カイドウの能力がワンピース最新話、921話「酒天丸」の中で、
龍の能力者であることが発覚しました。
ただ、実際どんな悪魔の実であるのかまでは分かっていません。
カイドウの能力と、その由来について、
また実際にルフィ達との戦いはどのような形で決着を迎えるのか、
この辺り考察していきます。
カイドウの能力＝龍の能力
921話でカイドウが初めて龍として登場します。
⇛921話でカイドウがドラゴンであることが発覚！全内容のあらすじ考察へ
921話の中で、ジャックと酒天丸の2人が戦っている際、
天空の空から龍の手が出てきてます。
これがカイドウの龍だと発覚します。
ドラゴンボールの神龍を彷彿とさせる姿で、
しかも表情がかなり「怖い」です。
ただ、能力名はまだ明らかになっておらず、
（現時点での予想にはなりますが）
ヘビヘビの実ではないかと考えてます。
龍というのは、日本神話などではヘビが進化した形とも言われており、
ヘビヘビの実 モデル幻獣種「龍(ドラゴン)」ではないかと思われます。
そもそもこの能力ってどこまで強いのか？
ということが疑問になってきますが、
めちゃめちゃ強いことが考えられます。
まず、あのジャックが結構ビビってる描写があります。
ちなみに、早害のジャックといえば、
懸賞金が10億ベリーを超えています。
実力的にはおそらく、
「ジャック ≦ 酒天丸」と思われますが、
ほぼ互角の状態にもみえます。
ただ、ここで面白い説をお届けしていきます。
カイドウはヒトヒトの実モデル「鬼」の可能性も・・・
以前から、カイドウの能力については見た目の「鬼」から、
ヒトヒトの実モデル「鬼」、又はオニオニの実である可能性についてもお伝えしてきました。
というのも、カイドウの頭に角もありますし、
何より鬼ヶ島っぽい場所に住んでいることからも、
カイドウ＝鬼というのは避けては通れないでしょう。
何より、「地上最強の生物」という異名はどう考えても、
バキの範馬勇次郎を彷彿とさせています。
・・・ただ、今回はカイドウが龍の姿で登場しました。
このことから、龍の能力であることが確定したように見受けられますね。
しかし、
そもそもカイドウ自身が龍だった可能性も考えられるのです。
つまり、元々カイドウはワノ国に祀られている、龍であり、
その龍こそが、真の姿だということです。
元々、火祭り自体がワノ国で年に一回行われているようで、
日本では古来より龍を祀るということがありました。
なので、火祭りという行事自体が行われているのだとすれば、
ワノ国の数十年だけの歴史ではないのだと思われます。
つまり、ワノ国には元々カイドウが龍の神として君臨し続けてきたのではないでしょうか。
そんなカイドウが何かのきっかけで、
悪魔の実を食べてしまった・・・
それがヒトヒトの実モデル「鬼」（もしくはオニオニの実）だということです。
これはワンピースでよくあるパターンで、
「Aと匂わせて、実はB、それも実はフェイクで本当はC(又はA)」
という見せ方です。
ロジャーがDの一族なので、
ドフラミンゴもDの一族かと見せかけて、
実はローが忌み名でDの一族だったというパターンもそれに当てはまります。
今回のカイドウに関してもまだまだ謎に包まれてる部分はありますが、
この可能性も大いにあるでしょう。
本題に戻ると・・・
カイドウは元々ドラゴン（龍）であり、
鬼の能力を保有していたという説もあるのではないでしょうか。
ちなみに、沖縄には「倶利伽羅大龍不動明王」という不動明王が存在しています。
龍であり、明王であり、ということから、
カイドウのモデルになったかもしれません。
この明王は、剣に巻き付く「龍」を祀られています。
高野山には、不動明王二童子像という絵が飾られています。
不動明王が手にした剣というのは、龍が巻き付いており、
煩悩を打ち砕く剣として描かれています。
カイドウが住む鬼ヶ島には、この剣が祀られているのではないでしょうか。
その剣を手にいした時、最強の剣士として、
ゾロがミホークに立ち向かうときがやってくるのかもしれません。
カイドウが火の神、ドラゴンとするならば、
カイドウを倒した時には、その剣にカイドウを宿わせて、
火を扱う最強の剣士としてゾロがミホークにも負けない実力者として、
その名を轟かせるといったことも考えられるのではないでしょうか。
カイドウの強さはどれくらいなのか？
カイドウの実力ですが、非常に強いのは間違いないです。
そもそも龍だとするならば、
人間ではありません。
だからこそ、四皇に捕まったり、海軍に捕まっても
死ぬことができなかったのだと思われます。
「不死身」だということはそもそも人間ではなかったから、
というのは分かりやすいオチだと思われます。
なので、最強と言われるのは当たり前で、
そもそも人間ではない、命が何個も持ってるくらいの霊力を持っているからだと思われます。
普通に考えたらルフィ達は勝つことは到底不可能です。
なので、今回の作戦では、酒の席で酔っ払ったタイミングで、
寝首をかくというちょっと卑怯な作戦も匂わせてますね。
カイドウは実際にお酒を飲んで、怒り狂ったり、
泣き上戸になったりと非常に不安定だったりします。
お酒が好きなのだとすれば、
その時がある意味で一番のチャンスとも言えそうです。
これは古事記のヤマトタケルが、熊襲征伐の際に、
お酒を飲ませた神話を彷彿とさせています。
実際に酒を飲んだ時を見計らって勝つ、
というのは少年誌に置いて子供に見せられない展開ですが、
どうしようもなに敵と戦うにはこれしかないでしょう！
（実際は違うと思いますが・・・笑）
本音のところでは、カイドウはお酒を飲んでからが本領を発揮すると考えてます。
