いやあ休載が長かった…
一週間空くのがこんなに長く感じるのって、リアルにワンピースの休載だけな気がします。
もっと楽しみをたくさん見つけられる人生にしていきます…!
というわけで今回は休載明けの回、ぐだぐだ前置きしてないで早速みてみましょう!
前回のあらすじ
1037話ではルフィとカイドウの激戦が中心に描かれました。
そしてお話の後半では象主、更に五老星が登場し、読者へとんでもない謎を残していきましたね。
今回はその続きからとなるかと思いきや、一転して鬼ヶ島各地の様子が少しずつ描かれます。
ワンピースネタバレ1038話「キッド&ローvsビッグ・マム」あらすじ
根比べをする雷ゾウvs福ロクジュ
以前にも少し描かれましたが、城内3階では雷ゾウと福ロクジュが燃え盛る中でお互いに金縛りの術を掛け合っています。
術を解除しないとどちらも焼け死んでしまう状況の中で雷ゾウに引火したシーンまでが描かれていましたが、今回はしっかりと福ロクジュにも引火している様子が描かれています。
術を解け雷ゾウ!!
互いに死ぬぞ!!
ハァ…!!
ハァ…!!
ハァ…!!
ハァ…!!
福ロクジュvs雷ゾウ
恐らく雷ゾウほど命をかけていないと思われる福ロクジュは、自分にも引火してしまったことでかなり焦っている様子。
とはいえ火は雷ゾウのほうが遥かに大きく回っており、雷ゾウは体力的に限界が近そうです。
侍を救って回るジンベエ
舞台は城内2階へ。
3階での激しい忍者対決を受けてか、2階の天井が崩れ落ちて侍たちを襲いますが、そこに現れたのがジンベエです。
あんた”麦わらの一味”の…!!!
まだおったか早う城を出ろ!!!
ハァハァ…
ゼェ…ゼェ…!!
なぜこうも火が回った!?
戦いに死ぬならまだしも!!
火事での焼死者が大量に出るぞ!!!
侍&ジンベエ
ジンベエも体力的にキツそうです。
ゾロの異変
舞台はライブフロア。
ランブルボールの副作用が切れて元に戻ったチョッパーは、ゾロの心配をしています。
ミヤギ!!
おれゾロが心配だ!!
ええ…
”薬”ですね
ゾロは一時の”超回復”と引き換えに………!!
後で「倍」のダメージが来るんだろ……!?
戦いには勝てたかな
動けないほどの重傷の……
「倍」って…!!!
ゾロ……
死なないよな!!?
チョッパー&ミヤギ
その頃当のゾロはと言うと、キングを撃破したドクロドームの場外で何やら巨大な鎌を持った骸骨に襲われていました。
その姿はまるで「死神」…。
……!!
何なんだ……体が
動かねェ……!!
止まれ……
やめろ!!!
ゾロ
時を同じくして、左脳塔のあたりでフランキーがゾロを探しています。
どけー!!!
ゾロのヤロー
どこまで行ったんだ!?
フランキー
出会うイゾウとCP0
一階天井裏では、イゾウによって倒された百獣海賊団の下っ端たちが伸びています。
当のイゾウはというとそのまま地下一階まで飛び降りて脱出しており、無事に見えましたがどうやら攻撃を食らっているようです。
ハァ…ハァ
多勢に不覚をとった…
腐っても「百獣海賊団」か………!!
菊……
錦えもん…
うまく脱出できてればいいが…
イゾウ
とそこに、何者かの気配が近寄ってきます。
CP0です。
サイファーポール…!!
……いかにもイージス”0”だ
いる事は知っていたが……!!
イゾウ…会わなかった事にしよう
立場上…歴史的な罪を犯した
白ひげの残党を放ってはおけんが…
今我々が用があるのは麦わらの一味だけだ…
…またどこかでな…
……
いや…
待て…
”CP0”
イゾウ&CP0
何事もなくスルーされるかと思いましたが、CP0の狙いがルフィたちとわかった以上、イゾウがCP0を呼び止めます。
火前坊vsヤマト
場面は変わって城内地下、武器庫。
下へ下へと向かう火前坊を追ってきたヤマトが、ついにその姿を捕らえます。
が見つけたのも束の間、火前坊は今にも火薬に触れようとしているため、すかさずヤマトも能力で対抗します。
いた~!!!
わー!!
ダメダメ!!!
待ってお願い!!
”無侍氷牙”!!!
ヤマト
ヤマトの能力により間一髪のところで凍りついた火薬は、火前坊が触れても爆発していません。
とはいえ氷が解ければアウトなので、引き続きヤマトは戦っています。
こんな量の火薬が爆発したら
全て終わりだ!!
火薬に触るなァ!!!
”馬幻刃(まほろば)”!!!
オオオオオ
オロチ様…!!
手!?
うわあああ!!!
ヤマトvs火前坊
火前坊の出した手のような部分に包まれ、ヤマトは燃えています。
キッド&ローvsビッグ・マム
場面は戻ってライブフロア。
能力の覚醒を見せビッグ・マムに大ダメージを与えたかに見えたキッド、ローでしたが、その後ビッグ・マムの攻撃を受け現在は重傷を負っています。
しかしビッグ・マムは攻撃の手を緩めることはありません。
やめてくれビッグ・マム!!
