801話「開幕宣言」にて以前より当サイトで話題にしてきた「ジャック」が登場しました。
と言っても登場した姿は顔の一部分のみで、その正体は未だに謎のままですが…
一説には1巻に登場した「斧手のモーガン」だと掲示板等で発言している方も見受けられますが、果たして本当にそうなのでしょうか?
ジャック=斧手のモーガンだと断定するにはまだ根拠が薄いようにも見受けられますが、当サイトでは別な人物に焦点を当てています。
それは未だに登場していない”例の男”ではないかと考察していますが、果たしてその真相は!?
ジャックの正体は斧手のモーガンなのか?
そもそもどうしてジャックが斧手のモーガンだと噂されるようになったかといえば、いくつか理由があると思います。
まず、モーガンは扉絵シリーズにて、海軍本部に明け渡される前に自ら脱出して、その後行方不明になっていることが一つでしょう。
105話「記録指針(ログポース)」にてコビメッポ奮闘日記Vol.19「モーガン一人」と題し、モーガンの消息の不明のままでした。
シャボンディ諸島の2年後を経ても、モーガンがその後は全く描かれていないのです。
ちなみにモーガンの息子であるヘルメッポはめでたく海軍の仲間に入り、現在も海軍本郡「少佐」として活躍していますね。
本題に戻ると、2つ目にジャックの顎部分にモーガンのようなガードをするプロテクターらしきものが見受けられるからでしょう。
顎と言えば、ワンピースファンなら誰でもモーガンを思い浮かべるのは自然な考えだと思います。
とはいえ、よくよく比較するとプロテクターが微妙に違っているのも気になるところでしょう。
こちらがモーガン大佐。
そしてこちらがジャック。
ひょっとすればモーガンが新世界に入って、進化したからであり、新調しただけなのかもしれませんが、少し違和感が感じられるでしょう。
そして、3つ目がジャックの口調がモーガンっ”ぽい”口調だという点です。
斧手のモーガンと言えば、権力に固執した人間であり、自分の立場を誇示することで部下達を自殺に追いやったりする人間でした。
サラリーマン社会では間違いなくパワハラで訴えられそうな嫌な上司です(笑)
(というか、死なせてしまってるので会社員なら間違いなく逮捕されると思いますw)
ジャックの口調「俺を誰だと思っている」という発言はモーガンっぽいなぁと思いつつも、モーガンの発言を全て調べて見たところ、「俺を誰だと思っている」という発言は一切していませんでしたね。
こちらは一部ですが、確かに口調としてはモーガンがいいそうな雰囲気は出てますね。
「俺を誰だと思っている」という発言からも自己主張が激しい人間性が現れていると思われます。
しかし、管理人はジャック=モーガンではないと考えています。
というのも、もしモーガンだとすれば、ドフラミンゴを必要として奪還するにしてもお鶴や藤虎を敵にしてまでも奪い取ろうとするはずがないからです。
もし、海軍大将を敵に回しても動じないような実力や度胸があるのだとすれば、最弱の海東の海の小さな島で海軍大佐なんかやってる場合ではないですね。
たった2年でそれほど強くなれるのなら、モーガンの初期設定が違和感があると言わざるをえないでしょう。
ただ、ジャックがこれまでに登場した人物というのは有力な説かもしれません。
ジャック=キャプテンクロなのか?
となれば、続いて考えられそうなのが「キャプテンクロ」です。
大富豪カヤのお手伝いとして、猫をかぶっていましたが、最終的にはルフィに倒されてしまい、その後の消息は不明のまま。
現在はどこでどんな活動をしているかは一切分かりません。
なので、ジャックが意外な人物であるとすれば、クロもその候補の1人ではないでしょうか。
ただ、これもクロの登場シーンを振り返ってみましたが、ジャックではないと管理人は判断しました。
まず、クロはジャックのように自己主張があまり好きではないタイプで、「その名前で呼ぶな」と仲間に叱責する場面も見受けられました。
少しジャックとは性格が違うようにも見えるので、おそらくクロはジャックではないでしょう。
となれば、クロは現在どこでどんな活動をしているのか、気になってきますが…
ジャック=首領クリークなのか?
