世界政府の身の振り方
世界政府は800年以上前に存在し、世界を支配する組織として長年支配してきました。
しかしその支配は、裏に控える天竜人によるものでした。
正に天竜人に捧げる天上金はこれ以上無い程の愚策です。キッドのいう屑が支配するから、屑が生まれるというのは、まさにこのことでしょう。
只、天竜人の豪遊生活の為に、世界中の人々は働いたお金を搾取され続けるのです。
つまり、ワンピースの世界に管理人が生まれた場合、世界政府加盟国に生まれていたとしても、会社に勤めていても、給料から天竜人に捧げる天上金を渡していたといえます。
腸がひっくり返る気持ちになります。
故にキッドの言う屑が支配するから、屑が生まれるというのは、支配している人間が天上金というの貢物を要求するせいで、国民が疲弊し、貧困を恐れ、犯罪を犯すようになる世界にしている他ならないのです。
なので、世界政府は見方を変えれば、支配者である天竜人に歯向かわず、天竜人の支配に目をつぶり、天竜人は何も生み出さず、只豪勢な暮らしを満喫しているだけの屑共の集まりを何百年も続けているといえます。
そして、もう一つが世界政府が一枚を噛んでいそうなのが、戦争ビジネスの話です。
戦争ビジネスは儲かる
戦争ビジネスは武器を売るだけでは、ありません。
戦争によって、土地、建物、財産が破壊され、そこに目を付けた死の商人が目を向ければ、凄まじい莫大な財産が築けるのです。
早い話、戦争というのは支配者が富を肥やす手段に過ぎないという訳です。
これをワンピースの世界では、世界政府がサイファーポールナンバーナインどころか、最強の諜報機関であるサイファーポールナンバーAegisZEROをワノ国に向かわせているのです。
ワノ国では、二十年前から武器が製造されており、ワノ国の武器はハッキリ言って、とても出来が良いのです。
なので、こぞって国々ではワノ国の武器を欲しがる状況になっています。
そこで、世界政府は恐らく武器商人に扮した政府の役人が、武器を売りさばき、そこから富を得るという方法を使っていると考えられます。
つまり、世界の均衡を護っている立場の世界政府がその実、戦争が得られる莫大な富を謳歌している可能性があるのです。
ワノ国にサイファーポールナンバーAegisZEROが来ている時点で、間違いないでしょう。
というよりも、政府が戦争を奨励する訳にはいかないので、表向きは平和を願いつつ、天上金とはまた別の方法でベリーを増やしているといえます。
正に現実世界と同じで、持っている金持ちや権力者がドンドン金を手に入れるのに対し、高い税金で生活を強いられる市民とよく構図がにているといえます。
順調に進んでいる筈が…
ところが、現在の世界政府は藤虎の土下座から、世界からバッシングを受けていると考えられます。
世界政府は兎も角、失態を絶対に世界から隠しているので、海軍本部大将がまさか、海兵の不手際を大々的に広めるとは思わなかったでしょう。
海軍も只で動いている訳ではないので、事実世界中の国から徴収した金で運営されています。
それを指摘されたら、戦争ビジネスはもう出来なくなるでしょう。