ワンピースネタバレ893話894話確定あらすじ考察と感想!フランペが36女に訂正とルフィ覚醒の前兆

892話ではルフィの腹をカタクリの「餅つき」でつかれてしまい、
左腹を負傷してしまった所で終わりました。

腹に穴が空いてしまったため、
今後の航海に支障をきたすくらい、
ルフィが致命傷を負ってしまってます。

明らかに不利な状況からルフィがどのようにして、
カタクリと戦っていくのか注目すべき回となっています。

今回893話ではタイトルが「C家36女フランペ」となってますが、
33女からの訂正のためのタイトルとなっています。

明らかにプリン(34女)より年下にも関わらず、
おかしいだろうということでのタイトルだと思われます。

ただ、そのフランぺが色んな意味で「活躍」してくれてます。

893話「C家36女フランペ」の考察見ていきましょう。

ルフィが致命傷を負った真相とは!?スクリーンショット 2018-02-05 16.46.48
前話892話のあらすじはこちら。
→892話のあらすじ考察はこちら

ルフィが腹に致命傷を負っており、
「うわぁあーー」と叫ぶ所から始まります。

これを見て、気になるのがフランペを始めとする、
周囲の人間たちでしょう。

ルフィが苦しんでいる様子がよほど面白いということなのでしょう。

しかし、カタクリだけはむしろ怒りの感情が湧いてきてます。

今まで互角に戦ってきた人間がこんなつまらないやられ方をすることに
違和感を感じており、このまま戦いが終わることに
憤りを感じているのだと思われます。

このまま倒しきればいいものの、
ある意味カタクリも甘い人間ですね。

ただ、本当の意味で強さを求めるのだとすれば、
本気のルフィを求めなければ意味がありません。
(でなければ、カタクリ自身の成長がありません。ルフィ以上の敵が来たらすぐに破れてしまいます)

ルフィの負傷に怒り心頭で、ルフィを蹴り飛ばすカタクリ。

転げ回るルフィ・・・

実はそのルフィの負傷を負ったのは、
フランペがルフィの足に針を指していたからなのです。

フランペはカタクリに褒められたいがために、
「援護」していたのです。

褒められたい、認められたい、ということが動機になっていて、
これだと裏切られたときに憎しみ、恨み、攻撃に変わるということは
これまでもお伝えしてきました。

今回はこの後でフランペがこのことについて教えてくれます。

カタクリがルフィをどんどんと追い詰めていきますが、
ルフィはかろうじて逃げています。

これはカタクリ自身が頭に血が昇っていて、
見聞色の覇気をきちんと使えていないからだと思われます。

カタクリ
「一瞬の隙で勝敗は決する」

そう言ってルフィを追い詰めていきますが、
そういってるカタクリ自身がその一瞬を疎かにして、
ルフィを仕留めるチャンスを逃しています。

一瞬で形勢は逆転して、その隙に勝敗が決するのだということを
カタクリは我々に教えてくれようとしているのかもしれません。

ルフィを追い詰めてなぜか餅つきではなく、
「餅ぎんちゃく」、つまり素手での攻撃をするカタクリ。

このときに槍で突きまくればいいものの、
ルフィをボコボコにするのは拳です。

俺の拳を感じ取れと言わんばかりのカタクリに、
完全なる自意識が炸裂しています。

肌と肌でふれあいたいとか思ってるのでしょうか?

何度も言うように、このタイミングで槍を使わずに、
武装色の覇気をまとった拳で攻撃するのは、
この後の展開を考慮してのカタクリなりの配慮なのでしょう。

そう思わないと納得できない選択ミスではありますが、
ルフィはボコボコにされて目の上にたんこぶができてしまってます。

カタクリがどんどんと失望をしていってます。

どうやらルフィを認めようとしていた矢先の中で、
ルフィが隙を見せて負傷を負ったことがある意味でショックだったのでしょう。

「シーン」という時間が無駄に過ぎていってますが、
このときもカタクリはなぜかスルーしてしまってます。

甘いというよりも、ここまで来ると脳に致命的な傷を負っているとすら思えてきます。

そして、ルフィの回想シーンがはじまります。

ルフィとレイリーの回想シーンが開始します。
(ワンピースでは、回想シーンがあると覚醒するフラグが立ちます。
毎回、ワンパターンですね)

ルフィが目隠しをしていて、
見聞色の覇気を無意識に察知できるように、
レイリーに鍛えられていた時の記憶です。

何かがいる気がするという状態から、
「ひょっとしたら、気のせい」とルフィは感じます。

しかし、それは気のせいではなく、
その延長線上に見聞色の覇気があるというのです。

これを続けていくことで、
確信が持てるようになり、
やがて見聞色が発揮されるようになり、ハッキリと感じれるようになるのです。

ルフィが生まれたての子鹿のようにプルプルしながら立ち、
足もガクガクしていますが、その様子を笑いながらも、
フランペはガムを噛みながらバカにしています。

そして、最後の攻撃として、
しびれ”針”をルフィに向かって攻撃します。

これは無音の攻撃であり、普通では絶対に気づけないもののようです。

しかし、ルフィは見聞色の覇気でふっと避けることに成功します。

そのままルフィは倒れ込んでしまいますが、
笑いが止まらないフランペ、仲間一同。

ルフィに対して笑いが出る理由として、
・かっこ悪い
・血で汚い
・弱い
・ガクガクしながら立ってはやられている

ということのようです。

これはカタクリが最も嫌っていることでもあります。

カタクリ自身が絶対に弱みをみせない生き方をしてきました。

そして、フランペはどうかというと、
・褒められたい
・認められたい
・「可愛い」と思っている
・「気が利いている」と思っている
・「完璧」だと思っている
・「醜い」ことは嫌

