましょう!
ワンピースネタバレ1039話「大トリ」あらすじ
焔雲を引っ張るモモの助
上空ではモモの助が焔雲の使い方を工夫し、鬼ヶ島を焔雲ごと引っ張っています。
どうやら花の都とは逆方向に引っ張れているようです。
進んでおる…!!
うしろに……!!
進んでおるぞ
ハーハー
都から少しでも遠くへ…!!
こんなもの…!!
都に落として
……!!
なるものかァ~~~~!!!
!
ハァ…ハァ…
ん?
誰か呼んだか?
モモの助
そんな時、モモの助を呼ぶ声が…?
ダメージを回復するビッグ・マム
場面は変わっってライブフロア、キッド・ローvsビッグ・マム。
前回ロー、キッドそれぞれの覚醒した技によって吹き飛ばされたビッグ・マムの様子が描かれています。
どうやら攻撃はかなり効いているようで、対するキッド・ローサイドは余裕があるのか、いつもの言い争いをしています。
……オエ!!
ハァハァ…
効いてきたろクソババア!!
おい……
ユースタス屋………!!
二度目だぞ!!
おれの大技の後に…
派手な攻撃をして勝者感出しやがって………!!
おれはてめェの前座じゃねェんだよ!!
どうでもいいだろ!!!
くだらねェ事言ってんじゃねェ!!!
ビッグ・マムvsロー&キッド
そんな言い争いをしている二人を尻目に伸びていたビッグ・マムが立ち上がりますが、その右手の骨は明らかに折れています。
内部からの衝撃波…
あばらもイッたか………!!!
トラファルガーの技は危険だねェ………!!
命をあげるよ
甦れ!!
骨達ィ~~!!
ビッグ・マム
そう言うとビッグ・マムの折れた骨は意識を得て、何事もなかったかのように復活します。
ビッグ・マムの反撃
起き上がったビッグ・マムをみて、ローはキッドに体力の限界を伝えます。
冗談抜きで言っとくぞ…
ハァ…ハァ…
次の技でおれはもう力尽きる……!!!
次がおれの最後の攻撃……!!
絶対に外さねェ………!!
だからお前は……
おれに指示するなといったばっかだぞ
ロー&キッド
仲良さそうにやっている二人の様子を気にもとめず、ビッグ・マムは攻撃準備をしています。
新しいホーミーズであるナポレオン、プロメテウス、ヘラのすべてを使った攻撃「鳴光剣(メーザーサーベル)」がキッドの作った鉄の牛「磁気大魔牛」を切り裂きます。
が、元々は鉄くず、キッドに特にダメージはなく、すかさず反撃をします。
………!!
ムダだ!!
元々鉄クズ!!
ママママ
ムダはお前らだ
夢見る時間は終わりだよ
小僧共!!!
てめェらみてェなのを何百人も海に沈めて来た
何十年も”君臨”してんだおれ達は!!!
てめェらが……!!
ミルク飲んでた頃からよォ!!!
キッドvsビッグ・マム
正面衝突するかと思いましたが、キッドが使ったのは以前にも見せた「付与(アサイン)」。
ビッグ・マムにS極を、壊れた塔にN極を付与し、ビッグ・マムが磁力で塔に磔のような形で身動き取れなくなるようにしようとしました。
ところがさすがのビッグ・マム、怪物並みのパワーで塔ごと背負い、後少しのところで攻撃をかわします。
そしてキッドへの反撃です。
オウ
何背負わせてくれてんだ
”母訪砲(バホウほう)”ォ!!!
”三(ミ)”ィ
”千(ザ)”~
”里(リ)”ィ~~~!!!
ビッグ・マム
ただの攻撃ではなく「ミザリー」という悪魔のような女性が召喚され、意思を持ってキッドたちを狙っています。
ロー・キッド最後の大技
そこへすかさず攻撃を仕掛けるのが再びロー。
ビッグ・マムからも名指しで警戒を受けている中ですが、前回同様また巨大化した刀の刃をビッグ・マムの体に突き刺します。
まァたかァ~~~!!!
トラファルガー~~~~~~!!!
