長く生きてきたDの意志
よく作中で伝えられるDの意志とは、一体何なのでしょうか?
今回はこのことについて考察していきます。
脈々と受け継がれた意志
受け継がれる意志とは、そのままその人から次の人へ意志が伝わるという事です。
これは、Dの一族であるローに伝えられていると管理人は考えています。
彼は13歳の頃に、自分を救ってくれたコラソンを大恩人と慕い、彼の意志を継ぐかのように、ドンキホーテ・ドフラミンゴ相手に戦いました。
ドフラミンゴは天竜人ではないですが、国を乗っ取り、闇のブローカージョーカーとしてこの世界の闇に繋がっていました。
実際に、ドフラミンゴは自分達を仲介として置く事で、莫大な利益を築き上げてきました。
そして、王下七武海と国王を兼任し、事実上、遊んでいても莫大な利益が出せるビジネスを創り出していました。
要するに、ドフラミンゴは幼少の頃から、恨みを持って生きていき、それをエネルギーとして、この世の悪として君臨していたのです。
それを止めようとしたのが、コラソンでした。コラソンは実の父ホーミング聖を殺害した兄であっても、引き金を引けませんでした。
いうなれば、ドフラミンゴを止める事は必然的にコラソンからローに引き継がれたといえます。
そして、実際にドフラミンゴに引導を渡したのは、ルフィでした。
ここにDの意志が繋がったといえます。
Dの意志は、自由を排する者への排除意志
Dの意志を持つ者たちは、自由を束縛し、支配する意思を持つ人間を徹底的に懲らしめます。
メタ的に言いますが、悪は徹底的に滅ぼさねばならんといっている赤犬よりも、ルフィの方が悪と言える存在を徹底的に叩き潰しています。
アーロン帝国を築き上げ、世界の海を網羅し、支配しようとしたアーロンはゴムゴムの斧で沈みました。
アラバスタ王国転覆を狙ったクロコダイルは地下聖殿でゴムゴムのストームを鳩尾からボコボコに殴られ、失神してしまいました。
そして、エネルは空島を消そうと考えて居ましたが、結果的に黄金牡丹で雷雲ことライゴウを消され、ゴムゴムの黄金ライフルでケーオーされました。
世界政府の意志の代行者ルッチ、影を扱いゾンビ軍団を築こうとしたモリアは自滅からのギガントJETシェルで昇天。
シーザーは研究資金も無くなり、自由に生活ができなくなりましたし、自由を排する意思を徹底的に叩きのめしたのが、ルフィと言わざるおえません。
Dの意志は世界を滅ぼす!?
管理人としては、やはり、世界をひっくり返すというのは、そのまま世界を滅ぼす意志と考えています。
ワンピースの世界では、世界政府によって、世界が牛耳られているとしか思えません。
特にシャボンディ諸島では人攫いが横行し、世界政府直下の海軍本部でさえ、人攫いは容認されています。
しかし、此処に来て、革命軍の動きが活発化し、それまで黙っていた国々も続くと考えられます。
特に、ルフィとかかわりがあるアラバスタ、ドラム島、魚人島、ドレスローザは王国をルフィから救ってくれた身、どうなることやらでしょう。