お頭達はもう動けねェのに!!
それ以上やられたら
本当に死んじまうよーー!!
もう勘弁してくれ~~~!!
ハァ…ハァ…
ふん!!
部下に同情されちゃ…
立つ瀬がねェなお前ら!!
マ~~ママママハッハッハ……!!
キッド&ローの部下vsビッグ・マム
ハートの海賊団の医療班が出動し助けようとしますが、当然ビッグ・マムがそんなことを許すはずもなく、部下たちも攻撃を受けてしまいます。
そして全員がおとなしくなったのを見たビッグ・マムは、カイドウのところに向かおうとしています。
ハァハァ
ーさてカイドウの勝鬨は
まだ上がらねェな
まさかまだあの麦わらのチビ助一人と
ジャレ合ってんじゃねェよなカイドウ
ゼーゼー
ヘラ!!
行くよ屋上へ!!
もうオレも疲れたよ
一気に終わらすよ!!!
ビッグ・マム
ヘラに乗って出発しようとするビッグ・マムの背後で、ローの声が聞こえます。
”K・ROOM(クローム)”
ハァ…ハァ…
”麻酔(アナススィージャ)”
ロー
覚醒した能力により巨大化したローの愛刀「鬼哭」の刃が、背後からビッグ・マムの体を貫きます。
ハァ…ハァ
さっきのも効いた筈だ
貫通に痛みはない…ただし
やめろこれは……!!!
”衝撃波動(ショックヴィレ)”!!!!
ボヘェ~~~!!!
ローvsビッグ・マム
血を吐いて倒れたビッグ・マムを見て、金属片のホーミーズ達が怒っています。
しかしそんなホーミーズ達も次の瞬間、キッドの能力によりどんどん集結し、巨大な牛の姿へとなっていきます。
口うるせェ鉄骨共
おれの磁力に従え!!!
まだ立つのかい…!!?
キッドォ!!!
ゼーゼー
おれの首がよっぽど欲しいらしいなガキ共…
ハハハ…
今はなぜか別の目的に動かされてる気がする…
上のカイドウもそろそろだろう
時間をかけりゃ水でも水滴を削る
ハァハァ
ノーダメージ?
そんな物体はこの世に存在しねェんだよ!!
”磁気大魔牛(バンクコルナ・ディオ)”!!!
ぐえ~~!!!
おい…!!
いいかババア!!
屋上へは
死んでも行かせねェ!!!
キッドvsビッグ・マム
最後のセリフはローとキッドの共同です。
アツい!!
1038話の内容はここまで!
ワンピース1038話の感想&考察
今回の考察ポイントは次のようになっています。
- 城内に火が回った理由
- ゾロはどうなる?
- 白ひげ海賊団の犯した”歴史的な罪”とは?
- イゾウはCP0の人物に過去あったことがある?
- 地下の火薬はなんのためのもの?
- ローの能力の覚醒の仕組みがわかった!?
それでは見ていきましょう!
城内に火が回った理由
ジンベエが今回言っていた言葉で少し気になった部分があります。
なぜこうも火が回った!?
ジンベエ
そもそも鬼ヶ島に火を放ったのはオロチで、そこに更にカン十郎の「火前坊」が登場したために火が回ったと思っていましたが、そもそも火前坊が向かっているのは地下の武器庫です。
城内全体に火を回らすようなことはしていません。
ではオロチはと言うと、今は宝物庫で小紫(恐らく日和)と一緒にいるはずです。
となると、最初にオロチが城内に火をつけて回ったのがここに来て効いてきたのでしょうか?
もしかしたらそうかもしれませんが、ジンベエが予測できないほどのことをオロチに成し遂げることができるのでしょうか?
しかも当の本人は今なお城内にいますから(逃げようとはしていますが)、ここまで火を回らせたのがオロチの仕業だとすれば、ちょっと無計画すぎるような気もします。
もしかしたら、ここまで全く描かれていないことが裏で起きているのかも知れません…!
ゾロはどうなる?
続いてはゾロ。
突然鎌を持った骸骨に襲われていましたが、アレはどう見ても死神ですよね。
なぜゾロの元に死神が現れたのか、それはほぼ確実に薬の副作用でしょう。
ではちょっと現在、そしてこのあとのゾロについてちょっと予想してみましょう!
死神は現実?それとも幻覚?
まずはこの死神、本当に現れているものなのか、それともゾロにだけ見えているものなのかについてです。
これについては恐らくですが、ゾロにだけ見えている幻覚というのが可能性としては高いのかなと思います。
理由としてはゾロが割と動けそうな状態なのに「体が動かない」と表現していることです。
恐らくゾロはキングを倒して満身創痍で一歩も動くことができない状態の中で、この幻覚を見ているのではないでしょうか?
だとすると、この後ゾロが満身創痍で倒れたまま、幻覚に苦しめられている様子が描かれるのかも知れません。
ゾロを助けるのは誰?