ビッグ・マム
その巨大な刃はビッグ・マムの体を貫いた後なんと上空を飛ぶ鬼ヶ島の下の地面まで到達しています。
地下の武器庫にいるヤマトもその刃を確認しました。
しかしキッドは刃をより深く突き刺すため、ビッグ・マムにくっついた体制のまましばらく静止しています。
いい度胸じゃねェか!!
離れねェ気か!?
トラファルガー!!!
まだだ…!!
もっと深く!!
ビッグ・マムvsロー
無防備な状態でパンチを何発もくらい意識がとびかけるローですが、いよいよ大技の炸裂です。
”穿刺(バンクチャー)”
”波動(ヴィレ)”!!!!
ボエ~~~~~~!!!
ローvsビッグ・マム
その衝撃波はビッグ・マムの体のみならず、鬼ヶ島下の地面にまで巨大な穴を開けました。
モモの助、ヤマトがそれぞれ上空、地下からその巨大な穴を確認しています。
これにはさすがのビッグ・マムもかなりヤバそうで、血を吐いて倒れ込みました。
ビッグ・マムも必死にミザリーを使って攻撃しようと試みますが、すかさずキッドが止めを刺しに来ます。
キッドの左手は巨大な大砲のようになっています。
やれ!!
ユースタス屋!!!
何度言わせる!!
トラファルガー…!!
おれに指図するな!!!
てめェらァ!!!
かかって来い!!!
おんどれァ!!!
倒せんのかい!!?
おれは「ビッグ・マム」だぞ!!!!
だから消すんだよ…!!!
”電磁砲(ダムドバンク)”!!!
ロー&キッドvsビッグ・マム
キッドの左腕から放たれた強力な電磁砲はビッグ・マムに命中。
三度、血を吐いてビッグ・マムは倒れ込みます。
お前らの時代は
終わりだ!!!
キッド&ロー
1039話の内容はここまで!!
ワンピース1039話の感想&考察
今回の考察ポイントは次のようになっています。
- 象主はどう関わる?
- ビッグ・マムは寿命が尽きて死ぬ?
- ビッグ・マムの新技「母訪砲 三千里」に込められた意味とは?
- ローの攻撃の仕組みはどうなっている?
- ローがワノ国に開けた大穴は何かにつながる?
- キッドの”電磁砲”威力は?
それでは見ていきましょう!
象主はどう関わる?
まずは冒頭、モモの助。
描写としては焔雲を上手く使って鬼ヶ島をワノ国とは反対方向に引っ張っている状態で、能力を使いこなせないながらも健気に頑張っている姿が描かれました。
そして問題はその最後、モモの助が誰かに呼ばれた声を聞き取っています。
前々回の描写から見るに、十中八九この声の主は”象主”でしょう。
となるとこの後モモの助のもとに象主がやってくるのでしょうが、一体どんな感じで関わるのでしょう?
象主のサイズとしては現在飛んでいる鬼ヶ島よりも高い気がしますから、となると鬼ヶ島を引っ張るのを手伝ってもらうことは可能そうです。
というか正直、そのくらいしてもらわないと鬼ヶ島はワノ国に着くでしょう。
しかしワノ国に着こうが着くまいが、ヤマトが対峙している火薬をなんとかしなければどのみち鬼ヶ島は助かりません。
もしかしたら爆発の衝撃で都も被害を受けるかもしれません。
となると象主の助けとしてはむしろ鬼が島をはるか遠くに投げ飛ばすくらいしてくれたほうが根本的には解決する気がしますが…
一体どうなるんでしょうか!
ビッグ・マムは寿命が尽きて死ぬ?
今週号でもビッグ・マムのやばすぎる耐久力が描かれましたね。
あの人、ただでさえ超頑丈なのに、ついに骨が折れたかと思ったら即座に能力で回復してしまいました。
正直なところ、こんな人間を倒せる気がしませんよね。
そして気になるのが、ビッグ・マムが怪我を治す時に能力を使って自らのソウルを骨に与えていることです。
ビッグ・マムの能力は一見無敵のように見えますが、あれは自らのソウル(寿命)を分け与えている、つまりはかなりのリスクを負っているからであって、あまりに乱用すると寿命が尽きてしまうのではないでしょうか?
特に彼女はもう若くありません。
今回の大ダメージによってもし倒せなかったとしても、それを回復しようともう一度能力を使って体の部位を治そうとした時、彼女の寿命は尽きてしまうのかもしれません。
ビッグ・マムの新技「母訪砲 三千里」に込められた意味とは?
