ワンピースネタバレ1030話「諸行無常の響きあり」確定あらすじ感想!ロー&キッド、新事実判明!!

アース
今週のワンピース1030話のネタバレ考察をしていきます!

今週のタイトルは平家物語の一節で有名な「諸行無常の響きあり」。

世の中は常に目まぐるしく変化し、どんなものでも常に変わり続けている という意味ですが、まさに今のワノ国、ひいてはワンピースの世界そのものを表しているようですね。

一体コレは誰のセリフなのでしょうか?

そして今回の終盤では、なんともびっくりな情報が明らかになりました! 

今週もお見逃しなく!

目次

前回のあらすじ

1029話では、サンジの体の異変がはっきりと描かれました。

そして後半では、キラーvsホーキンスの戦いが描かれ、キラーのファンになった読者も少なくないはずです。

今週は一体どこに焦点が当てられるのでしょうか?

お楽しみに!

ワンピースネタバレ1030話「諸行無常の響きあり」あらすじ

ドレークを引き入れようと画策するアプー

場面は岩戸の間。

ドレークを海軍のスパイだとわかった上で仲間に引き入れようとしているアプーの背後には、これまで登場していなかったナンバーズの1~3の姿がありました。

お前は恐らく「海軍のスパイ」

だがこの際それはどうでもいい…

問題はお前がカイドウを討ちてェか

どうかだ!!

アッパッパ!!

この戦いが終わった時………!!

誰が勝とうと満身創痍よ!!

それを叩き潰すなんてワケはねェ………!!

どうだおれ達と手を組んで

最後に全てをかっ攫わねェか!?

どっちにも属さねェおれ達が戦う意味なんてあるか!?

アプー

ナンバーズ1~3の名前は「一美(インビ)」「二牙(フーガ)」「三鬼(ザンキ)」。

特に一美は他のナンバーズに比べても一際鬼っぽい形相をしており、ドレークを睨みつけています。

ドレークはもちろん一度あしらっていますが、アプーは勧誘を続けています。

呆れたな……

そんなお前をおれが信用するとでも?

信用ならねェのはお互い様だろ!!

お前にも利があると踏んで話してんのよ!!

こんな”チャンス”は……

二度と来ねェぞ…!!!

ドレーク&アプー

一体どうなるのか……

ウソップが見つけた錦えもんの下半身

場面変わって城内2階~1階へ向かう階段。

負傷した狛チヨを乗せ、ウソップ、ナミが火事から逃げるために1階へと向かっています。

とその進行方向に、錦えもんの下半身が助けを求めながら駆け回っているのをウソップが発見しました。

ウソップは錦えもんだと判別できるので話しかけますが、当の錦えもんの方は耳がないので、ウソップの言葉が届いていません。

するとナミが、錦えもんのお尻に逆さ三日月を指でなぞり、仲間であることが伝わりました。

ん?

今のは…

「反逆の逆さ三日月」!!?

同心とお見受けするブ!!

ならば頼みがござる!!

錦えもん(下半身)

それを聞いたウソップは血相を変え、ハムレットに乗って出発しました。

ハムレット借りるぞ!!

玉を頼む!!

すまぬブ!!

どなたか存ぜぬがご同心っ!!

城内一階は向かって左手の塔に屋根裏への入口あり

仲間がかすかに息をしており

どうかお助け願いたく……!!

ウソップ&錦えもん(下半身)

黒炭家の根深き怒り

場面は屋根裏部屋。

絶命したかと思われていましたが先程下半身により生存が確認された錦えもんが、満身創痍の中で菊の身を案じています。

どうやらカイドウに刺された際、パンクハザードでローに切られた体がまた分かれたようです。

そしてそこに流れてくるのは、カン十郎に問いかけるオロチの声。

メアリーズを通して話しかけてきているようです。

ザザ…

おい…!!

ザザザ

返事をしろ!!!

カン十郎

はい…

オロチ…さま

虫の息だな…!!

カン十郎

さすがに…

もう終幕にござ…る

おお…ご苦労じゃった

見事な舞台であった!!

