二年後、ビビは王女としてレヴェリーに出席すべく、病状のコブラと共に、アラバスタ王国を出発し聖地マリージョアへ着きました。
そこでひと悶着があり、友達になったしらほしは帰路につくシーンがありましたが、ビビのその後の描写がありません。
これはどういうことなのでしょうか?
考察を続けていきしょう。
ビビ達アラバスタ王国側になにか不幸があった可能性1000%
まず、ビビはコブラと共にマリージョアへ出発するシーンがきちんと載ってありました。
と同時にしらほしもまた怖がりながらも、自ら地上へとやってきています。
ビビとしらほしにレベッカとマンシェリーも加えて、王女4人が仲良くなっていましたが、問題はしらほしがそのままマリージョアからリュウグウ王国へ帰っていくシーンが第二幕から第三幕の世界情勢で明らかになりました。
レヴェリーでビビの父が死亡した可能性が高い
しかし、ビビはその後どうなったのかの描写が無く、ガープがしらほしにアラバスタ王国に関する事件が起きたと伝えます。
これはもしかしたら、アラバスタ王国側に不幸、つまり誰かが死んだかもしれないのです。
その中で、管理人が考えているのはビビの父コブラが死亡したのではないかということなのです。
コブラは着実に死亡フラグを立てていた
そもそも、コブラは病気の体を押して、マリージョアへ来ていました。その理由はマリージョアで行われるレヴェリーというよりも、世界政府に対して直に聞きたいことがあったからなのです。
ネフェルタリ家は二十人の王の内、聖地マリージョアへ移り住まわなかった天竜人の子孫で、本来であればマリージョアへ住んでいた一族なのです。
そして、二年前クロコダイルをルフィがゴムゴムのストームでぶっ倒した後、クロコダイルの毒を中和できる薬をロビンが渡しました。
その際に、ロビンはアラバスタにあったポーネグリフが最後の手がかりとみて行動していた事をコブラに告げて、自分の夢、リオポーネグリフを見つけたいのに自分の夢には敵が多すぎると言い、自身の夢どころか命さえも諦めていました。
それを端として、コブラは世界政府が歴史を隠しているのかと考え、その真実を知るべく、世界政府最高権力者である五老星へ直に聞こうとしていたのです。
ですが、世界政府は隠蔽を第一に考える組織なので、コブラの問いに素直に聞くとは思えません。
恐らく、偽の答えを言ったところで歴史に関して知識を持つコブラを騙すのは難しいといえます。
となると、五老星としては、コブラの答えを探る姿勢というのは非常に厄介極まりないといえます。
となると、コブラを亡き者にしたのも頷けます。
ビビはアラバスタ王国へ帰らない可能性がある
少なくとも、レヴェリー終了後に報道された死亡記事の人物はコブラの可能性が高いと考えられます。
出なければ、コブラの行動に意味を持たせたシーンの必要性がないからです。
作中のコブラの行動と考えを読む限りは、歴史を隠す世界政府にとってはかなり危ない行動なのです。
でなければ、クローバー博士やオリビア博士が殺されたのにも理由がないからです。
結論を言えば、ビビがマリージョアの帰り道のシーンが無いのは、ビビ自身が世界政府に対して強い危機感と真実を暴く行動を取ろうとしているからでしょう。
恐らく、ビビはこのままアラバスタ王国へ帰る事なく、誰かと共に行動している可能性が高いと言えます。
特に管理人としては、もしかしたら、マンシェリー経由でサイとレオ達麦わら大船団の面々と行動していると考えられます。
サイは今回のレヴェリーを最後に海賊への転身を考えており、レオも同様に海賊団を率いているからです。
世界政府としては現在、コブラの娘であるビビを狙っている可能性が大いにありえます。
つまり、ビビのその後の描写がないのは、人知れず麦わら大船団に匿われて出航したからなのです。
ビビはレヴェリー後誰かと行動している可能性
ネフェルタリ・ビビは二年前に麦わらの一味と別れてから、二年間アラバスタ王国の王女と元の鞘に戻り、故郷で生活していました。
そんな、彼女は久しぶりにマリージョアへの航海は久々だったと言っています。
そこでビビはレベッカ、しらほし、マンシェリー達王女たちと仲良くなり、サイやレオ達麦わら大船団とも交流していました。
しかし、レヴェリーが終わった後、友達となったしらほしが無事リュウグウ王国へ帰ったというのに、ビビがどうなったのか分かっていません。
というよりも、ガープの口からアラバスタ王国が事件に巻き込まれたと断言しています。
一体、ビビはどうなったのか?
