832話「ジェルマ王国」では、サンジの父親ヴィンスモーク・ジャッジが登場し、その威厳に驚きました。
(ナウシカに登場した、ある人物にも似ているなぁと)
また、ホールケーキアイランド内では誘惑の森にさまよったルフィ一行は、早速罠に引っかかり、いきなりの大ピンチへ…
「ジェルマ66」とその正体について、あらすじ&ネタバレからお伝えしていきます。
ネタバレ1:ヴィンスモーク家8女ブリュレ登場!
ホールケーキアイランドでは、麦わらの一味がやってきたことを森の植物達が囁いています。
どうやら、”麦わらの一味”と認識していることからも、ビッグマムの意志を汲みとっている可能性もあると思われます。
ブリュレ様に遊ばれてるよ…
スムージーならおいしくなるね…
という会話がなされていることからも、ブリュレは登場人物であり、スムージーのように、液状にしておいしく頂くということがあるのかもしれません。
恐ろしい能力ですね。
一方、森の中ではビッグマム海賊団の「ランドルフ」から逃げる、ナミ、チョッパー、キャロットの3人。
このランドルフというのは、鶴騎士(クレインライダー)とのことで、ミンク族ではないとキャロットの解説が入ります。
つまり、悪魔の実の動物系の能力者である可能性が高いのではないでしょうか。
一方で、831話で登場した地中に埋まっている巨人に遭遇。
ランドルフが投げた槍が脳天に直撃します。(ナミとキャロットは一発回避)
ルフィは自分の鏡写しになった”自分”と相変わらず戦い続けています。
「どけよ、お前!」と言ってますが、全く同じ動きをするため、埒が明きません。
ここから逃げる麦わらの一味ですが、ルフィが異変に気づきます。が、ルフィの口が抑えられてしまうため、どうにもなりません。
偽物と思われるルフィに付いて行って、逃げるナミ、チョッパー、キャロット。
巨人の元から逃げたはずなのに、再び遭遇してしまいます。(本物のルフィは一体どこに行ってしまったのでしょうか?)
また、ナミ達がその正体に気づきます。
何と周囲の森の木、地面、植物全部がぐるぐると気づかないように動いていただけなのです。
“道”は無かったということは、周りの環境全部が敵そのものだったのです。
この正体に気づいたナミの背後に、偽ルフィが目を光らせてナミのクビを締めにかかります。
ルフィに扮して騙していたのはシャーロット家8女のブリュレ。(森達が冒頭でブリュレ様と言っていたのはこの”ブリュレ”だったのでしょう)
その容姿は見難く、魔女のような姿にも見えますね。美しい人間を見ると顔を切り裂きたくなるという発言からも、嫉妬深いことが想像できそうですね。
アリス・イン・ワンダーランドに登場してきた人物なのでしょうか。
ちょっと管理人もチェックしてみたいと思います。
どちらかというと、白雪姫に出てきた毒りんごを渡した魔女にイメージが近そうですね。
ワンピースは日本の神話は勿論、世界中の神話を紡いで物語が構成されているので、アリスだけではなく白雪姫も取り込んでいるのかもしれません。
ネタバレ2:サンジの父親ジャッジ登場!
ビッグマムの城であるホールケーキ城の裏側にある湖、アプリコッ湖ではジェルマ66の船が登場。
ビッグマムの傘下の海賊のみ入ることが許されるようですが、そこに巨大なでんでん虫の船が入り、たくさんの船同士でくっつくことで巨大な島になります。
ジェルマはこの巨大なでんでん虫達を繋ぎ合わせることで、島を持たない国家として存在しており、国の形を形成しているようです。
サンジが北の海出身から東の海にこれたのも、この巨大なジェルマの船がグランドラインを横切って東の海にやってきたからなのでしょうか。
注目すべきは、ジェルマの国民の殆どが『男』である点でしょう。
そこの国民を観察しているサンジですが、13年ぶりに再開したレイジュにブチ切れるところから話は始まります。
父親達とは縁を切ったサンジでしたが、無理やり戻されたことに腹を立てています。
そして、父親が北の海にて4人の王を討ち取った”四国斬り”の事件、四人の国王のクビを討ち取った写真を飾っているのは悪趣味以外の何者でもありません。
少年誌だから、クビが切れているのかわからないようになっていますが、キングダムだったら間違いなくさらし首にしていたものと思われます。
サンジの父親は徹底して強さに拘るということが伺い知れますね。
そんな父親にサンジ本人は嫌気がさしているようです。
レイジュ的には男が強さと名声に拘るのは必然だと言っていましたが、ある意味で世界政府的な『征服』を目的にしているのかもしれません。
そして、10人の侍女がサンジのおもてなしをしてくれるということで、それまで反抗していたサンジの目もハートになっています。
レイジュからサンジへの説明は続きます。
『兵士達に戦わせればお金にも困ることはない
ヴィンスモーク家は代々武力でそれを手に入れてきた。あなたもその血を引いている』
つまり、ヴィンスモーク家というのは、自分達が頂点に立って、兵士たちに戦わせるというスタイルなのかもしれません。
そして、サンジの父親、ヴィンスモークジャッジが登場します。
その威厳は絶対的であり、何者にもひれ伏すことはないといった圧力も感じますね。
ヨンジの心配をしているジャッジですが、サンジが「おれがそれ以上だっただけだ」と話している通り、ヨンジを倒したことが予想できますね。
次回833話では、父親と息子の親子対決が見受けられるようで、こちらも楽しみです。
考察その1:遂に登場したサンジの父親ジャッジ!
ジェルマ66の頂点に立つヴィンスモークジャッジが登場。
サンジの実の父親であり、ジェルマ66の国王であることが発覚しています。
性格は支配欲が強そうであり、北の海を再び征服しようとしているようですね。
現在は新世界にてビッグマムの元に来ていることからも、北の海を領地にしてはいないと思われます。
この事とジェルマ66が世界政府から絵巻物で”敵”だと洗脳されてきた理由なのかもしれません。
ジェルマ66がその後で世界政府とどのようなやり取りがあったのかは不明ですが、何らかの方法で国から追い出されたのではないでしょうか。
そうでなければ、四国斬り事件もあったのに今は領土を持たない国として存在するのは違和感があります。
そんなジェルマがどうしてビッグマムの傘下の一員にいるのか、非常に疑問がわきます。
真っ向から戦ってしまえばいいのかなと思いますが、サンジの父親らしからぬ、取引をすることで良好な関係を築いているものと思われます。
性格的に強い敵に対しては向かっていきそうな気もしますが、それほどビッグマムの力が異常だということなのでしょうか。
考察その2:ルフィはどこに!?ブリュレとの一騎打ちへ!
ルフィがいつの間にか姿を消してしまってましたが、一気にナミ達がピンチになってしまってます。
ルフィの復活が絶対不可欠ではありますが、8女のブリュレの姿が白雪姫の魔女を想起させるような、見た目であり嫉妬深い老婆にも見えます。
かなり年齢が上にも見えますが、ビッグマムの娘とはいえ、かなり年齢差があるのかもしれません。
ビッグマムの長女というのは一体何歳くらいになるのでしょうか。
ルフィはいつからいなくなったのか、これが一番の謎です。
「誘惑の森」という名前からあるように、何らかの誘惑に惑わされて捕まってしまっているのでしょうか。
スリラーバーク編でゲッコーモリアに捕まってしまったように、今回ルフィたちもビッグマムに捕まってしまうのかもしれません。
気になるジンベエの運命はいかに!?