カポネのまるで最終回の様な一コマ
管理人は扉絵連載というのは、ワンピース独自のシステムで、本編に直結するミッシングリンクの様な位置づけだと考えています。
つまり、ワンピース読者からすれば、扉絵連載も全く見逃せない連載なのです。
例えば、バギーはオレンジの町でゴムゴムのバズーカでぶっ飛ばされましたが、イーストブルー最後の街であるローグタウンに現れました。
唐突な登場でしたが、それまでの足跡は扉絵連載で全て描かれており、後にアルビダと判明する美女や部下達との再会が載せられていました。
コビーにしても、海軍に入隊し、海軍本部に駐屯する経緯、はっちゃんがデュバルのアジトでナミと再会する。
ジンベエが魚人島からホールケーキアイランド編に至るまでの道筋も描かれていました。
さて、この様に、扉絵連載とは後に続く本編に直結する大事なものなのですが、つい終わったカポネのオーマイファミリー最終回についてです。
問題は、このカポネの流れがまるで本編に絡まない様な終わり方をしているのです。
カポネはそもそも新世界から、グランドライン前半へ近づいている
まず、カポネはホールケーキアイランド編でビックマム暗殺に失敗し、逃走しました。
しかし、そのままワノ国ではなく、ドレスローザまで来ているのです。
そこで、ローラとパウンドに再会した訳なのですが、その後が問題です。
なんと、海兵に追いかけられながら、ドレスローザから離れていったのです。
管理人はこれが問題と考えています。
扉絵連載は基本的に後の本編に関わるようなキャラもいますが、バロックワークス元面々やエネル?といったキャラの様に、本編に未だに関わってこないキャラもいるのです。
そして、本編の進め方はズバリ主人公ルフィがラフテルに近づくまでの進め方です。
つまり、ドレスローザまで船を進めているカポネが、本編であるルフィ達に絡んでこないという事なのです。
確かにローラ再会どころか、パウンドとの出会いやゴッティとローラの結婚式などの大きな収穫もありました。
しかし、この扉絵連載を読むと、まるでカポネが今後関わってこない様な終わり方をしているので、「カポネが今後関わってこないのではないか。」と考えに至るのです。
カポネはこのまま脱落扱いになりそう
最悪の世代と呼ばれるカポネは、他の世代と違い、海賊王ではなく、大物の首を狙って生きているといえます。
そんな男なので、地位や名誉の称号といえる海賊王に全くの興味がないでしょう。
それにルフィとは敵対どころか、協力関係になったので、ルフィと敵対するというか、海賊王を賭けて戦うような事はしないと考えます。
なにより、ローラ捜索を終えた今、どこかカポネはひっそりとどこかで隠居しそうに思えてきます。
他の世代と違い、実子や妻、部下達などの次世代や若い連中を育てていくと立場といえます。
すると、海賊王のレースに最初から参加しておらず、まるでワンピースの世界の海賊の割には、畑違いなキャラだと思えてきます。
何にせよ、カポネの物語はここで終わってもいいかもしれません。