オロチ&カン十郎

瀕死のカン十郎への語りかけは続きます。

聞こえるか

お前へのこの歓声が………!!

………

拙者への……?

そうだ…だが

ワシはまだ口惜しい…!!

恨めしい…!!!

先祖達は待っておる…

華々しきアンコールを………!!

描いてみせよカン十郎…

黒炭家の燃ゆる怨念を

勝者は誰じゃ!!?

根深き黒炭家の怒りは…

この城を練り歩き最後には

奈落へ…

奈落へと歩み…!!

行きづまる底が我らの「墓場」よ

わしらの魂を…!!

鎮めてくれカン十郎!!

オロチ

するとカン十郎は最後の力を振り絞り、巨大な怨念の炎の化け物を生み出しました。

御意

ご覧に入れます…

最期の舞い

「黒炭心中」が”急”!!

”火前坊”

カン十郎

突如現れた、正体不明の化け物を前に城内はパニックです。

高らかに笑うオロチ

カン十郎の召喚した”火前坊”にパニックになる城内の様子を尻目に、オロチは恨めしそうに笑っています。

ぐふふふふ……!!

「光月」の援軍よ……

海の皇帝よ……!!

驕れる者は久しからず………!!

知ってるぞカイドウ…

城の地下の巨大な武器庫……!!

ワシが作らせた兵器達!!

着火せよカン十郎!!

全て吹き飛ばせ!!

早く来い福ロクジュ…!!

脱出じゃ!!

海賊の戦争などワシらにはどうでもいい!!

オロチ

武器庫に向かうヤマトの目の前に、ビッグ・マムの大技”威国”が飛んできます。

覚醒した超新星たち

”威国”はビッグ・マムがキッドに対して仕掛けた攻撃で、キッドは意識を失いかけながら階下へと落ちていきます。

そして落ちていきながら、直前でローとしたであろう会話を思い出していました。

おいトラファルガー……!!

お前の能力は「覚醒」してんのか?

ーまだ慣れてねェ…

死にかけなら使うが……

体力の消耗が尋常じゃなく戦闘の命取りになる!!

おれもそうよ…

このままじゃ埒が明かねェ

”取っておき”使って援護しろ!!

キッド&ロー

ローはビッグ・マムの上に移動し、小さなルームのボールを作り出します。

“KROOM(クローム)”

”麻酔(アナススィージャ)”

ロー

ローの刃はビッグ・マムの体を貫通します。

貫通に意味はない…!!

ただし”KROOM”は……

内部から”波動”を生む!!

”衝撃(ショック)”

”波動(ヴィレ)”!!!

ロー

攻撃はビッグ・マムを内部から攻撃し、なんとビッグ・マムは出血しています。

ローへの怒りをむき出しにしているビッグ・マムに向かい、今度はキッドが下から近づきます。

「磁力」をやるよ

”付与(アサイン)”!!

キッド

そう言うと、ビッグ・マムの刀であるナポレオンを初め、ワノ国中の武器がビッグ・マムに向かって飛んでいきます。

さらに、塔の壁内部の鉄骨もビッグ・マムの磁力に寄って引き寄せられ、キッドの合図と同時にビッグ・マムめがけて衝突しました。

”磁気(パンク)”

”激突(クラッシュ)”!!!

キッド

ビッグ・マムは悲鳴を上げて鉄骨に埋もれていきます。

1030話の内容はここまで!

ワンピース1030話の感想&考察

今回の考察ポイントは次のようになっています。

  • ナンバーズはもともと人間だった?
  • 錦えもんはなぜ切れたのか?
  • カン十郎の能力は、本人が死んでも消えない?
  • 火前坊を止めるのはヤマト
  • オロチの脱出には福ロクジュが必要…?
  • 地下の武器庫はほとんど誰も知らない?
  • ロー、キッドに続きルフィも覚醒するか?

それでは見ていきましょう。

ナンバーズはもともと人間だった?

今回は情報盛りだくさんの回でしたので序盤の印象が薄くなりがちですが、これまで不思議と描かれなかったナンバーズの1~3がついに描かれましたね!

