805話「ミンク族」ではゾウ編の黒幕がジャックであることが確定し、いよいよゾウの核心へと迫ってきました。
そして、サンジ達の身に何かあったとワンダの思わせぶりな表情も…
サンジ、ナミ、ブルック、チョッパー、シーザーの身に一体何があったのか、806話「右腹の砦にて」について早速見ていきましょう。
806話表紙にてマキノの息子の姿が判明!
前話し805話「ミンク族」についてはこちらでもお伝えしてきました。
初めてマキノの息子が登場しました!
以前よりもシャンクスの息子ではないかと考察をしてきましたが、髪の色が明るいことからも恐らく赤髪なのかもしれませんね。
ルフィの懸賞金が5億になったことで、フーシャ村の人間は皆喜んでいますが、村長が1人だけ浮かない顔をしています。
これまでと同様に、村長は村から海賊を出したということにいいイメージを持っていないのでしょう。
「夢か運命か」
村長のこの言葉の意味が未だに分かりませんが、ルフィが海賊王になるというのは「運命」だと感じているのかもしれません。
となれば、ルフィが海賊王になるべくしてなっているということになりますが、どうしてそんなことが言えるのでしょうか?
単純にルフィが「革命家ドラゴンの息子」ということ以上の何かがあると思われますが、連載800回を超えた現在でもこの伏線は未だに分かりません。
ゾウ内の秘密がいよいよ明らかに!
超巨大象の鼻から海水が背中に撒き散らされて、大洪水が起きます。
このように定期的に水がまかれることで、生活用水になり、ミンク族達の飲水などに使用されるのでした。
そう考えると、この巨大象は何かしらの意志を持っているようにも見えますね。背中に住んでいる住民たちを生きながらえさせるために、自分は存在していることを認識しているのでしょう。
そして、象である自分は何かしらの意志を持って動いているということなのでしょう。
ここで洪水が一気に起こり、街が海水で溢れかえってしまいます。(ウォーターセブン編を思い出したのは管理人だけでしょうか(笑))
また、一方でカン十郎と錦えもんと忍者の雷ぞうらしき人間が象を登っている時に洪水の水が降ってきて、再び海に落ちるハメに!
おそらく、ゾウ編が完了するまで彼らは到達することができないのではないでしょうか。
また、雷ぞうが猿になってしまった真相についてはいつ語られるのか、気になるところですね。
くじらの森の親分「ネコマムシの旦那」とは?
くじらの森に戻ると、ルフィ達と行動を共にしているワンダから、巨大像の放水が1日2回であることが発覚。
撒き散らされた海水がろ過装置によって、生活水に変わるという近代的なシステムになっています。このような凄いシステムは数百年前に作られたのだとすれば、物凄い文明が栄えていたことになるでしょう。
ますますゾウという国の謎が深まってきた気もしますが、果たしてどうしてこのような国が作られたのか、こちらでも考察をしているのでご覧ください。
そこで、ベポからくじらの森の親分が「ネコまむしの旦那」であることが発覚。文字通りに猫とマムシを足して2で割った人間なのでしょう。
このことからも、ミンク族は一つの動物だけではなく、複数の動物から生成されている可能性もあると思います。
ベポがどうしてくじらの森の預かりになっているのか、その辺りの真相も今後明らかになっていくでしょう。
ジャックが拷問した後が…
ルフィとワンダがたまたま見つけたのが拷問器具の残骸です。そこでワンダが思い出したのが、ゾウ編の黒幕であるジャックがとある人物に対して拷問を行っていたシーンでした。
その時ジャックは誰かを探しているようにも見えましたが、一体だれを探していたのでしょうか?
拷問を受けていたミンク族と思われる人間は「知らない」の一点張りでしたが、もし実は知っているのだとすればこの人物を庇っていた可能性もあると思います。
そして、この人物こそ「モモの助」なのではないかと管理人は予想をしています。
これまでもミンク族をジャックが襲った理由は人造悪魔の実、スマイリーであると考察をしてきました。
しかし、実際に狙っていたのは”ある人物”なのだとすれば、それはモモの助であるとするならば、どうしてゾウに逃げ込んでいたのか更に謎が深まってしまいそうですね。
モモの助でないのだとすれば、ゾウ内でのキーマンとなる謎の人物ではないでしょうか。
ジャックの生死はいかに…
そして、ワンダから衝撃の事実も…
何とジャックがドフラミンゴを護送する軍艦を襲撃したために、行方不明になっているとのこと。
お鶴と藤虎が乗っている海軍を襲撃するとはかなりイカれてる人間なのは間違いないでしょう。そして、ジャックはドフラミンゴを奪還することができなかったのではないでしょうか。
もしドフラミンゴを奪還できていれば、それこそ大ニュースになっているはずです。しかし、ドフラミンゴについては特に言及されていないとすれば、奪還は失敗で、ジャックも生きている可能性が高いです。
そして、ゾウの国にジャックは戻ってくるはずです。ルフィvsジャックの戦いが相まみえる時がもうじきくると予想しています。
生きていたナミ、チョッパー!
チョッパーが寝ているナミを起こしに来ます。何とナミ、チョッパーは無事に生きていたのでした。ナミが眠っているのが羊のようなミンク族でしたが、こちらも新キャラなのでしょうか。
(ちなみに、このシーンはジブリ作品「となりのトトロ」を彷彿とさせるようなシーンでしたね。)
そして、霧が晴れてミンク族の人間達がルフィ達の登場を歓迎するのでした。
そこで、ルフィ達とナミ、チョッパーが再開することに!(何年ぶりの出来事なのでしょうか。)
ナミがルフィと抱き合って、衝撃の一言が…
「サンジくんが…」
そう、サンジがまるで死亡したかのような一言に、周囲も凍りつくのでした。とは言え、これまでのワンピースの展開から予想するに、サンジは死亡していないはずですが、何かしら負傷している可能性はあるでしょう。
まとめ!
806話「右腹の砦にて」ではかなり怒涛の展開が繰り広げられたのではないでしょうか。
ジャックの拷問、ミンク族の生態、巨大象の放水、そしてサンジの死亡…
まだまだたくさんの謎が残されているゾウ編ですが、果たして全て伏線を回収されるのでしょうか。
そして、ジャックとの対決は一体どうなるのか、今後の展開も非常に楽しみです!