ルフィが瀕死に陥ったときに、目の前に現れたのがヴィンスモーク家率いいるジェルマ66の大型船。
一週明けて、サンジの姉、弟も登場し、ジェルマ66も登場し、その正体が「世経新聞の絵巻物語」にあった科学技術兵器を扱う戦闘部隊であることが発覚。
826話ネタバレ「”0″と”4″」見ていきましょう。そしてあのジンベエ再登場のフラグも…
ネタバレその1:ジェルマ66の詳細が発覚!
巨大戦艦である「ジェルマ66」の船が登場します。
この船がでんでん虫のように見えますが、こちらは電波を送受信している盗聴船ではないかとお伝えしてきました。
そして、その船には825話のラストシーンに登場した、フードを被ったぐる眉の人間が登場します。
その人間をサンジだと勘違いして、涙ながらに手を振って声をかけるルフィ、チョッパー、ナミ。
ルフィが死にそうなのを助けて欲しいと必死で訴えかけるチョッパー。
しかし、こちらは勿論サンジ本人ではありません。(数時間前にサンジはこの場所を通りすぎてホールケーキアイランドに向かっていることは824話でも明らかに)
その男はサンジの弟「ヨンジ」なのでした。
ネタバレその2:サンジの弟ヴィンスモーク・ヨンジの登場!
顔はもちろん、言動があまりにもサンジに似ているヴィンスモーク家の4(ヨン)男であるヨンジでした。
顔が瓜二つであり、両方の眉毛にも数字の6を表すようなぐる眉が特徴的であり、兄か弟か分かってませんが、ナミが弟だと気づきます。
「どうしてナミは弟だと分かったの?」と疑問に持つキャロット達ですが、単純に名前からでしょう(笑)
サンジ(三男)、ヨンジ(四男)ということであり、ということは、イチジとニジもいるということでしょうか。
そして、ナミの姿をみて「カワイコさーーん!」と目をハートにするヨンジ。
これは正にサンジの女好きと瓜二つであり、ヴィンスモーク家が女好きなのは遺伝なのでしょう。
ということは、サンジの父親も半端じゃ無いくらいの女好きということになるかもしれません。
しかし、そこでルフィの様態に異変が起きます。
825話で食した毒が体中に周り、免疫もなくなり血を吐き出したのです。
おそらく、マゼランの毒以上に強力な毒と思われますので、いよいよ死に近づいているルフィ。
そこに、救世主が現れるのでした。
ネタバレその3:サンジの姉レイジュ・ヴィンスモークの登場!レイジュの手によってルフィ一命を取り留める!
ルフィを助けるように強く要望するキャロット、チョッパー、ナミ、ブルック。
しかし、人助けに全く興味がないと冷酷な答えを出すヨンジ。(女性にしか興味がないのでしょう)
そこに登場するのが、サンジ達の姉と思われるヴィンスモーク・レイジュ(”レイ”なので、長女なのでしょうか。)
すると、けちくさいことをいっているんじゃないと蹴り飛ばして、ヨンジを船の上から突き落としてしまいます。
周囲の部下がレイジュ様と言うくらいなので、ジェルマ66ではヴィンスモーク家の扱いはやはり格別なのでしょう。
ジェルマ66のポイズンピンク、であるヴィンスモークレイジュが姿を表します。
そして、ブルックが「美しい」「パンツ見せてもらっていいですか」といつものように、変態的な要望を出しますが、ナミによって一蹴。
(麦わらの一味は極度の女好きが2人いるのですね)
また、ヨンジがレイジュによって突き落とされましたが、そこで驚くべき光景が!