ここに来てまだビッグ・マムの新技です。
ここに来てと言っても、つい最近新しく作り出した「ヘラ」を使った技ですからそりゃ新しい技になりますよね。
この名前、どう見ても「母を訪ねて三千里」から来てますよね。笑
最近出てくる技は当て字だったり音だけ取ってたりがあって面白いです。
さあそして気になるのは後半の部分「三千里(ミザリー)」です。
この後のコマでビッグ・マムが「ミザリー」に対して指示を出していることから、この攻撃で出てきた悪魔のような女性が「ミザリー」なのでしょう。
ちょっと調べてみたところ
ミザリー
①misery:みじめさ、悲惨、(精神的・肉体的な)苦痛、苦しみ、苦悩、(数々の)苦難、不幸、不平家、ぐちを言う人
②ミザリー:1990年代のアメリカの映画。ざっくりいうと、猟奇的な女性の物語。
恐らくですが、これで言うと②の方の女性が今回登場した「ミザリー」なんじゃないかなと思っています。
なんとなく風貌も似ていますし、猟奇的に破壊をする女性という観点からするとそのままです。
なぜここでこのキャラクターが登場したのか はイマイチしっくり来ていませんが、やはりビッグ・マムがいまだにマザー・カルメルのことを忘れられないでいるのは間違いないですね。
ローの攻撃の仕組みはどうなっている?
前回に引き続き、覚醒したオペオペの技を見せたロー。
前回なんとなく技の仕組みがわかった気がしましたが、今回の描写でやっぱりわからなくなりました。
前回能力によって鬼哭の刃を巨大化させビッグ・マムの体を貫通していましたが、今回はその比にならないくらい巨大化させ、なんと上空を飛ぶ鬼ヶ島の下の地面まで貫いていました。
ビッグ・マムにダメージを与えるだけであればあそこまで大きくする意味が無い気がしますが、なにか意味があったんでしょうか?
①大きくすればするほど威力が上がる
単純に考えれば、あの刃を大きくすればするほどダメージが大きくなるので、ビッグ・マムを確実に仕留めるためにより可能な限り大きくした可能性です。
まあ普通に考えればこの可能性が高そうですが、だとすると鬼哭の刃を長くするんじゃなくて、太くするとか何かそっちの表現でも良かったのかなと思うんですよね…。
地面まで刺さったのを確認してから、更に「もっと深く」とわざわざローが言っていましたので、もしかしたらこの「深さ」には別の意味があるのかもしれません。
②地面に穴を開けるのが狙いだった
そう考えるともう一つ可能性として考えられるのが、ローの狙いは実は地面に穴を開けることだった可能性です。
地面まで深く刺した刃によって、結果としては地面には大きな穴が空きました。
その大きさは、上空を飛んでいるモモの助から見ても「大きな穴」だと認識できるほどでしたので、かなりの大きさのようです。
もしそれが狙いだったとすると、一体何のためにローはそんな事をしたんでしょうか?
ローがワノ国に開けた大穴は何かにつながる?
もしローが狙ってこの大穴を開けていた場合、この大穴から何か出てくるか、あるいはどこかに繋がる可能性があります。
元々ワノ国の地下にはモグラ港がありますから、場所によってはそれが出てくるだけな気もしますが、そもそもワノ国は特殊な地形をしていますから、その地上部分を破壊したら地下から何かが出てくる可能性は十分に有りえます。
では何が出てくるのか、これはもちろん予想になりますが、もしかすると黄金の国ジパングと呼ばれていた頃の片鱗が出てくるなんてことも有りえますよね。
他にも古代兵器など考えられますが、なんにしてもローが開けたこの大穴は今後につながる重要な役割を持っていると見てほぼ間違いなさそうです。
少し短いですが、今回はここまでとなります!
なかなか一つの戦いだけが描かれる回って少ないので、それだけワノ国編がクライマックスに入っており、特にビッグ・マム戦が終わりに近づいているということなのでしょう。
次回はどこが描かれるのか、いっそのことこのままビッグ・マムを倒すところまで描かれれば、残すはルフィ(と福ロクジュ)だけです!
それでは次回もお楽しみに!