色んな面から見ても、エフィカシーが圧倒的に低い状態です。

つまり、自分に対する自分の評価がなく、
他人の評価を気にしている生き方です。

だから、他人から認められることでしか生きれなくて、
カタクリからエネルギーが来ないと、
感情的になってぶちぎれてしまうのでしょう。
(完全なるエネルギーバンパイヤでしかないですね)

そんなフランペに対して、カタクリはある意味で今までは一緒のことをしてました。

というのも、自分も完璧を求めていて、
汚らしい、醜い、臭いものは嫌だと思っていたからです。

しかし、ルフィにそれを見られてしまって、
また自分自身もルフィに殴られてそういう状態になってしまってます。

そうなったときに初めてルフィと分かり合えると思ったのかもしれませんし、

だからこそ、フランペみたいな人間に対して、
憤りを感じたのかもしれません。

ルフィに対しても申し訳ない気持ちで一杯で、
なんと自分のやりで右腹を刺すのです。

これはカタクリなりの自分自身に対するケジメでもあります。

男と男の勝負はガチで戦う、というのがワンピースをはじめとしたバトル漫画の前提になっていますが、
これを邪魔したことに対してカタクリはブチ切れるのです。

カタクリ
「薄っぺらい援護などするな!」

このときに、カタクリは自分自身の顎に付けていた仮面を外して、
自分の顔を全て晒すのです。

妹を始め、部下たち全員がカタクリの顎の傷を初めて見ることになり、
非常に驚きます。

爆笑する人間・・・
声がでないくらいに腹を抱えている人間・・・
驚いている人間・・・

リアクションは人によって様々ではありますが、
概ねカタクリを馬鹿にしている反応です。

そして、フクロうなぎのようだとバカにしています。

フランペ自身はカタクリに馬鹿にされたと感じたので、
怒りが湧いてきてその分の反動がやってきます。

・写真をとりなさい
・ファンクラブの全員に知らせてやる
・人気者の私を脅した
・かっこ悪い
・許さない

などなど、今まで褒め称えていた口はどこにいったのか、
とうくらいの罵詈雑言です。

いかにフランペのエフィカシーが低いのかが露見しました。

これってある意味ではフランペは自分自身を否定していることにもなるのです。

なぜなら、悪口を言えば言うほど、
それを支持していた自分の否定にもなるからです。

過去の自分と今の自分を分離して考えているから、
常に自分を否定して生き続けていきます。

こういうタイプの人間はまた新たに別に好きになる対象を見つけて、
同様のことを繰り返します。

いつまでたっても成長せずに、
誰かに依存して生きていく恋愛的なものの考え方が続いていくのです。

本題に戻ると、
カタクリはルフィに対してなんと「悪かった」と謝罪の言葉を述べます。

針一本気づけなかった、
というカタクリ。

すると、ルフィから
「海賊の勝負に卑怯なんて言葉はない」
というセリフが。

この言葉は管理人がすごく好きなセリフです。

勝つためにはなんでもやるという考えでもありますが、
管理人が好きなのが、
・ルフィは卑怯な手を使わない
・敵が卑怯な手を使うのはOK
という点です。

ルフィは海賊である以上、卑怯な手を使われることを覚悟しているので、
何してもOKだというのです。

ただ、ルフィは絶対に卑怯な手を使いません。

だからこそ、カタクリもそれに感応して、
自分の腹を刺したのだと思われますね。

ルフィ&カタクリ
「外野がうるせえ」

そう言って、ボンっという音の元、
覇王色の覇気を使って、周囲にいる人間たちは皆泡をふいて倒れてしまいます。

ここまで二人とも追い詰められているにも関わらず、
その覇王色の覇気が使えることに驚きでしょう。

カタクリは上半身裸になって、
左半身にはタトゥーが見えます。

腹からはドクドクという音が出ていますが、
ルフィとカタクリは共にニヤっと笑っています。

カタクリはルフィをもう格下だとは思わない、
というのです。

それに対して、ルフィは「ホントか!嬉しい、ありがとう。でも勝つ!」
というのです。

これはルフィが一切の隙がないことが分かります。

どんな相手に対してもルフィは格下だと思わない生き方をしてきたことが分かります。

誰が上だとか、誰が下だとか、一切そういうものはなく、
人間と人間、顔を合わせたらガチで戦って来たのだと思います。

これからルフィとカタクリの戦いがいよいよ最終章に入ります!

ハンターハンターの連載復活で、372話の考察も注目です。(ワンピースと連動しています)
→372話「消失」の考察はこちら

次号、894話のあらすじはこちら。
→894話の考察はこちら

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