ルフィによって大海賊時代が終わる
ワンピースは、ワンピースをよく知らない人たちからすれば、海賊の漫画というのが共通認識です。
しかし、ワンピースをよく知る管理人からすれば、もっと突き進むと、ワンピースの世界で海賊は大海賊時代によって、爆発的に増えたという知識を手に入れます。
つまり、ワンピースの世界の海賊はロジャーの死から、24年間で爆発的に増えたという事です。
ところが、大海賊時代が始まって、24年間ワンピースが見つかっておらず、ベラミーの様に目の前の宝や現金などの目先の金銭にとらわれる海賊や金獅子のシキの言う様に、多から目当ての海賊が大勢増えたのも事実でした。
それら海賊は、海に出たのは良いもの、他の同業者の戦に負けたり、カームベルトに侵入し、海王類に食べられ、そもそもリヴァースマウンテンの入り口に入り切れず激突するなどの海賊の練度がかなり低いです。
さて、そんな海賊達の中で、ルフィはたった二年で、カイドウとビックマム相手に陣取れる勢力にまで到達しました。
世界経済新聞社社長モルガンズの言葉を借りるのなら、ルフィは海賊王になれる次代の男といえます。
となると、今回の考察はルフィによって、この大海賊時代がピリオドが打たれるという考察を展開します。
ワンピースが完全に世界の目に開かれ、伝説は伝説で無くなる
一番がワンピースの正体が大々的にルフィを中心に世界に広まり、24年前のロジャーがワンピースを一切の謎にしたのとは逆に、包み隠さず公開したというのがルフィと管理人は考えます。
この大海賊時代に蔓延んだ海賊は、そもそもの原因がワンピースというひと繋ぎの大秘宝という宝があるから、蔓延んだのです。
その大秘宝がルフィによって暴かれるとそれまでの海賊行為が全て泡に消えるでしょう。
少なくとも、それまで続いた大海賊時代は完全に終焉を迎えると思います。
ロジャーが隠して、ルフィが暴いた時点でおしまい
そもそも、ワンピースを見つけるのは、早い者勝ちであり、四皇ですらそれに届いておらず、黒ひげの様に悪魔の実を二つ手に入れた海賊やカイドウやビックマムですら、ラフテルに辿り着いていません。
いうなれば、世界有数の実力者や世界政府ですらその全貌を知っていないので、仮にワンピースを見つけた人間が現れたら、次の人間が見つけても後の祭り。
ロジャーの後にワンピースを手に入れる人間こそが、大海賊時代を終わらせてしまう人物になりうるのです。
ある意味、スモーカーやたしぎの願い通りになる
海軍としては、大海賊時代が終わる事は本望といえるでしょう。
彼等は実力者でありますが、その分守れるべき救うべき命が目の前にしかないのは重々承知しています。
たしぎもより強い武器が悪人に渡っている現状を憂いていますし、ある意味海賊麦わらのルフィはどの海軍よりも、海賊の時代を終わらせた一人の救世主と言えます。
勿論、ルフィは救世主になることに興味はないでしょうが、ルフィがワンピースを手に入れるのは、こういう風に大海賊時代が終わる事を意味します。