エルバフという空気な国?
エルバフは巨人族が住まう王国で、世界最強の軍隊を率いているといわれているようです。
その割には、リンリンに滅ぼされかけましたが、兎も角最強なのは間違いないようです。
管理人としては、世界政府加盟していない国は、基本的に攻め落とせれないと考えています。
そう考えると、四皇の手が及ばない島はラッキーと言えます。特にキャプテンクロがいなくなったシロップ村やフーシャ村は辺境なので近寄りませんし。
しかし、エルバフは今から大分言及されていた国なのです。
エルバフの登場と、ウソップの一つの夢
ウソップはルフィとゾロの様な、海賊王、世界一の大剣豪、勇敢なる海の戦士というモノに憧れています。
要するに精神的、肉体的に勇敢な戦士に変貌したいというものです。そういうと、オールブルーを見つける、ラブーンに再会する、世界一の海図を書く、リオポーネグリフを見つけるというそれぞれのメンバーと比べると、抽象的なものです。
早い話、誰かに勇敢なる海の戦士になりたいというよりも、自らそう言えるような存在に慣れることに憧れを抱いています。
そんなウソップですが、一際”男”というものを考え、感動する男なのです。それはエルバフの戦士、ドリーとブロギーの存在です。
彼等は、100年間リトルガーデンで決闘に明け暮れ、決着をつけようとしています。
その精神性、自らが打ち建てた”誇り”をエルバフの戦士からウソップは「俺もいつかあんな男になりたい。」という様になりました。
臆病でありながら、勇敢な漢になりたいのがウソップの根底にある願いなのです。
そして、重要なのが、ウソップはいつかエルバフに行きたいとルフィと肩を並べて発言しているのです。
リトルガーデン編が2000年頃の話
ところが、リトルガーデン編が終わり、エルバフについて語られるのは2017年頃、ビックマムの過去回想から漸く明らかになりました。
つまり、17年ほど掛かって、村の全貌が明らかになりました。此処で言及すると、エルバフは王国であり、村よりも面積がある街が存在していると考えられます。
そこで語られたのは、どちらかというと、ビックマムの過去についてでり、成り立ちやどんな村かはあまり話されませんでした。
いうなれば、エルバフというよりも、ビックマムの過去メインだったので、とりあえずエルバフが目立つ話ではなかったのです。
正直、このエルバフの登場は、ビックマムの過去回想だったので、読者としても感情移入がしづらい場所でした。
ドレスローザやアラバスタの様に麦わらの一味が実際に行かないと、感情移入出来ません。
何故なら、麦わらの一味は24年ほど、この世に存在し、実在しませんが、精神には存在するキャラになっているのです。
しかし、このままエルバフがビックマムの過去回想で終わりそうなら、もう二度と本編でエルバフは見られないかもしれません。
ワノ国→エルバフ→ラフテル
最終的に、この字面を見てください。
なんだか、ワノ国はこれまで錦えもんの登場から来るのが分かっていましたし、ラフテルはクロッカスが言及してから、今日に至るまで謎がある島なので、神秘性がありますが、エルバフはそれが湧きません。
いうなれば、読者からすると、エルバフには精神的にくる大きなモノではないのです。
つまり、巨人の国なのにパンチがない。比較的、扱いが小さい国なのです。こうなると、外伝で語られそうな気がします。