ワンピースネタバレ883話884話確定あらすじ考察と感想!カタクリが見聞色の覇気を使えない理由

882話では、ルフィがギア4を使おうとした瞬間に、
カタクリの見聞色で、その存在を知りました。

ルフィの攻撃を読もうとしているため、
攻撃が全くあたりません。

見聞色の覇気を鍛えたカタクリに対して、
どうやって戦うのか、懸賞金10億ベリーの人間を超えていくのに、
踏ん張りどころだと言えるでしょう。

883話「おやつの時間」を考察していきます。

カガミ餅でルフィが大ピンチに・・・
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前回のあらすじはこちら。
882話の考察はこちら

ルフィが筋肉風船と言って、腕に空気を注入し始めたときに、

カタクリが先読みをしており、

クイと指先を動かして地面を餅状にしてルフィに攻撃を仕掛けます。

すると、ルフィが吹っ飛び、全身がのまれてしまうのです。

パワーアップすることがわかって、
どうして黙って見守らなければいけない

そういうカタクリですが、
ルフィが全身餅にくっついてしまって、
抜け出すことができません。

天井からも餅がグニっとなって、
餅状になったものが落ちてきます。

その大量の餅がルフィの上に覆いかぶさり、
生き埋めにされてしまうのです。

大量の餅に潰されてしまったら、
圧迫され、かつ窒息死してしまいます。

ルフィに謝るカタクリ。というのも、決着の仕方がアッサリすぎて、
カタクリは物足りなそうです。

そして、驚くべき発言が繰り広げられるのです。

「おやつの時間を40分すぎてしまった・・・」

という謎の言葉を残したいるのでした。

この真相はというと・・・

「おやつの時間」を過ごすカタクリ・・・
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ルフィに対して、カガミ餅を上から覆い被せて、

ルフィが息をすることができません。

これにより、ルフィは生き残ることが不可能となります。

ルフィの手だけパンパンと隙間から出ていますが、
それよりもおやつの時間を優先するカタクリ。

「どうしてそれほどまでにおやつの時間を優先するのか?」

カタクリは完璧主義で、自分のおやつの時間を今まで欠かさずに、
毎日取り続けてきたのです。

皆で取るべきティータイムを、一人で栄養を補給するための時間に取ってしまったのも、
その間に自分のおやつを食べて、

戦いの神と向き合い続ける時間を取っているから、
だというのです。

その時間があるからこそ、
懸賞金10億ベリーを超える戦士として
ビッグマム海賊団を支えることが可能になり、

絶対的な強さを保ち続けることができるのです。

しかし、ルフィがそこから「ぶはーーー!」
と言って、カガミ餅から復活を遂げます。

ルフィが巨大な餅の中から生還したのは、
餅を食べ続けたからなのです。

餅を食い続けていった結果、
餅の外に出ることができたのです。

食べ物なら、ルフィはどこまでも食べることができるので、
ビスケットのときと同様に、
相手の能力ごと食べることで、相手の能力を無効化したのでした。

カタクリの姿が無いことに気づくルフィ・・・

すると、見聞色の覇気を使って、
強いヤツの覇気を感じ取ります。

ドーナッツを食べていることに気づくルフィ。

カタクリはどうやら、
戦いの神と己との対話していることで、
神聖な時間を過ごしているというのです。

ルフィが体中餅でお腹が一杯で満たされていますが、
動き回ることで痩せて帰ってきます。

(そんな簡単に痩せることってできるんですね・・・笑)

「ゴムゴムのエレファントガン」
と言って、社を破壊してしまいます。

すると、カタクリがドーナッツうましと言って、
寝転がっています。

人生で一度も横たわったことがない、
とうカタクリはこのおやつの時間の中で、
寝転がっていたのです。

禁断・背徳と言っており、
普段は完璧主義の人間だと取り繕っていますが、
完全に偽りの自分だったのです。

いつも気高く、冷静な人間だと言っていますが、
カタクリ自身はこういう一面を持っていたのです。

カタクリは自分の食事シーンを見られたことに憤りを感じて、
攻撃を開始します。

ドーナッツを食べている時は一番リラックスしていたはずなのに、
それを邪魔されたことにブチ切れて、
怒りでわれを忘れていると思われます。

部下のシェフ達が次々と撃ち殺されてしまっているのも、
それだけ「タブー」だったということだと思います。

「口裂け女」の如く、自分の見られたくない姿を見られて、
怒ってしまっているカタクリ。

このコンプレックスがあるからこそ、
強くなれた部分もあると思いますし、

だからこそ、今の自分がそれを受け入れていないとも言えます。

角モチといって、
カタクリが周囲のシェフ達に攻撃をしているのは、
自分の真の姿を見られたことを恥ずかしいと思っているからでしょう。

お菓子の時間をすぎてしまって、
我慢の限界だったというカタクリ。

“武装色にも上がいる”

