みなさんこんにちは!
一週間の休載が明け、2022年最後の月曜日がやってきました……!!
クリスマス明けが月曜日になると、ちょうど最後の一週間が一気に年末ムードになっていいでなぁ なんていうことを感じておりました。
それはそうと、年内最後のワンピース今回も激ヤバでしたね。
2023年からめちゃくちゃ動き出しそうな感じがムンムンにする終わり方で、毎度のことながら早く次の話が読みたい!そう思わせてくれる展開でした。
早速中身を見ていきましょう!
前回のあらすじ
まずは前回のあらすじからです。
前回はまず、ルフィとルッチの激突が描かれましたね。
ここでは戦わないと思っていた人もいましたが、ルッチが暴に対して攻撃したことをきっかけに戦闘が始まってしまいました。
その戦いの中で、ルッチがネコネコの能力を覚醒させていることやルフィのギア5の姿が描かれました。
どちらも2年前よりは遙かにパワーアップしていますが、ここではそのお披露目といった感じの描かれ方でした。
そしてその対決とは別で、ベガパンクの口から「悪魔の実とは」がついに語られました。
あくまでも「ベガパンクの仮説」ということでしたが、世界最大の頭脳を持っている人物の仮説というのはやはり痺れるものが有りましたね。
そして終盤には戦桃丸がセラフィムを引き連れて登場し、ベガパンクの意見によりルフィサイドに立ってくれそうな雰囲気になりましたがルッチによって一周されてしまいました。
今回はその続きからとなります、どのような展開となるのか要注目です!
ワンピースネタバレ1070話「最強の人類」あらすじ
戦桃丸を庇うルフィ
ルッチの新技”手銃”を食らい倒れ込んでしまった戦桃丸をルフィが心配しています。
おいまさかりイ~~~~!!!
ごめんおれが話しかけたから!!
……!!
バカ…
ナメんな………!!
ちゃんと気づいて
防いだ……!!ゲホ
ハズだった……!!
ルフィ&戦桃丸
戦桃丸としては攻撃を見切り防いだつもりでしたが、ルッチの攻撃がそれを上回っていたようです。
一方ルッチの狙いは、自分たちよりセラフィムの「威権順位」が上の戦桃丸の意識を奪うことで、セラフィムに自分たちCP0の命令を聞かせることです。
既にかなりのダメージを負っている戦桃丸に対して追撃を仕掛けようとしてきますが、そこをルフィが庇います。
”ゴムゴムの”ォ~~~~!!!
”白い(ドーン)”
”鞭(ウィップ)”!!!
ルフィ
ルフィvsルッチの強者同士の争いは激化しますが、逆にルフィサイドの狙いはここでルッチ達と戦うことではなく、今は研究層へ向かうことです。
戦っているルフィをよそに、傷ついた暴を抱えたジンベエ、およびチョッパーは早く研究層へ向かうようルフィへ促します。
セラフィムの能力の秘密
一方研究層では、一足先に引っ込んできたベガパンクのステラと一味の会話が盛り上がっています。
テーマはジンベエセラフィムが使用していた”スイスイ”のような能力、以前にセニョール・ピンクと戦ったことのあるフランキーがそれに気づきベガパンクに質問をしています。
あの能力だよベガパンク!!
あの「クソガキジンベエ」の能力!!
”スイスイの実”の能力だろ!?
ドンキホーテファミリーのおれの兄弟分セニョール・ピンクの能力だ!!
この世に2つ同じ実はねェ!!
あいつ死んだって事なのか!?
気づいたか…
奴なら今「インペルダウン」の囚人じゃ!!
え?
じゃあ…
あんたがまさか同じ”悪魔の実”を作ったのか!?
フランキー&ベガパンク
このフランキーの質問に対するベガパンクの回答が非常に重要なものになってきそうです。
ー人工の”悪魔の実”は………
「動物系」のみ製造できる………!!
シーザーの「SMILE」は論外として
特殊な実も莫大な金と時間があれば恐らくその全てが再現可能
ーなお”覚醒”は未確認じゃ
「自然系」は手を尽くしたが難しいな………
ーしかし「超人系」は能力者の”血統因子”が手に入れば
そこから特殊な血液を生成し投与する事で能力を得られる事がわかった
それが彼らの腕に通した血液
「グリーンブラッド」じゃ!!
あんた血液を作ったのか!!?
