ワンピースの最新話である974話でカン十郎の真の能力が明かされました!
今回はその裏切りものであるカン十郎の悪魔の実の能力について考察していきます!
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カン十郎の裏切りから浮かび上がる事実“利き腕は右手”
ワンピース第974話で明らかになった黒炭カン十郎の演技。彼は役として光月家家臣“赤鞘九人男”の夕立カン十郎として演技をしていました。故に涙も流すし、笑いもする。成り切っているからこそ、彼の流した涙は本当なのです。
しかし、今回裏切りが発覚した際のカン十郎の本来の一人称はそれがしではなく、おれです。つまり、裏切りを告白した時、彼は演技をしていない素の自分をさらけだしたといえます。
恐ろしい男です、奴が見せた涙は演技としての涙なのです。心の底から、感情移入出来るこその一流の演技が出来たのです。そしてそれとして、オロチに情報を送っていたということのようです。
さて、そんなカン十郎の中で、上記のタイトルにあるように利き腕は右腕という事を念頭に考察を深めていきます。
カン十郎の絵描きの腕は超一流
今回のカン十郎で衝撃的なことと言えば、カン十郎の絵描きの腕は超一流だったという事です。つまり、ものすごく絵が上手いのをわざと隠していたという事なのです。
例えば、ドレスローザでは梯子を描きましたが、余りにお粗末で昇るのにも一苦労でした。それに片方の翼がアンバランスで上手く飛べない雀など、残念な出来でした。
それにゾウ編では幼稚なりゅうのすけやネコの絵など、落書きレベルの絵です。ワノ国編でも落書き魚を売っています。
どうして、この様な絵になるのか?それもそのはず、カン十郎の利き腕は右腕で左腕で絵を描いていたからに他なりません。
カン十郎の利き腕は右手でこれまでの絵は左手で描いていた
ドレスローザ編で飛び雀を描いた際に、カン十郎は左手で描いていました。そう、左手で描くんだから、上手く描ける筈がありません。そのせいで残念な飛び雀が出来上がったのです。
なにより、カン十郎はおでんと出会った際も刀は右手でしたし、おでんを食べる際も右手のようでした。
以上の事から、カン十郎の利き腕は右手なのは間違いありません。
どことなく、キャラが薄かったカン十郎
今でこそ、カン十郎は裏切者として赤鞘九人男で一番話題になっていますが、そもそものキャラが奴は薄いと考えられます。
まず、カン十郎は錦えもんと雷ゾウと共に、未来へ飛ばされたので、ワノ国編に入るまでは、モモの助とで4人でした。
その四人の中で、奴は薄いといえます。どう薄いかというと、尖った行動や言動をしていないのです。
例えば、錦えもんとモモの助は本当の親子の様にスケベな性格で、ドレスローザでは女が裸だと偽ったり、事あるごとにナミに抱き着こうとしていました。
雷ゾウもくノ一にモテない事に嘆いているなどもあります。
それに比べて、カン十郎は絵が下手であることを除けば、モモの助と錦えもんを逃がす為に囮になったりするなど、他の三人と比べると、おかしな言動をしたりネタキャラのような振る舞いをしていません。
あえていうなら、ゾウ編で錦えもんを後ろから目隠ししたぐらいで、それ以外は自分からおかしな振る舞いをしていませんでした。
更にビジュアルな面でも、後発のイヌアラシやネコマムシ、紅一点な?菊の丞や河松に比べると、奇抜ですが飛びぬけてキャラが立っているとはいえません。
それにカン十郎の活躍自体は、目立ったシーンがないことも拍車をかけています。故に、奴が裏切者だったというのは衝撃的な真実でした。
カン十郎の悪魔の実の能力を考察|カン十郎のカイドウ龍形態を描く?
カン十郎の能力はパラミシア系だと考えられます。恐らく、フデフデの実の絵描き人間といったところでしょうか?
