929話「ワノ国将軍 黒炭オロチ」では、
実際に将軍オロチが登場してました。
あまりの見た目のブサイクさに衝撃を受けましたが、
その理由についてもお伝えしてきました。
そして、ドレーク、ページワンも登場して、
リュウリュウの実の能力者があまりにも多い事実に驚きますが、
その理由について考察していきます。
930話では、
・えびす町がえびす町と呼ばれる理由について
・ビッグマムvsカイドウの戦いへ…
・キングの真の能力が明らかに…
・龍の能力者が多い真の理由について
・ワノ国編で今後描かれるテーマと、ワンピースの最終回までのストーリーについて
・サンジの真の能力「ジェルマ」について
・今週の尾田先生の一言
が描かれています。
930話「えびす町」ネタバレ考察見ていきます。
”えびす町”と呼ばれる理由とは…
前回までのあらすじはこちら。
→929話で黒ずみオロチの真の能力が明らかに…
こちらの考察も必読です。
→天竜人のラスボスイム様の正体とその実力について徹底考察!
時は少しさかのぼり、
花の都の「おこぼれ」で生活をつなぐ「えびす町」は笑い声であふれており、
近づくゾロとトの康を笑顔で迎え入れていた。
また、住民の一人が「ヤスさん帰ってきたって食い物はねェぞ!!」とトの康を茶化すと、
その横では別な男性が「腹が減った」と言いつつ笑う。
対し、ゾロがそんな住民たちの様子に驚きつつ、
「おこぼれ町」とはまた違う雰囲気について指摘すると、
トの康はそれを「お目が高い」と称えた。
次いで、
「数ある生き物の中で笑えるのは人間だけ」
「そんな事なら笑わにゃ損」
と付け加える。
その周りでは住人が、
「腹が減った」「栄養不足で歯が受け落ちた」と口々に言うが、
皆笑っていた。
また、腰に刀を3本差しているゾロの見慣れぬ姿を見ると、
さも可笑しいというようにからかい、
トの康は「おれっちの見初めた男」だと言う。
続いて、別な住人がゾロに、
「変な男にまとわりつかれて大変ね」と口にすると、
トの康は「おいおいおれっちは天下の太鼓持ちだぜー!?」とおどけて見せた。
さらに、老女が険しい表情を浮かべ続けるゾロに「笑うように」と、
ゾロの両口角に指をあてそれを上げさせつつ、
「良いことがあった」と言うと、
別な住人は「うしみつ小僧が来てくれた」と口々に言った。
対し、ゾロが「うしみつ小僧」という名に疑問に思い尋ねると、
ゾロの口角を上げさせていた老女は「うしみつ小僧」について説明し始めた。
それによると、「うしみつ小僧」は真夜中の丑三つ刻に現れ、
都にいる悪い金持ちから金を盗んでは、
それらを貧しい暮らしを強いられている貧乏長屋にばらまき去っていくと言う。
こうした老女の言葉に住人の1人は、
うしみつ小僧の正体が「誰だろう」と口にすると、
別な男は「笑う門には福来る」と言い、
また別な女性は「うしみつ小僧」がくれた金でごちそうを買ったと言った。
「どうぞ一杯!!浪人さんも!!」
するとここで、腕を組み座っては話を聞くゾロに女の子が一杯の水を差し出す。
唐突な女の子の行動にゾロが不思議に思う中、
周囲の住民は「透明なお水」と愉快そうに歌い出した。
こうした中、ゾロは枯れ果てた井戸を見遣ると差し出された水が汚染されていると思いそれを断るが、女の子は「お腹痛くならないよ」となお水をゾロに勧め、
他の住人も「ヤスさんが連れてきたんだからいい人だ」「飲め!!貰う権利がある」と、
拒むゾロに水を飲むよう言った。
これにゾロは飲み口の欠けた湯飲みを見つめると、静かにそれを口にする。
その周りでは住人が「透明な水」と歌っていた。
また、ゾロの足元では、少女が満面の笑みを向けており、
他の住人も水を口にしたゾロに「うまいだろー!?しみわたる―――!?」としては、
「笑わなくっちゃ福が逃げちまうよ」
と未だ無表情のゾロに笑うように言う。
「みんなニコニコ笑うことをね この国じゃ…」
「「えびす顔」ってんですよ旦那!!」
「だからここは「えびす町」!!!」
「貧乏なんかにゃ負けねェよ!!」