ビビはイム様達、世界政府中枢メンバーに身を狙われている
イム様初登場シーン、イム様はルフィと黒ひげの手配書を切り裂き、しらほしの写真も切り裂いています。そして、ビビの写真を見ていました。
イム様の様な、世界にその存在を隠されている大物がビビの写真を見ているのは、何らかの思惑があると思ってしまうのが、長年ワンピースを読み続けた読者が皆思う事です。
つまり、ビビはイム様にその命を狙われている可能性が高いのです。
何故なら、ビビの実父であるコブラ王は五老星に歴史の真実を知りたいと我々読者からすれば、非常に危ない行動をしているからです。
なにせ、二十二年前にロビンの故郷、オハラが滅んだ理由は世界政府が定めている歴史を知ろうとしたからこそ、島ごと狙われたのです。
そして、考古学の権威であるクローバー博士は答えを言おうとして瞬間、五老星から“消されました。”
これは今思えば、五老星の意志というよりも、イム様の意志ではないかと思います。
世界政府は隠蔽を第一と考えている巨大組織、ルフィによるクロコダイルやモリアといった敗れた王下七武海を世間から隠し、インペルダウンのレベル6の囚人脱獄、ドレスローザで起こった大事件と隠蔽が“大好きな連中”です。
ともあれば、ビビは世界で最も巨大である巨悪な組織に狙われていると考えられています。
つまり、ビビは公に行動するのがレヴェリー終了後、難しいのではないかと思います。当然、コブラはレヴェリー開催中、歴史の真実を知る為に五老星への謁見を申し入れた筈です。
そうなると、コブラ王はくま奪還の為にマリージョアを襲撃した革命軍の戦いの合間に消されたと考えられます。
そして、ビビも殺害未遂、これも世界政府が父親に続いて、娘であるビビも危ないと考えて殺害を試みたと思います。
しかし、失敗したと思います。恐らく、サボやレオやサイがビビを助けたと思います。
ビビは恐らく、麦わら大船団と動いている
とはいえ、サボ達の身柄は世界政府によって逮捕されたと思います。勿論、コブラ王殺害の罪を被せられての犯人としてです。
なれば、ビビもその身を狙われるでしょう。
ではどうすれば、いいのでしょうか?
ビビはコブラ王が狙われて歴史を知ろうとしていた事を、最期に聞かされたのではないでしょうか。
コブラ王としては、世界政府が隠蔽の為に自分の命を狙ったのなら、このままアラバスタ王国へ帰ったとしても、世界政府はネフェルタリ家が歴史の真実を暴こうとする一族と考えて、オハラの考古学者達と同じようにネフェルタリ家を滅ぼそうとするでしょう。
なれば、麦わら大船団はルフィの友達と見込んで、ビビを匿う様に頼んだのではないでしょうか?
サイとレオもレヴェリー終了後、正式に海賊として動くつもりであった
麦わら大船団で唯一サイは八峯水軍棟梁として動いていましたが、レヴェリー終了後は自分も海賊になるとレベッカに話していました。
ともあれば、見方によればもう世界政府側の人間ではないでしょうから、ルフィの友達であるビビを匿う理由があると思います。
既に、サイはビビが自分達の大親分であるルフィの仲間であることを知っているから、共に行動していると思います。