どちらも、ワノ国にキャラなのにいまいち話に入ってこない
最近、オロチと赤鞘九人男について、気付いたことがありました。
それはご当地キャラがストーリーに深く関わっているのか?という事です。
早い話、管理人としては、ワンピースはメインとなる麦わらの一味+ご当地キャラ+敵勢力+αというのがワンピースストーリーに関わるキャラの属性と考えています。
ドレスローザ編なら、ルフィ、ゾロ、ウソップ、ロビン、フランキー、ご当地キャラならレベッカ、キュロス、リク王、ヴィオラ、敵勢力なら、ドフラミンゴ、最高幹部、セニョールピンク、+αなら、革命軍、バルトロメオ達、海軍と言ったところでしょう。
こういった属性が分かれたキャラがワンピースストーリーを盛り上げているといえますが、今回考察で考えたいのが、このご当地キャラの扱いの悪さです。
そう、正にこのワノ国編のご当地キャラの扱いなのです。
考えみてください、赤鞘九人男リーダー錦えもんはすでに9年ほど、本編に出ており、カイドウとの戦いはパンクハザード編終盤で既に言われていました。
つまり、錦えもんはワノ国に着くまでいるキャラと言う認識が出来たと思います。
ところが、赤鞘九人男は思っている程、人気が無く、早い話、ワンピースはキャラデザが奇を放っており、十代よりも30~70代のおっさん、じいさんが幅を利かせている漫画です。
つまり、奇を放ったキャラデザ+おっさんキャラ、爺さんキャラが多いという訳で、国民的少年漫画の割には、マニアックなキャラデザが多いといえます。
やはり、漫画である以上、美形、正統派イケメンなどを出すように、かのドラゴンボールでもセル完全体を出させたように、整ったキャラデザは実際に大きな批判がありません。
なので、キャラデザで言えば、ワンピースはマニアックだなというのが素直な感想です。
そして、更に問題なのは、赤鞘九人男は完全にワノ国で動きを最も見せなければいけない集団なのに、今や彼らが気を失っている間、余所者の海賊が話の中心になっているという事です。
オロチに至っては、カイドウに首を切り落とされる始末。
オロチと赤鞘九人男抜きで、どうも鬼ヶ島での戦いは盛り上がっているようです。
因縁ある同士が戦うのがベスト
そこで、管理人が考える戦いはやはりオロチ対赤鞘九人男との戦いになることです。
オロチはひぐらしや蝉丸の助けもありましたが、事実上、カイドウと共におでんとトキ、ヒョウ五郎親分の奥方、霜月牛マル、スキヤキ、康イエその他大勢のワノ国の人間を死に至らしめた元凶です。
その元凶を倒し、ワノ国全土に平穏を取り戻させる原動力たる刀はまさに赤鞘九人男に相応しいでしょう。
正直、赤鞘九人男ではカイドウに一矢報いるのもいいですが、オロチとぶつかって欲しかったというのが本音です。
これではカイドウがオロチを裏切ったというなんとも歯切れの悪い幕切れといえます。
両者とも、ストーリーに上手く組み込まれていない以上、もっと動きがあってもいいと思います。