ベガパンク&フランキー
ハンコック型の「S-スネーク」は”メロメロ”の能力を使用して敵を石にし、くま型の「S-ベア」は”ニキュニキュ”の能力である「熊の衝撃(ウルススショック)」を使用して爆発をさせています。
「セラフィム」は私が考え得る科学の”最高峰”!!
この海の歴史上……
最強の”人類”と言える!!!
ベガパンク
セラフィム達が敵を圧倒する様子とベガパンクの言葉を聞いた一味は、セラフィムの恐ろしさに息を呑んでいます。
セラフィムと戦桃丸の意志
場面は再びルフィサイド。
相変わらず戦桃丸を狙うルッチと、それを庇うルフィの戦いが続きます。
「剃」!!
だーっはっはっはっは!!!
麦わら!!
”ゴムゴムの”ォ~~
”白い(ドーン)”
”ロケット”ォ!!!
何だ
この威力!!!
意識が…!!
飛びそうだ……!!!
ルッチvsルフィ
お互い本気ではなさそうですが、戦況的にはルフィ一歩リードな感じです。
ルフィが時間を稼いでいる間に走るチョッパー達の元へ、「S-スネーク」がやってきました。
こっちじゃ急げ!!
あれが真空ロケット!!
早う乗れ
おやありがとう
優しいハンコックじゃな!!
ぶ…無礼者!!
命令に従っておるだけなんじゃからな!!
S-スネーク&ジンベエ
どうやらあと一分で真空ロケットが発射するようで、急いでルフィを呼びます。
ルッチとの決着が着いていないルフィは一瞬迷いましたが、そこへ、満身創痍の戦桃丸から声がありました。
麦わらァ!!
パンクのおっさんを頼む!!!
おし!!
任せとけ!!
おれ達が必ず島から連れ出す!!
戦桃丸&ルフィ
そう言うとルフィは真空ロケットへと乗り込みました。
研究層の強化と今後の展開
ギア5の反動で老人化したルフィを乗せ、チョッパー、ジンベエはあっという間に研究層へと到着しました。
この便を最後に真空ロケットは全て欠航となりフロンティアドームも強化されたことから、以降は研究層への立ち入りが原則できなくなりました。
ルフィ達としては立てこもっているような状態ですね。
一方地上に残った戦桃丸は早くもルッチ達にやられてしまい、セラフィムの命令権はCP0に移ってしまいました。
ある意味立派じゃ………
ベガパンクのボディガードという職務は全うした
惜しいのう
戦桃丸……!!
カク
一方で研究層ではベガパンクが政府から狙われていることを理由に、一味の船に乗せてくれないかという話が繰り広げられています。
ウチの船に乗るのか!!?
大歓迎だー!!
フランキー将軍見てくれ!!
サニー号見てくれ!!
えー重荷
オイ!!
だったらこの足枷外せよ!!
無礼者が!!
フランキー&ナミ&サンジ
一味の反応はそれぞれですがそこまで大きく気にしていたり反対している声はないようです。
地上vs上空 のような構図になったエッグヘッドですが、地上では戦闘態勢が整ったようです。
CP0の背後には「S-スネーク」「S-ベア」「S-ホーク」「S-シャーク」の4体のセラフィムがついています。
そしてそこへ、さらなる戦力が到着しようとしています。
おー
”麦わらの一味”が
ベガパンクの味方を!?
ーじゃあ脱出は容易だねェ
ーだがおそらく…
想像通りの結果にはならねェよ
予定通り進めな
可能な限りの軍艦をエッグヘッドへ!!
黄猿
海軍最高戦力の到着となれば、一味としては絶体絶命か…?
1070話の内容はここまで!
ワンピース1070話の感想&考察
今回の考察ポイントは次のようになっています。
- MADSの若い頃の姿が明らかに!
- ルフィの技名「白い」と書いて「ドーン」の意味
- 動物系と超人系で、人工悪魔の実は作り方がちがう…?
- 血統因子は血液に宿っている??なぜ緑色なのか
- セラフィムには人格がありそう
- ギア5の後に老人化するのは絶対条件のよう、寿命を削っている…?
- 残りのセラフィムは登場するのか?
- 黄猿の作戦はどんなものなのか?
それでは見ていきましょう!
MADSの若い頃の姿が明らかに!
今回まず、扉絵が気になった方は多いのではないでしょうか!