さて、今回はカン十郎の能力をフデフデの実と仮称して、考察を深めていきます。
絵の良し悪しで決まる能力、つまりその道のプロでないと使いこなせない。
まず、フデフデの実で重要なのは、絵が上手くないと使いこなせないということです。餅は餅屋。
高級な絵描きセットを持っていても、腕が備わっていないとゴッホや葛飾北斎などの描画はできないのです。
これと同じで絵心がない人間が食べても、下手な絵が実体化しても上手く機能しないのです。
本編でも、翼のバランスが悪いと飛ぶのが下手な飛び雀。梯子が下手でところどころ昇りにくすぎる梯子。とゾウが下手なりゅうのすけ、奇妙な絵魚などなど、絵が下手であれば実体化した絵は性能として悪いようです。
他の悪魔の実、たとえばシュトロイゼンのククククの実はあらゆるものを食材に変える能力。これがもし料理が壊滅的に下手なルフィがククククの実を食べても、上手い料理が出来ないでしょう。というか、食材のまましか食えません。
ほかにもアプーが食べた多分ガッキガッキの実も、同様に楽器演奏ができない人間が食べても音を鳴らすだけで、演奏は出来ないです。
このように、ククククの実は料理人、ガッキガッキの実は音楽家、フデフデの実は絵描きでなければ、使いこなせないと考えられます。
カイドウの龍を生み出すことが可能なのか
上記の様に、絵が下手であれば、飛行性能が悪い飛び雀に昇りにくい梯子、登象下手なりゅうのすけなど、落書きレベルでは上手く仕事ができないようです。
しかし、第974話で、カン十郎は自分そっくりな分身を生み出していました。それは本物と誤認する程の出来でした。
つまり、絵がパーペキに上手ければ、凄まじい性能を生み出すというのがフデフデの実の真骨頂のようです。
なれば、カン十郎はとんでもない能力を誇っているということになります。
何故ならば、生み出すものが絵であるならば、あらゆる生物を手軽に生み出せるといえます。
上記のタイトルの様に、カイドウの龍形態を生み出せることも可能と言えます。
カン十郎は敵となれば、厄介なのは限りなく数を生み出せるから
管理人はシャボンディ諸島編でのロビンの発言、前編のホールケーキアイランド編でのクラッカーのビスケット兵、そしてワノ国編のカラクリ大相撲を観ながらのクイーンの発言から“戦いは数”だと断言できます。
例えば、上記のロビンの発言は、魚人族が迫害を受けていた事にナミが驚いていたからです。ナミにしてみれば、幼いころひどい目に合わされた魚人族が迫害受けていたなんて夢にも思わなかったでしょう。
しかし、ロビンは魚人族が怪力だといえど、大軍には敵わないといえます。つまり、種族としては確かに魚人族の方が海中潜航や怪力は普通の人間よりも優れていても、多くの兵力を有する世界には魚人族でさえ太刀打ちできないのです。
ホールケーキアイランド編でも、クラッカーと戦ったルフィは一対一ならまずルフィのバウンドマンの方が確実に強い筈です。
ですが、何体もビスケット兵を増やせる力にルフィはかなりの苦戦をしていました。
ワノ国編のカラクリ大相撲にしても、ルフィとヒョウ五郎親分に対して何人もの兵力が増員していきます。クイーンは戦いには数と時間が一番答えると豪語していました。
とこのように、ワンピース世界では大軍を率いられるという事は、そのまま強さに直結するといえます。
つまり、管理人が言いたいのは、カン十郎が敵として厄介なのは、絵を実体化させて仲間を増やせる能力にあるといいたいのです。
散々、カン十郎は絵の動物を実体化させています。ついには、自分そっくりの絵分身さえ描いていますね。
これはカン十郎がその気になれば、上記の龍を何匹でも描けるという事ではないでしょうか?
最後に龍を描けるとして、大量に編み出せる上に更には…
カン十郎は絵を実体化させます。ならば、カイドウの龍を出せる可能性だってあります。しかも、絵を実体化させるのに限りはないと管理人は考えられます。その根拠は、フランキーがカン十郎と会ったときに、魚を売っていた描写。
そう、何匹も絵に描いた魚を売りさばいていたのです。つまり、複数の絵を同時に実体化出来ると言っても過言ではないはずです。
となれば、カイドウ龍を一匹だけでなく、複数実体化できる可能性が高いです。
最後にカイドウ龍と言えば、そうボロブレスです。代名詞といってもいいですね。
そう、フデフデの実で実体化したカイドウ龍はボロブレスを撃てるのではないかという事になります。
勿論これに関して言えば、流石にないと言えませんが、仮に出来るとすれば、カン十郎の本来の絵の腕も相まって、難敵に相応しい能力といえます。
カン十郎はそのまま敵として立ちはだかる以上、避けれない戦いになりそうです。
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