「泣いても貧乏笑わにゃ損♪損♪」
こうしてゾロを囲み住人が陽気に歌う中、
その横ではトの康もおなじみの調子で歌っていた。
ビッグマムvsカイドウへ…
「南東の海より接近中!!」
そして現在、カイドウ達のいる「鬼ヶ島」には、
ある緊急の連絡が部下によりもたらされていた。
これにカイドウは「絶対に入国させるな」と怒りと共に命じる。
しかし、「鯉に船を引かせ突進中です!!」という部下の報告を聞くと、
「なぜ“滝登り”の方法を知っているんだ」と驚き尋ねた。
これに部下は「ビッグ・マム」の情報力の凄さについて説明しようとするが、
カイドウの怒りに油を注ぐ結果にしかならずカイドウは、
「来ると分かっていたのだからさっさと沈めろ」と、
声を荒げて再度命令を下す。
招かざる来客。
それはルフィに恥をかかされたビッグ・マムで、
高笑いと共に突き進むビッグ・マム海賊団にカイドウの部下たちは、
次々と砲弾を浴びせ続けるが、
それらは全て容易に弾き飛ばされてしまう。
それもそのはず、
ビッグ・マム海賊団の船にはぺロスペローやスムージーまたダイフク達将星を含め、
主要戦力が揃い踏みしているのだ。
「ハ~~~~~~ハハハハハ!!」
「来たぜカイドウ!!」
「待ってろ麦わら~~~~~~!!!」
「ゼウス!!てめェも帰ってくるんだよ!!!」
ルフィに恥をかかされたビッグ・マムは、
カイドウを倒すついでにルフィにも報復する腹づもりである。
「滝を登れ~~~~~!!!」
こうしたビッグ・マムのかけ声に答えるように、
ビッグ・マム海賊団の船は巨大な鯉に引かれどんどんと滝を進んでいく。
対し、スムージーやぺロスペローは、
魚が滝を登るというこの状況に、驚きの色を浮かべていた。
「入れるなァ!!!」
「何してやがるバカ共!!」
一方カイドウは、ビッグ・マム海賊団が来ると事前に分かっていながら、
未だ彼らを止められないでいることに苛立っていた。
怒りに任せ部下を叱りつけるカイドウに、
部下は「滝を登ってくるとは想定外だった」と弁解する。
そこでカイドウが「リンリンのガキ共は一緒か」と尋ねると、
部下は「ずいぶん乗ってる模様」と報告する。
「上陸されたら全面戦争になるぞ!!」
最早ビッグ・マムの上陸は避けられないこの状況に、
カイドウがこのように声を荒げると、
部下は「滝の上には迎撃の準備がない」事を告げた。
「着いたぞ~~~~~~~~~~~!!!」
「ワノ国~~~~!!!」
「マ~~~~~~~ママママ!!!」
「ハッハッハッハ~~~~~~~~~!!!」
高笑いと共に、ついにビッグ・マム海賊団の船が滝を登り切ろうとしている。
その時だ。
突如、ビッグ・マム海賊団の船に向かい何かが突っ込んでくる。
思いもよらない衝撃に、ビッグ・マムやモンドールまたコンポートが驚く中、
ぺロスペローは自分たちを襲ったものの正体に察しがついた様子。
「まさか!!キング!!」
そう、ビッグ・マム海賊団の船を襲撃したのは、
リュウリュウの実古代種モデルプテラノドンのキングで、
ビッグ・マム海賊団の船に突進しそのまま滝から蹴り落としたのだ。
陸では、を見ていたカイドウの部下は諸手を上げて喜び、
その後ろではカイドウが腕組しそれを見守っている。
これにより、ビッグ・マムは海中に沈んでいくのであった。
そうしてビッグ・マムが「鬼ヶ島」を目前に海に沈む頃、
「花の都」ではフランキーやウソップまたサンジとローが都中を追手から逃げ回っていた。
全速力でおってから逃げる中、フランキーが「何でおれ達まで逃げなきゃならねェんだ」と口にすると、「お前も一人潰しただろ」と誰かが答える。
すると、これにフランキーは「追われてんの「そば屋」だぞ」と返した。
ここで、ローが「きっかけは何にせよお前らが見つかることで一味全員の大捜索が始まる」と指摘、
これにサンジが「それはマズイ」とナミやロビンの身を案じると、ローがさらに言葉を続ける。
「お前ら!!―――もし捕まっても侍達やミンク族達の事を吐くなよ 何も喋らず殺されろ」
このように言うローに、
