赤鞘九人男が頼もしく強すぎる問題
管理人は正直、赤鞘九人男の強さを侮っていました。
おでんの強さは二十年前のカイドウを倒す程で、あのカイドウから”化け物”呼ばわりにされていました。
しかし、おでんの赤鞘九人男はおでん程の強さは無いのは明らかであり、なにより赤鞘九人男のリーダーである錦えもんにそこまでの強さを感じませんでした。
その原因はドフラミンゴ相手に手も足も出ていなかったからです。
ライゾウにしろ、カン十郎にしろ、本当に強いのかと疑問がありました。
ところが、カイドウとの決戦が始まった際に、あれ程の体躯と強大な強さを誇るカイドウ相手に9人がかりとはいえ、攻め合っているのは素直に強すぎると思いました。
これまでルフィと共に戦った味方は多いですが、赤鞘九人男がこれほどに強いと、ワノ国編後も付き添いという形でくるのではないでしょうか?
実は現実時間で、八年以上はお世話になりっぱなしの赤鞘九人男
そもそもの話ですが、赤鞘九人男の立場からすれば、麦わらの一味にお世話になりっぱなしといえます。
考えてみますと、パンクハザードで錦えもんを牢屋から出してくれた時点で、錦えもんからすれば、絶体絶命の危機を救った大恩人といっても差し支えないのです。
錦えもんは元々、光月と兄弟の契りを汲んだミンク族達だけに助けを呼んでカイドウと戦うつもりだったようでしたから、今考えてみても、もう無謀としか言いようがありませんでした。
つまり、元々は完全なる負け戦でしかなく、現在の軍勢も5000人に対して、百獣海賊団は数万人ですから、本当に無謀な戦いなのです。
故に赤鞘九人男がもし、カイドウの討伐に成功し、麦わらの一味へ感謝のお祝いをしたとしても、それで気が収まらない赤鞘九人男が出てきても可笑しくないのです。
なので、管理人からここで赤鞘九人男の誰かが仲間として助太刀してくれるかもしれないと考えます。
恐らく、助太刀してくれるのは、河松が考えられます。
どうして、河松が仲間に加わりそうなのか?
一番理由としては、河松自体の人気が一定あるからです。
河松はビジュアルも相まって、愛嬌と度胸を併せ持っており、日和を育て、13年間耐えに耐えた、赤鞘九人男やしのぶの誰よりも一番つらい目に合っているのは河松だからです。
河松としても、海に出たいと考えていたのかもしれませんし、何より河松自体の活躍が少ないのも理由です。
河松はワノ国編に入っての新キャラであり、目立つ理由とすれば、赤鞘九人男の代表としても河松が適任ではないでしょうか?
アシュラ童子や傳ジローと比べると、唯一コネや立場といったものが無く、自由といえば、彼が一番自由だと考えられます。
ただ、河松がワノ国を離れて一番悲しがるのが、日和でしょう。
日和からしてみれば、13歳になるまで育ててくれた親代わりのキャラですので、流石に日和が付いてくることはなさそうですが。
兎も角、管理人としては、赤鞘九人男が麦わらの一味に感謝の意を示すのであれば、その後の旅路も赤鞘九人男の代表がつきそうのが筋でしょう。