877話ではペドロが命がけで自分の命を犠牲にして、
一味を救いました。
その結果、ペロス・ペローの能力を止めることができて、
サニー号が捕まっていたアメからも解放されて、
ここからようやく逃げ出すことが可能になります。
ビッグマムからも逃げることができ、
ようやくホールケーキアイランド編も収束に向かうものと思われます。
・・・ただ、今回少し物足りないと感じるのが、
ルフィがビッグマムと戦っていないことでしょう。
これまでも七武海でしたり、元海軍大将だったりと、
色んな強敵と戦ってきましたが、ルフィ自身が本格的に戦うシーンがないのは
少し物足りないのではないでしょうか。
ただ、今回はその中でもカタクリと戦うシーンが描かれようとしています。
どっちが強いのか、ハッキリさせるためにも、
ものすごくちょうどいいのかもしれません。
878話「ミンク族ガーディアンズ団長ペドロ」を考察していきます。
考察その1:ペドロとビッグマムの回想シーンから
前回のあらすじはこちら。
→877話「甘くない」はこちら
ペドロは過去にビッグマムとの取引において、
寿命を50年で手をうったことがありました。
元々は全ての寿命を奪われることが決定していた中で、
まさかの50年に減らすことになりました。
それにより、なんとか生きながらえたペドロですが、
満足することは一切なく「自分で死に場所を選ぶ」
と言っていたのです。
つまり、このときからペドロは自分は世界の夜明けのために、
命を使おうと考えていたのではないでしょうか。
だからこそ、ビッグマムに対しても自分の片目を落としてでも、
寿命の取引ができたのかもしれまえせん。
そして、ここからは「ノックス海賊団」の秘密ですが、
ノックス=夜明け を意味しています。
つまり、世界の夜明けを待つ海賊団なのです。
かつて、ペドロもロジャーについていこうとした時期があったことも判明しています。
そこにはおでんの姿もあり、ロジャー海賊団の一員として海賊王の船に乗ろうとしていたのです。
ペドロがロジャーの死を知り、自分の「出番」がやってくることを待ち続けていましたが、
結局は自分の役割というのはルフィ達がこの先の海を渡り、
世界の夜明けまで辿りつくことであり、そのために手助けすることだと自覚したのだと思われます。
“夜”というのは夜明け前ということであり、世界の夜明けを生み出すルフィ達の後押しをすることが自分の「出番」だということなのではないでしょうか。
そして、ペドロの爆破シーンに戻ります。
ペドロがペロスペローに近づいて自爆し、
命懸けでルフィ達を救おうとしたのです。
これが元々の狙いであり、ルフィ達の船もペロス・ペローの能力で、
ガチガチにアメで固められていましたが、
能力が解除されてしまうのですが、これは悪魔の実の能力の特性なのでしょうか。
つまり、能力者本人が死亡、気絶すると能力が解除されてしまう、
というのは皆共通認識のようですね。
(ペドロが自爆してでも助けようとしたくらい、確信していたことですし)
HUNTERXHUNTERの念能力では、むしろ死ぬことによって
念が強化されたり、むしろ外すことが難しくなるため、
「除念」という特殊な技術が必要でしたが、ワンピースでは
能力者死亡⇒能力解除
というシンプルな流れなので、分かりやすいです(笑)
そして、ペドロが死亡したと思い、
麦わらの一味はそのままクードバーストで、
一キロ先まで飛んでいきます。
しかし、ここで管理人は考えてるのが、
まず間違いなく、ペドロは死亡せずに生きているということです。
これまでも何度も死亡したと思いきや、実は生きていた、
というパターンがあることはお伝えしてきましたね。
アラバスタ編でのペルもそうですし、
インペルダウン編でのボン・クレーもそうです。
ワンピースの世界で人が死ぬ、という時は特別な時ですので、
ペドロがそうではないということではないのですが、
なんといいますか「死」が少し軽いような印象です。
なので、これは生きてるパターンだろうなと・・・笑
そして、現実世界に再び戻りまして、
この一瞬を逃すまいとルフィ達は逃げ切ります。
ペドロの命を無駄にすまいと、全員で逃げ切ろうとするのです。
ただ、そこで無事に逃げ切れるとは限らないのが四皇です。
全艦、敵船に向けて砲撃して、麦わらの一味を総攻撃しようとするのはもちろん、
何よりもビッグマムも起き上がります・・・
そして、一番厄介なのがモチモチの実の能力者である、カタクリです。
カタクリがモチの能力を駆使して、全員の動きを止めようとします。
しかし、それをルフィがエレファントガンで止めようとします。
モチでネバネバしているのを、手を巨大化してカタクリを全力で止めることが可能になります。
どれだけ粘ついても関係ない状況であるので、
一番いい食い止め方だと思います。
ただ、麦わらの一味の船をビッグマムがかじりついているのは、
ある意味で恐怖を感じています。
船にかじりついて、バキバキにしている状態になり、
サニー号が壊れそうになるのを見て、一味全員が恐怖を感じたと思います。
「ケーキ!」と叫んでいるビッグマムですが、その背後にはペロスペローが生きているのです。
さすがに爆発で体の一部がなくなっているようですが、
無事には済んでないようです。
そして、ルフィはというと、ブリュレのクビを握った状態で一言、言い残すのです。
「必ず戻る」
そう伝えると、ルフィは鏡の世界の中にカタクリを連れ込むのです。
そして、鏡もぶち壊して一騎打ちです。
ルフィvsカタクリの最終決戦が繰り広げられるのです!
おそらく、大接戦の末、ルフィはカタクリに勝利を飾ることができると思われますが、
これはあくまでカイドウ戦の前哨戦にすぎません。
10億ベリーのジャックとの戦いも今後は待っていると思われますが、
そのためにも、カタクリとの戦いが非常に鍵をにぎるでしょう。
モチモチの実とゴムゴムの実ということで、
似たような実力者であり、同じ人間同士で対決するのが面白いですね。
実際にどちらが勝つのかは、もちろん主人公であるルフィだと思われますが、
お互いに打撃の連打が続く形になるでしょう。
ルフィがおそらく、新しい新技も登場すると思われますので、
ルフィの実力的にも、政府には懸賞金10億ベリー超えになるのではないでしょうか。
(すぐに懸賞金が上がる訳ではないと思います)
次号879話のあらすじはこちら!
→879話「3将星カタクリ」の考察はこちらから