ウソップが「こわっ!!」としては「ルフィはそんなこと言わない」と言うと、
ローは一言「ウチはドライなんだ」と返した。
そこで、そうしたローの言葉を受けフランキーが「顔を隠して戦うのはどうか」と提案する。
しかし、ローはその提案を良しとせず、その理由としてけがひとつが戦力低下につながることを挙げた。
そうした冷たいローの言葉にウソップが反論、ローを「船長顔しやがって」としては
「捕まったら全部喋って助かる」と言い切る。
片や、このように言うウソップにサンジが「フザけんなてめェ!!」と言っては、「それなら全力で助けてやる」と口にすると、即座にウソップは「やったー!!」と喜び、ローはこれに「仲良しか」と突っ込んだ。
「キャ―――!!!」
すると、ここで突然女性の叫び声が聞こえてくる。
同時にサンジが振り返ると、大名屋敷のような巨大な家が何らかの衝撃により崩れようとしていた。
これにサンジが振り返ると、巨大な怪獣が暴れ建物を破壊し続けている。
それはページワンが姿を変えたもので、建物は全て「そば屋」を営んでいるものだった。
対し住人は、自分たちの店を破壊し続けるページワンに「ウチは関係ない」と言っては「「そば屋」だ」と口にする。
対し、住人である夫婦はその言葉に困惑しており、女性は「都落ちになってしまう」事を憂いていた。
そんな女性にページワンは、
「他の「そば屋」を教えるか「サン五郎」と大声で呼べ」「「狂死郎一家」に手を出したバカを!!」と言うと、男性が大声で「サン五郎」に出てくるように叫ぶ。
その横では、ページワンが「腰抜けなら永遠に出てこねェだろうが」と口にしつつ、「次はフルーツでも食いたい」とその場を離れようとしていた。
ページワンの通った後には、
住人の「サン五郎」を呼ぶ声が響き渡っている。
また、ページワンが行ったところでは、
「ウチも関係ないから壊さないでほしい」という女性の声も空しく店が壊されており、
懇願する女性にまたもや「サン五郎」を呼ぶよう言いつつ店を破壊し続けていた。
すると、ページワンの頭上に人影が現れる。
「ここだおれはァ!!!」
人影の正体は、女性の助けを求める声に耐えきれず出て来たサンジで、
得意の足技でページワンの顔を蹴り飛ばした。
対し、蹴り飛ばされたページワンはというと、
いきなりのことに対応できずそのまま瓦礫の山へ体を打ちつけられてしまう。
片や、その場にいた住人は突然のことに驚いては振り返り、
姿を現したサン五郎に驚いていた。
他方、ページワンはというと瓦礫からゆっくり体を起こそうとしているところであり、
立ち上がってはサンジを見据え「来たか手間取らせんなよ」と不敵な笑みを浮かべている。
また、通信機器で「6条2区で標的を発見」したことを報告すると、通信機器からは応援に向かう旨の言葉が聞こえてきていた。
これにサンジも、恐竜姿のページワンを見据える。
だが、そんなサンジに店を壊された住民たちは、次々に石を投げつけてきた。
一方、物陰で見守っていたウソップはサンジに「ページワンに構わない」ように言っては、
「ドレークとホーキンスが来たら終わりだ」とサンジを制止する。
しかし、サンジは戦う気満々でいた。
「くしくもこいつは俺を知らねェ」
「バレねェしケガもしねェ!!」
「こんなバカは一瞬で片付く!!」
向き合うサンジとページワン。
それをフランキーやウソップまたローが固唾を飲んで見守る。
「こっちの戦力増やすのもいいが」
「あっちを減らしとくのもいい筈だ」
「お前ら先に行け!!」
「バレなきゃいいんだろ?」
「おれの正体が」
その手には、かつて憎んだジェルマの技術があった。
931話に続く…
今週(930話)の尾田先生の一言…
尾田栄一郎
「インスタグラム始めました!
OP公式です。偽物に注意。本物の青印探してね」
偽物っぽいアカウントはいくつか見つかりましたが、
肝心の青印がついてる公式アカウントが見つかりませんでした。
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