MADSの若かりし頃の姿が明かされましたね。
メンバーとしては今とかなり様変わりしておりますが、恐らく左から「クイーン」「シーザー」「ベガパンク」後ろ向きの女性を挟んで「ジャッジ」でしょうか。
ベガパンク以外あまり自信がないですが恐らく合っているかと思います。
そして気になるのは、後ろ向きで銃を持っている女性です。
これ、もしかしたらステューシーなんじゃないでしょうか…??
根拠はないですが、あえて後ろ向きに描かれた女性の姿と、彼女がベガパンクやエッグヘッドについて妙に詳しかった理由になるかもしれないなと思っています。
もしこれがステューシーだった場合、彼女の存在はより今後の物語に大きく関わってくるかも…しれません。
ルフィの技名「白い」と書いて「ドーン」の意味
先日のジャンプフェスタで明らかになってからあちこちで囁かれていましたが、やはりここが気になった方は多いでしょう。
今回明らかになったルフィの新技2つ「ゴムゴムの白い(ドーン)ウィップ」「ゴムゴムの白い(ドーン)ロケット」の、「白い(ドーン)」についてです。
「白い」というのはギア5ニカの姿が白いから かと思いますが、それで「ドーン」と読むのは何でなんでしょう…?
「ドーン」といえば「DAWN=夜明け」のイメージがありますので、だとすると「ニカ=夜明け」のイメージにつなげることもできるのかな…とか思ったりもしますが、真相は謎です。
ただ間違いなく重要なワードになってくるとは思いますので、今後ルフィの口から技の秘密や回想などが明かされることがあれば注目しておいたほうが良さそうです。
動物系と超人系で、人工悪魔の実は作り方がちがう…?
またベガパンクさんの口からとっても重要そうな情報が明かされましたね。
- 人工の”悪魔の実”は「動物系」のみ製造できる
- 特殊な実も莫大な金と時間があれば恐らくその全てが再現可能
- 「自然系」は手を尽くしたが難しい
- 「超人系」は能力者の”血統因子”が手に入ればそこから特殊な血液を生成し投与することで能力を得られる
これがベガパンクによって明かされた情報ですが少しわかりづらいので要約します。
つまり、「悪魔の実」として作ることができるのは動物系のみだが、超人系に関しては「悪魔の実」を作ることはできなくても、その能力を宿させることはできるということですよね。
よってセラフィム達は悪魔の実を食べたわけではなく、その能力のみを宿しているということがわかりました。
これは非常に重要な情報そうです。
そしてこれが関わってきそうなのがやはり黒ひげですよね。
黒ひげと言えば能力の複製的なところに関わってくる代表格の人物ですが、厳密に言うと我々は彼が2つ以上の悪魔の実を口にしているのを見たことはありません。
あくまでも能力を手に入れた状態を目にしただけです。
もしかすると、彼が白ひげから能力を奪ったときも今回のベガパンクと同じ様な感じで、その血統因子を採取して能力だけ奪ったのではないでしょうか?
白ひげが死んだ後に作業をしたのは、白ひげが生きている間に作業させてもらうことは不可能だから(悪魔の実の再生とは実は無関係だった)とすると、もしかしたら世界の何処かに本物の”グラグラの実”の能力者が存在している可能性すら出てきます。
もしかしたらアブサロムとかですら、死んでない可能性も………??
謎が謎を呼ぶ悪魔の実関連ですが、このベガパンクの情報は必ずどこかにつながってくるでしょう。
血統因子は血液に宿っている??なぜ緑色なのか
さらに悪魔の実関連で、血統因子から特殊な血液「グリーンブラッド」を生成して投与することで能力を得られる ということがわかりましたね。
血液すら作ってしまったことにフランキーもかなり驚いていましたが、ここで注目したいのはこの「グリーンブラッド」です。
文字通りの意味だとすると、恐らくは緑色をした血液のはずです。
この緑色ですが、一体何の色なんでしょう??
血統因子の色?それとも生成する際に合成した他の物質の色? なんだかちょっと気になりまして、この緑色もどこかにつながってきそうな予感が少しだけしております。
セラフィムには人格がありそう
これまで一切のセリフを発しておらず、恐らく人格は無くロボットのようなものだろうと思っていたセラフィムですが、今回普通に会話していましたね。
しかもその口調や正確はどうやら本人そのもののようです。
命令にこそ従うようにプログラミングされているのかもしれませんが、もしかするとセラフィムには人格があるのではないでしょうか?