ジャックのキャラっぽい人間としてあげられるのが「首領クリーク」ではないでしょうか。
ルフィとクリークがバラティエ編で繰り広げた戦いは管理人が最も好きな戦いの一つです。
ルフィが武器を一つも持たずに全身武器だらけのクリークに立ち向かう姿は、正に圧巻でした。
そして、クリークは全身に武器を仕込もうともたったひとつの武器を持った人間に敗北を喫したのでした。
この時の戦いを観察してみると、クリークの性格は狡猾で卑怯な人間だという印象がありました。
鷹の目のミホークに挑むシーンもありましたが、基本的にはだまし討ちをすることで、敵船を油断して襲撃する人間だと思います。
なので、自分たちより明らかに格上の人間には無理に挑むタイプではないでしょう。
もしジャックの正体がクリークだとした場合、明らかに自分たちよりも実力が上であるお鶴、藤虎を前にして、戦いを挑むなんてことはないと思います。
でなければ、この2年間の間でクリークに一体何があったのだと逆に聞きたいくらいです。
よって、ジャックはクリークではないはずです。
ジャックの正体は七武海”例の男”なのか?
最後に管理人が最も推したいと考えているのが、七武海の”例の男”です。
こちらはまだ登場していない人物ですが、可能性として最も大きいのではないでしょうか。
こちらでも詳細はお伝えしてきましたね。
⇒801話「開幕宣言」のあらすじ
例の男について現在判明しているのが、
ということでしたね。
レベル6にいたとすれば、お鶴や藤虎に物怖じせずに海軍4隻の船も「沈めればいい」というようなイケイケな発想もうなずけるでしょう。
ただ、例の男の情報はほとんど出ていないので、こちらもあくまで可能性でしかありません。
そもそも、七武海に入ったのに海軍を襲う理由があるのか疑問に感じる方もいるでしょう。
そこまでのリスクを負ってまでドフラミンゴを助ける価値があるのかという話にもなると思います。
また、ジャックの船を見ると動物の角のような格好をしている部下も見受けられましたね。
これは四皇カイドウの船のマークにも見えますね。
つまり、ジャックは少なくともカイドウの部下である可能性もあるのではないでしょうか。
人造悪魔の実を手に入れるためにも、カイドウにはドフラミンゴが絶対に必要です。そのためにもカイドウの部下としてジャックは命がけでドフラミンゴ奪還を企んでいるのではないでしょうか。
そして、ドフラミンゴ奪還が成功したとすれば、ルフィ達は再びドフラミンゴと再戦することになるのかもしれません。
これまでのワンピースでは一度決着がついた相手と再び対戦する事はありませんでしたが、ルフィvsドフラミンゴの戦いがワノ国などで見ることになるのでしょうか。
いずれにせよ、この”ジャック”という人間が何を考えて、ドフラミンゴを奪還するのか、分かりませんが今後の物語の鍵を握る人物だと思われます。
まとめ!
ジャックの正体について考察をしてきましたが、ほとんど情報が出ておらず消去法で七武海の例の男ではないかという結論に至りました。
ただ、ジャックはカイドウの部下である可能性が高いことからも、今後はルフィ達との戦いが避けられないのだと思われます。お鶴や藤虎をボコボコにして、ドフラミンゴを奪還できるほどの人物となれば、相当な実力者だという事になるでしょう。
そうなれば、ルフィは藤虎1人で苦戦していたので、ジャックを含むカイドウとの戦いは相当苦しい戦いになると思われます。いずれにせよ、ジャックの正体や狙いを見極めるべく、ジャックの今後の動向に注目していきたいと思います。