ワンピースの世界で死んだ人物にも関わらず、今もなお大きな影響力を持つ海賊王ゴールドロジャー。
とはいえ、ロジャーは今でこそ世界で最も偉大な功績を残した男であるのだが、
彼がそもそも海に出た理由はなんだろうか?
今回はそんなロジャーの航海を決めた理由について、
964話までの展開を踏まえて最新話965話のネタバレを踏まえつつ、
考察をお伝えしていきたい。
●965話考察1:海賊王になった男、ロジャーはなぜDの名を知っていたのか?
前回までのあらすじはこちら。
⇛964話「おでんの冒険」ネタバレ詳細
こちらの記事も合わせてお読み下さい。
⇛965話考察記事はこちら
こちらの記事も965話の姉妹記事で、必見です。
⇛965話ネタバレ考察でカイドウ討伐の真相!
ロジャーは本編では不可能とされた
グランドライン制覇を成し遂げた大傑物とも言える。
そんな彼が航海を決めたのが、
私には特別としかやはり言えないのである。
それはロジャーが作中でも謎の一族とされる
“Dの一族”であるという事だ。
主人公ルフィだけでなく、黒ひげ、エース、ガープ、ドラゴン、ロー、
サウロといった作中には多くのDの名を持つキャラが現れている。
その中でも、ロジャーはゴールドロジャーと世間で広まった名であるが、
白ひげとの酒を楽しく呑んでいる中で
「最近世間では、俺の事を皆ゴールドロジャーって言ってるが、
違う俺は“ゴール・D・ロジャー”だ!!」
と膝をバンバン叩きながら愚痴を零していた。
それを聞いた白ひげは、自分の船にもティーチという
Dの名を持つ男がいると言った。
彼は「Dというのはなんなんだ?」
とロジャーに質問したのだが、
なんと此処でロジャーは、
「知りてェのか? いいだろう、教えてやる。」
と酒の席でDの事を白ひげへと教えたのだ。
この事から、ロジャーは他のDの一族と決定的に違うのが、
Dの事を良く知っているという事なのだ。
例えば、ローはセンゴクに対して、
ワーテルは忌み名という意味があり、
人に教えてはならない名前だと両親に教えられたという。
それとDの一族は天竜人の天敵とコラソンに教えて貰っている。
だが、彼自身はDというのがなんなのか良く分かっていない。
サウロもロビンに名前を教えて、
Dについて聞かれたが、
良く分からないと言っている。
他のDの名を持つ人間がそもそもDとは何かと聞かれても、
説明できないかもしれない。
だが、作中判明しているDの一族の中で
唯一ロジャーはDの事を説明できる人物なのだ。
問題は彼がD自体がなんなのかを説明出来る様になったのは、
航海をする前なのか、した後なのかという事なのだが、私は当然後者。
つまり、ロジャーが航海を決意した理由はDのルーツを知る為ではないだろうか?
●965話考察2:ロジャーが航海を決意した背景
ロジャーはイーストブルーローグタウンの出身であり、
そこで共に同じ町の出身で自分の家を焼かれたばかりに
船を盗んで住処にしていた若き日のレイリーと出会い、
「俺と一緒に世界をひっくり返さねェか!!」と航海に誘った。
このセリフから、ロジャーは世界をひっくり返す。
つまり、世界に衝撃を与える行動に映ろうと考えていたのではないだろうか?
ロジャーの幼少期は恐らく裕福な生活とは言えなかったのかもしれない。
もっと言えば、迫害された事があるのだ。
要するに、ロジャーはDの一族として天竜人に近い人間から
何かしらの攻撃を受けていたのではないのだろうか?
かつて、ドフラミンゴ達が元天竜人として、
天竜人を憎む人間たちから復讐をされてきましたが、
まさにそんな感じだったのではないだろうか?
他の人間にはDという名前だけで、
誰かに攻撃されるそういう理不尽に耐えかねた。
だからこそ、ロジャーは自身のルーツを知りたくなった。
そうして調べ物をしているうちに、彼が行き着いたのは、
誰も到達した事のない最後の島の存在に気が付いた。
それこそが“ラフテル”であった。
其処にこそ自分の知る何かがあると考えたロジャーは行動に移した。
そして、船を探しているうちにレイリーに出会った。
というのが、ロジャーの航海の理由である。
驚愕のオロチの底しれぬ性格の悪さについて、
こちらの記事で徹底考察しました。
こちらの記事も合わせてお読み下さい。
⇛965話考察記事はこちら
こちらの記事も965話の姉妹記事で、必見です。
⇛965話ネタバレ考察でカイドウ討伐の真相!