第968話でおでんは久しぶりのワノ国に帰って来た。
だが、そこでオロチが武器製造工場を建て、
男達を低賃金で働かせている事実。
更には息子であるモモの助殺害を企んでいた事が明らかになった。
どうやら、オロチは早い段階で光月家の血筋を根絶やしを考えていた様だ。
故にモモの助を庇ったトキの矢傷を見てプッツンしたおでんは単身オロチへ切り込んでいき、
そこで今週の幕が閉じた。
しかし、おでんが処刑されるのは確定で、それも39歳の時だ。
そして、オロチが今日も生きている事から、
オロチは助かったと言える。
つまり、処刑までの期間に何かあったという事だ。
●オロチを助けたのは、カイドウ
私はオロチを助けたのはほかならぬカイドウであったと考える。
オロチは自分に手を出せば、カイドウが黙っていないと言っていたが、
文字通り後ろで寝ていたカイドウに間一髪で助けて貰ったのではないだろうか?
でなければ、オロチ単身でおでんの一撃を防ぐのはハッキリ言って不可能だからだ。
ただでさえ、おでんはワノ国出国する前から強かったのだ。
ロジャー海賊団解散後のおでんはハッキリ言ってもっと強い。実際にオロチの軍勢をものともせず、1人で城まで辿り着いたほどだからだ。
故に、ワノ国でおでんを止めれる人間はほぼ居ないに等しい。
しかし、カイドウならそれが可能なのだ。
●吹き飛ばされるおでん
恐らくだが、おでんはカイドウに吹き飛ばされたのではないだろうか?
でなければ、今週の幕でワノ国編終了?だからだ。
しかし、カイドウの棍棒によってそれが防がれた。
ここでおでんは敗北をきたす
●初戦敗退のおでん
もし、この時点でおでんが39歳なら、そのまま処刑になるのだろうが、
この時のおでんはおそらく33~34歳であろうか?
つまり、死亡まで5年の期間があるから、カイドウに吹き飛ばされてもなんとか生きているだろう。
(恐らく、カイドウは殺す程の勢いで振りかぶっていないからだ。)
此処で初戦敗退というわけだが、それでオロチ討伐を諦める訳がない。
此処で止めなければ、息子共々光月家の血筋は根絶やしにされ、開国は杞憂に終わるからだ。
●おでん処刑の期間は合戦があったのでは?
さて、おでんがオロチを斬りつける場面からおでんが
花の都で罪人として処刑されるまで、5年間。
その5年間、おでんは大人しく処刑までの期間を
過ごしたのはおでんの性格上有り得ない。
なにせ、トキの怪我を聞いた瞬間、城最上階から飛び降り、
ウソップ顔負けの大爆走で花の都のオロチの眼前まで来た男だ。
恐らく、おでんがワノ国を帰って来た日にオロチの話を聞いて、飛び降りた。
その後、何日か跨いで花の都のオロチの眼前まできたのだから、実質そんな日にちは経っていないと考えられる。
以上の事を踏まえても、おでんは本当に行動が早い男なのだろう。
なれば、処刑までの期間を大人しく過ごしたとは猶更思えない。
ともすれば、おでんはオロチ討伐の為に合戦を仕掛けたのではないだろうか?
●オロチとカイドウを倒す為に、総力を結集した。
恐らく、今週の幕からおでんの人生の幕が閉じてしまうまで、
おでんは上記の合戦を仕掛けた可能性が高い。
なにせ、ぐずぐずすれば、モモの助暗殺の第二陣、第三陣を仕掛けてくるだろうからだ。
つまり、大人しくする期間などない筈だ。
もう、オロチに斬り込んでしまった以上、おでんとの対決は表面化してしまい、両者の激突は避けられない。
どちらかが滅びるまで、その雌雄は決するだろう。
故に世界中の人間に人知れず、鎖国国家ワノ国では戦が途絶えなかったのではないだろうか?