なんと海の上で浮いているのです。
ヨンジが「レイジュ良くも恥をかかせたな!」と憤りを見せていますが、兄弟姉妹の間では特に敬語などはないようですね。
レイジュはそんなヨンジをスルーして、「恥知らずはどっちだ」と逆切れします。
ヴィンスモーク家の人間が、目の前の人間を助けないというのは、どっちが恥知らずか、という事を言っているのだと思われます。
この発言から見ても、ヴィンスモーク家は世間からの目を気にする、格式高い一族ということなのでしょう。
つまり、“貴族”である可能性もあると思われます。
そして、ペコムズからヴィンスモーク家の説明が始まります。
ジェルマ66というのは科学戦闘を駆使した一族であり、北の海を制圧した部族を意味しているようですね。
824話でも話題にあった世経新聞の絵巻物語では、海軍本部に立ち向かってくる“悪”として、全世界のキッズ達を洗脳する策を政府がとってきたことも明らかになりました。
それほどまでにかつては北の海では恐れられた家系であり、現在はなんと国土をもたずに、世界会議にも参加する権利が認められています。
管理人の予想ですが、ジェルマ66が国土を捨てて、東の海に来たタイミングでサンジは脱出したのではないかと予想をしています。
そこで、とある船に拾われて、コック見習いを経て、赫足のゼフと巡りあったのではないでしょうか。
本題に戻ると、レイジュはポイズンの名前からも分かるように、毒に関する科学部隊のスペシャリストということなのではないでしょか。
「頂いちゃおうかしら」という謎の一言をつぶやいて、ルフィに近寄ります。
レイジュが言うには、ルフィが食べた魚の川はヨロイオコゼという名前であり、なんと食べたら巨人族でも即死するほどの超強力な猛毒とのことでした。
しかし、レイジュとしては、この毒がものすごく大好物であり、「頂きます」といってルフィに口を付けて毒を吸い上げます。
ルフィの体から毒が消えていき、レイジュの体の方に移っていきます。
そして、「ごち」という言葉を残して、レイジュは満足気な表情。
このヨロイオコゼの毒が好みとのことで、体内に取り入れたということなのでしょうか。科学部隊ということもあり、体内で何か毒を分解するような仕組みを作っているのでしょうか。
となれば、他のヴィンスモークファミリーの人間達もそれぞれ何かしらの得意分野があるということでしょう。
ヨンジといえば、ウインチグリーンも原動機の回転ハンドルを使った機材であり、何か大きなものを運んだり降ろしたりするスペシャリストだと思われます。
例えば、ポーネグリフや古代兵器を運んだりする時はヨンジの力が必要になってくるのでしょうか。
本題に再び戻って、レイジュの手によってルフィが咳込んだ状態で、復活します。
何ごともなかったかのように、目を覚ましてレイジュの姿に驚くルフィ。
ルフィは魚の川がうまかったので、その記憶だけはあるようで、そのあとで眠ってしまったと勘違いしてしまったようです。
そして、サンジの懸賞金が跳ね上がった真相について、レイジュ達から語られるのでした。
ネタバレその5:サンジの懸賞金が上がった真相!
レイジュの説明によれば、サンジは小さい頃に生き別れ、父親はずっと探し続けていたようでした。
そして、2年前の時にもサンジの手配書が出まわり、その正体がデュバルであったことからも、シャボンディ諸島ではデュバルはサンジにいかに恨んでいたのか、説明していました。
これは、ヴィンスモーク家の手が既に回っていたということのようで、海軍に命令してすぐに捕まえるように手を回していたのでした。
2年後の復活後には本格的に手配写真も出回り、ドレスローザ編の後画はONLY ALIVE(生け捕りのみ)にしたのも、サンジをシャーロット家の娘と結婚させることを目的としているのでした。
サンジが懸賞金が上がったのには、やはりジェルマ66の手が回っていたということであり、政府にも影響力を与えたり、世界会議にも出席する程の権力者なのでしょう。
シャーロット家と結婚させるのに、料理のスペシャリストであるサンジは正にうってつけの人材であり、なんとしても捕らえようと躍起になっていたのは間違いありません。
また、サンジも科学部隊の何かしらの”才能”が隠されているのかもしれません。その才能は定かではありませんが、サンジがこれまで以上にパワーアップする布石になっていることも考えられます。
そして、レイジュとヨンジの2人はその場から立ち去り、見て見ぬふりを通すことにするのでした。
まだ、正式にヴィンスモーク家とシャーロット家が盃を交わしたわけではなく、麦わらの一味を倒すには早いという判断のようでした。
このまま慎重にお互いにやり過ごしたほうがいいだろうということで、その場をやり過ごすことに。
管理人として疑問ですが、ルフィを助けて、ビッグマムのテリトリーに入っているにもかかわらず、特にお咎め無しというのも少しだけ違和感がありました。
ジェルマ66は戦争屋として、悪逆非道を貫く強面の集団かとおもいきや、意外にも礼節を重んじたり、無駄な争いを好まないのかもしれません。
困っている人は助けるし、無駄な殺生は絶対にしない、というような家訓でもあるのでしょうか。
ネタバレその5:アラディンとジンベエが再び登場!!
そして、麦わらの一味とヴィンスモーク家が別れた後で、気になる描写も…
なんと、魚人海賊団のアラディンもそこには登場するのでした。
そして、「ジンベエどうする?」という発言をしていたことからも、アラジンは現在もジンベエと同じく魚人海賊団の一員ということになるのでしょう。
一時期は、アラディンはタイヨウの海賊団が解散した後で、どこに行ったのか気になっていましたが、現在はジンベエと共に行動をしていることがわかりました。
魚人島編でも出てこなかったので、ルフィ達が修行していた2年間では一体どこで何をしていたのでしょうか?
そして、ジンベエが出てきたということは、再び仲間になるフラグが立つということにもなりそうですね。
ビッグマムからサンジを見事に奪い返すことに成功した際には、もれなくジンベエも仲間になるということが確定するのではないでしょうか。
ジンベエも筋を通す、と言っており、ルフィたちの仲間になるときは来るべきタイミングが訪れた時ということなんだと思われます。
ビッグマム、ジェルマ66、ジンベエ、麦わらの一味と様々な人間達が絡みあうホールケーキアイランド編ですが、どうやってサンジとプリンの結婚式を破綻させて、サンジを取り返すのかその戦略に注目していきたいと思います。