アース海軍による王下七武海の撤廃のニュースはワンピース界にとっては衝撃です。
海軍はこれまで「強い海賊」の力を借りながら、秩序を保ってきました。
王下七武海は海軍にとって重要な戦力です。
それがなぜ撤廃になったのか、撤廃の影響がどんなところに出てくるかを考察してみます。
海軍の人手不足
現実世界でも、人手不足が現在進行形で頭の痛い問題ですが、海軍でも同様な人手不足が起こっていると管理人は考えています。
そう、海賊を取り締まる海軍の人手不足はいつの時代でも頭の痛い問題ではないでしょうか？
そして、もっと言えば四皇や最悪の世代に立ち向かえる強い海兵の不足が最もシビアな問題だと思います。
24年前にロジャーがワンピースの在り処を示した結果、世界中で爆発的に海賊が出現しました。
つまり、24年前から海軍よりも海賊が多くなり、尚且つ何人もの海賊が悪魔の実の能力者になっているのです。
考えてみてください、人を襲う海賊が能力者になっていれば、如何に海軍と言えど太刀打ち出来なくなるでしょう。
ワンピースの世界の市民はそんなに恐怖を毎日抱きながら暮らしているかもしれません。
王下七武海の完全撤廃でより優秀な人手不足
そして今年、王下七武海がクロコダイルの国盗り未遂とドフラミンゴによる国盗り成就がアラバスタ王国とドレスローザ王国で起きたことで、コブラ王とリク王が周りの王達を説明。
これにより、王達は七武海の危険性を知り、議会は王下七武海の完全撤廃に至りました。
ブランニュー曰く、これで四皇などに対して、王下七武海という強力な戦力をもう差し向ける事は出来なくなりました。
確かにSSGなる特殊部隊が設立されましたが、それでも王下七武海の喪失は痛い問題です。
今年に何かが起こることを世界政府は恐れている
世界政府が恐れているのは、世界政府がこれまで隠してきた秘密を暴かれることです。マリージョアの知られざる場所で、五老星を従えるイム様が消すべき灯を消そうと考える段階に入りました。
これは世界政府が世界各国で何かが起ころうとする予感をしているのではないでしょうか？
これまで以上に、海賊が活発化すれば、世界政府も力ずく抑えるのが困難になってくるでしょう。
つまり、世界政府としても、海賊の鎮圧に躍起になっている可能性があります。
海軍の将官クラスは戦闘とスカウト兼任していて、多忙
王下七武海の完全撤廃などで、海軍は世界政府からより強力な海兵をスカウトする様に要請するでしょう。
つまり、世界政府としては、自分達に忠実に従う海兵が毎度欲しいと考えています。
例えば、七武海であったくまは七武海で唯一政府の言いなりになっている男と呼ばれています。
実際にスリラーバーグでルフィの抹殺を依頼していたのは世界政府の人間が電話越しでくまへ命令していたのでしょう。
政府としても、世界徴兵でくまのような強いだけでなく、忠実に従う海兵が欲しいと考えている筈です。
なれば、海軍の上層部に世界政府から徴兵令が発動され、より強い海兵の獲得を要請します。
いちから、海兵を育てるよりも、最初から強い人間がいれば、時間と金の手間も減らせますから、世界徴兵というのはよくいったものです。
故に世界徴兵のスカウトは、海軍の将官クラスがしていた可能性があります。海軍が海賊に対して、スカウトをするわけが無い以上、どこにも属さない強い人間が探さないといけません。
それこそ、緑牛や藤虎といった極まれに強い人材はなかなか見つからないし、かといって強い人物というのが普通の生活をしているとは限りません。
世界中を周るのであれば、将官クラスの人間が海王類や海賊と戦いながら、強い人材を求めてさすらっていたかもしれません。
できれば、ワノ国の侍が仲間になってほしいし、エルバフからも人手がもっと欲しい
もし、管理人がスカウトマンなれば、エルバフやワノ国に行き、侍やエルバフの戦士が世界徴兵に応じてくれたらどんなに助かるところか。
場所が場所だけに、航海する事すら大変ですし、なによりエルバフは兎も角として侍が世界徴兵に応じてくれるとは思えません。
故に、世界徴兵というのは困難な任務ですし、慢性的な人手不足があるのであれば、猶更続けないといけないでしょう。