ゾロであれば気持ちの強さで死神に打ち勝つこともできそうですが、薬の副作用ということも有りそう一筋縄では行かないとすると、もしかするとこれに関連して何か重要なエピソードが語られるかも知れません。
今、すぐ近くの左脳塔のあたりでフランキーがゾロを探していますが、ゾロを助けるのはフランキーになるのでしょうか?
その可能性も十分にありますが、個人的にはここはブルックが関わってきそうな気がしています。
相手が死神ということで明らかに”死”が関わってきそうなこともありますし、もしかしたら一度ゾロは死神に連れられて「黄泉の国」に行ってしまい、そこをブルックが連れ戻すような展開があるのではないでしょうか?
今回ワノ国ではしきりに「黄泉の国」というワードが出てきており読者の気を引いていますから、ここでゾロにからませて紹介させるのは展開としては結構ありえる気がします。
またそれを助けるブルックが、やはり重要な気がするんですよね。
彼の能力「ヨミヨミの実」、もしかしたら覚醒しているんじゃないですかね・・・?
白ひげ海賊団の犯した”歴史的な罪”とは?
さあそして今回、意外なマッチングが有りましたね。
イゾウvsCP0。
その会話の中でCP0が言っていた「白ひげ海賊団の犯した歴史的な罪」という表現、ちょっと気になりませんか?
たしかに白ひげはロジャー亡き後は世界最強の海賊として海に君臨し続けましたから、民衆目線ではそれは大罪なのかも知れません。
しかしポイントは「歴史的な」罪という言われ方をしているので、何か歴史として語られるような事件を起こしているんじゃないかと思うんですよね。
となるとぱっと思いつくのは「マリンフォード頂上戦争」でしょうか。
この事を指しているのであれば納得ですが、それよりも過去に実はまだ語られていない罪、しかも恐らく政府に喧嘩を売る系のことをしているのかも知れません。
イゾウはCP0の人物に過去あったことがある?
そしてCP0を見かけたイゾウの反応、ちょっと特徴的じゃありませんでしたか?
初めはそんなに驚いた様子もなく「サイファーポール…」と言い、それに対しCP0側が「いかにもイージス”0″だ」と言うと、最後にイゾウは「待て…”CP0″」と言っていました。
またCP0もイゾウに対し「イゾウ…会わなかったことにしよう」と言っています。
もしかするとこの二人は過去に会ったことがあり顔見知りで、しかしその時はCP0ではなかったために、初めイゾウはあまり驚く様子もなく「サイファーポール」と呼んだのではないでしょうか?
なんならその時は、少し話ができるくらいの関係だったのかも知れません。
しかし現在は天竜人直属の部隊である”CP0″に所属しており、この後ルフィ達の元へ向かうこともわかったので、「CP0」というふうに呼んだのではないでしょうか。
この状態で戦ってもイゾウに勝ち目はないように思いますが、いずれにしてもイゾウとCP0の間には過去何かあった可能性は低くないと思います。
地下の火薬はなんのためのもの?
ヤマトが目指していた地下の火薬庫がついに描かれ、散々警戒していた火薬の姿が描かれましたね。
思っていたよりも巨大な火薬で、気になったのは火薬それぞれにカイドウのマークがついていたことです。
これってカイドウがこの火薬を作っている(作らせている)ことの証拠だと思うのですが、わざわざオリジナルでこんな火薬を作らせて何をしていたのでしょうか?
恐らくこれは政府や諸外国と取引するためのもので、ただの火薬ではなくクイーンが作って何かしらの効果が含まれているかも知れません。
またこの巨大さからして、威力もとんでもないのでしょう。
ただの火薬に何をビビっているんだと正直思っていた筆者ですが、これを見たら納得してしまいました。
ヤマト、頑張れ!
ローの能力の覚醒の仕組みがわかった!?
最後はみんな大好き、ローの能力です。
相変わらず覚醒して活躍中のローですが、前回見せた「K・ROOM」の技で、今回は鬼哭の刀身を巨大化させるということがありました。
これは覚醒したことによりできるようになったのだと推測できますが、このことからローの能力覚醒でできることが少しわかったような気がします。
通常ローの能力では、作成したルームの中であればローの思い通りにものを操ることができました。
対して覚醒技「K・ROOM」では、そのルーム自体を鬼哭の刀身にまとわせることで、刀自体を自由自在に操ることができるとともに、刀が触れた部分はルームの中のように自由自在に操ることができるようになるようです。
だから刀身を巨大化させてビッグ・マムの体を貫通させたり、そのまま衝撃波で内部ダメージを与えたりもできていたようでした。
ローに限らずかも知れませんが、覚醒するとより能力者の思い通りのことができるようになる傾向は、間違いなくあると思いました!
今回はここまで!
次号休載はなく、久しぶりの連続ですね。
ルフィvsカイドウの大将決戦もそろそろ終わるとキッドが言っていますし、外には象主、マリージョアでは五老星とどこを見ても間違いなくとんでも情報が溢れています。
これが一気に動き始めるとなると、もはや読者としては毎週休載を挟んでもらったほうが頭の整理ができる可能性までありますが、そんな事は言わず黙って次号を楽しみに待ちましょう!