そう言っているカタクリですが、
見聞色の覇気と同様に、武装色の覇気もルフィよりも圧倒的に極めているのです。

ルフィの武装色の攻撃を超える威力を持っているので、
ガチンコでお互いにぶつかったら当たり負けしてしまうのです。

ただ、カタクリにも弱点がありました。

それが、カタクリが攻撃をした瞬間にルフィがすっとよけて、
ルフィのカタクリの顎へのケリが成功したのです。

「入ったがどうした!」

と怒っているカタクリですが、
今まで攻撃がよけてきたにも関わらず、
いきなり攻撃を喰らってしまったことに関して全く動じてません。

動じてないというより、
冷静でないために、きちんと分析できてないのだと思われます。

そして、ルフィが「わかってきた」と言っていますが、
「雨だれモチ」をよけて、ギア4を炸裂させます。

カタクリの攻撃を避けることができたルフィは、
そのまま上に飛び上がり、コングガンでカタクリを攻撃するのです。

どうして攻撃が成功したのか、
というと、一つは見聞色の覇気と武装色の覇気を同時に使いこなすことができてないから、
だと思われます。

今まではカタクリは見聞色を使っていれば、
未来を読むことができました。

ただ、武装色の覇気をその時は同時に使ってはいません。

武装色の覇気を使って攻撃している時は、
見聞色の覇気を使えないため、
ルフィの攻撃を先読みすることもできないのです。

カタクリの最大の弱点は「分離感」なのです。

こちらが自分自身に固執しているカタクリ。
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確かに、見聞色の覇気は極めたかもしれません。

それ単体を使っていれば常に未来が見えて、
相手の攻撃を見ることが可能です。

しかし、武装色の覇気ですぐに攻撃することができません。

見聞色、武装色、どちらも覇気であることには変わりないので、
どちらも一体となって使いこなすことができなければ、
本当の意味で覇気を使いこなすことができません。

ルフィは、確かにカタクリに比べて、
見聞色、武装色もそこまで極めてないかもしれません。

ただ、ルフィの場合はその2つに対して、
分離していません。

だから、どっちも使いこなすことができ、
カタクリの攻撃も見聞色の覇気で察知することもできれば、
すぐに武装色の覇気を使ってコングガンで攻撃することができます。

そもそも、どうしてカタクリが分離感を持っているのかというと、
カタクリがおやつの時間と日常を分けて考えているからです。

日常は日常、おやつはおやつと分断して考えているため、
そこで境界線をきっちりと引いてしまってます。

そのため、「自分」と「他人」と明確に分けて考えたり、
自分の能力も見聞色、武装色と全く別のものと認識してしまうのです。

だから、引きこもってしまって、
自分の本当の姿も誰にも見せずにいるのも、
他人と本当の意味でわかり合うことを恐れているからだと思われます。

「社」を作って厳重な壁で自分を覆ってしまってるのも、
それだけ自分の世界に入ってこないで欲しい、
という神聖な場所だと思っていたことの現れだと思います。

ただ、ルフィは全く逆の考えで、
ズカズカと他人の心に入り込もうとしています。

ある意味失礼な人間ですが、
ルフィには分離感というのは一切ないのです。

だから、誰に対してもオープンマインドで、
誰に対しても心をひらいていますし、
見聞色と武装色の2つも同時に使いこなせているのです。

どんなことでも分離せずに物事をとらえて、
戦えたときに、真の強さが見えてくるはずです。

懸賞金10億ベリーの壁を超えるにあたり、
この辺りが正にポイントになってくると思われます。

今後のルフィの懸賞金の額を注目していきたいと思います。

次号、884話のあらすじはこちら。
→884話の考察はこちら

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