ハンコック型のセラフィムは、ジンベエに「優しい」と言われて少し照れくさそうにしている様子がありました。
もしそうだとすると、今出ている4体のセラフィムの本体はいずれもルフィ達の味方についてくれそうな人物たちですから、今後の展開としてもしかすると人格部分が働いて味方として動いてくれるような展開が来るのかもしれません。
ギア5の後に老人化するのは絶対条件のよう、寿命を削っている…?
ギア5の戦闘が当たり前にできるようになっていたルフィですが、その反動の老人化はやはり避けられないようです。
前回はそれくらい体力を消耗する という意味合いで描かれたのかと思いましたが、今回も同じとなるとこれは紛れもなくニカの能力の反動と言えるでしょう。
それにしても反動で「老人化」してしまうのって、なんかちょっと不気味じゃないですかね?
ただ疲れている様子を表すだけでいいような気もするのにあえて老人になった様子を描いてくるとなると、もしかしたらニカの能力は寿命を縮めてしまうような副作用だったりがあるのかもしれません。
ルフィ自体は寿命なんて気にするような人物ではないでしょうが、今後ふとしたシーンでルフィの体の異常(老朽化)が描かれて徐々に発覚していく…何ていう展開が来てしまうかもしれませんね。
残りのセラフィムは登場するのか?
こちらもセラフィムについて少し噂になっていましたが、残り3体のセラフィムは登場するのか?問題です。
残り3体というのは初期七武海の中でまだセラフィムとして登場していない「ドフラミンゴ」「クロコダイル」「モリア」のことです(これも確定ではないですが)
彼らの共通点としては、物語の中で正式にルフィ達に敗れて七武海をクビになっていることです。
もしかしたらこのあたりが関係してセラフィム自体が作られていない、あるいは作られたものの戦力として他の4体よりも下に位置付けされてしまっている 等、登場しない理由もいくつか考えられますので、このまま出て来ない可能性も十分にあるでしょう。
ただ個人的にはこれも言われている通り、クロコダイルセラフィムの容姿が気になるんですよね。
噂されているように女性の姿をしているのか…気になるところです。
黄猿の作戦はどんなものなのか?
年内最後のコマは、黄猿の登場によって締めくくられました。
前回から、かねてよりの作戦のために黄猿がエッグヘッドへ向かっていることは明かされていましたが、ここで登場しましたね。
この登場の仕方、二年前のシャボンディ諸島を思い出します。
そして黄猿いわく「ベガパンクがルフィの味方についたということは脱出は容易、だが想像通りの結果にはならない」と言っています。
わかりそうでイマイチよく意味がわからなかったのですが、つまりどういうことなんでしょう?
- ルフィ達はエッグヘッドを脱出できる
- 全員が予想しているような結果にはならない
- 作戦通りありったけの軍艦をエッグヘッドに向かわせる
このことからもしかしたらなのですが、黄猿はCP0を消そうとしているんじゃないでしょうか…?
全ての辻褄が合いそうなのが、黄猿が実はCP0を消す動きをしていた場合なんですよね。
そうすればルフィ達はエッグヘッドから脱出できますし、全員が予想していた展開(ルフィ達を捕らえる)にはならない、しかもCP0を攻撃するために大量の軍艦が必要 となるかと思います。
しかも黄猿の作戦は、ルフィ達がエッグヘッドに到着する前から決まっていたことのようでしたので、そうなるといよいよ本当にCP0を潰すのが当初からの目的だったのかもしれません。
戦桃丸がCP0にやられてしまった以上、いよいよその説が濃厚になりそうです。
黄猿が味方についてくれたら心強い限りですが、果たしてどうなることやら…。
今週は以上となります。
そしてこちらで2022年の連載内容は全て終了となりました。
年末の時期まで我々を楽しませてくれるワンピースという作品に感謝を示すとともに、来年のワンピースは今年よりももっと物語の確信に迫る内容がどんどん明かされる予感がプンプンしますので、引き続き毎週月曜日は心して望む必要がありそうです。
また年始の回ではかなり重大な情報が明かされるんじゃないかと思います、黄猿が味方につくのか普通に敵になるのか、はたまたそれ以外に何かめちゃくちゃ重大な情報が明かされるのか……。
読者サイドとしては何がきても嬉しいことには間違いありませんね!
これから年末年始のお休みに入られる方も、もう少しお仕事なり働かれてからお休みに入られる方も、年末年始くらいはゆっくりと過ごされてくださいね。
私は一年のうちで、世の中が年末休みに入っていくこの時期のムードが本当に好きです、改めて日本に生まれて良かったなと感じます。
それでは皆様良いお年をお迎えください、また2023年にお会いしましょう!