大看板は番号が大きい方が強くなっていったのでナンバーズもそうかと思っていましたが、アプーが自らの裏切りのお供に連れて行こうとしている辺り、恐らくナンバーズは番号が若いほど強いのでしょう。

恐らく一番強いと思われる一美は、これまでに出てきたナンバーズとはレベルが違うほど強そうに見えます。

なんというか、これまでのナンバーズは感情のコントロールができておらずコミュニケーションもとれなさそうな感じだったので、「失敗作」と言われても納得でしたが、今回登場した一美はどうも感情がコントロールされているように見えるのです。

そして感情がコントロールされているように見えると、途端に一美が人間っぽく見えてきました。

ここから思ったのですが、もしかするとナンバーズは初めの内は人間以外のものにも巨大化の実験を施し、どんどん人間を巨大化させていくことに成功したのではないでしょうか?

だとすると、ナンバーズの元になった人間のお話がどこかで描かれるかもしれません。

もしかすると、なんとなく似ているキャラが巨大化させられた姿が、もしかしたらナンバーズなのかも……

錦えもんはなぜ切れたのか?

今回、錦えもんの生存が明らかになりました。

コレ自体は非常に嬉しいことなのですが、その生存方法が「胴体が半分に切れて逃れた」というなんとも奇跡的な方法でした。

恐らくは錦えもん本人も言っていたように、パンクハザードで使われたローの能力の後遺症のようなものだとは思うのですが、ローの能力って完全に治ることはないのでしょうか…?

随分と長い時間が経っていますし、ローに切られた痕が治りきっていなくてカイドウに切られたときに再発した というのが個人的にはなんだか違和感があります。

今回はローの能力が覚醒していることもほぼ発覚いたしましたので、もしかしたらこれはローの能力の覚醒によるものなのでは…?とも考えています。

一体真相はどうなのか……?

カン十郎の能力は、本人が死んでも消えない?

さあそしてその生存が改めて周知されたオロチですが、今回は主にカン十郎の方に焦点が当てられました。

なんと錦えもんだけでなくカン十郎もまだ生きており、オロチからの形だけの感謝の言葉と併せ、最期にカン十郎を焚きつけることでこの戦いに参加せずして美味しい思いをしようとしていましたね。

相変わらず、憎きオロチ。

まあそれは置いておいて、カン十郎が最期の力を振り絞って描いた「火前坊」ですが、これを描くと同時にカン十郎は力尽きて倒れ込んでいるように見えます。

にも関わらず、火前坊は城内をまるで意思を持っているかのように、壁すらもすり抜けて地下の武器庫へと向かっています。

カン十郎の意識はなさそうなのに、能力だけ残っているのでしょうか?

また気になったので、火前坊を調べてみました。

火前坊

日本の妖怪。 炎に包まれた僧の姿で、京都市東部の鳥部山に現れる。 当地ではかつて焚死(ふんし)往生を願う高僧たちが自らの身体にを放つ例が多くあったが、未練が残るなどして極楽往生を遂げられなかった者の怨霊が妖怪になったとされる。

https://kotobank.jp/word/%E7%81%AB%E5%89%8D%E5%9D%8A-1695225#:~:text=%E7%81%AB%E5%89%8D%E5%9D%8A(%E3%81%8B%E3%81%9C%E3%82%93,%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82

まさに、黒炭家の怨念が具現化したものが、この火前坊なわけです。

火前坊を止めるのはヤマト

そしてその火前坊ですが、地下の武器庫の火薬に着火しに向かっているようです。

ということは、時を同じくして武器庫を目指しているヤマトが止めるというのがごく自然な形でしょう。

ヤマトの能力は氷系の技を使えるということが判明しましたから、この力で止めるのではないでしょうか。

氷vs火では火の方が優位に描かれるワンピースの世界ですが、さすがにヤマトとカン十郎(オロチ)では、氷の方が強くてもおかしくはありませんよね。

あと個人的には地下の武器庫に赤鞘を助けた謎の人物が隠れていると思っているのですが、コノ予想は外れそうな予感がしてきました……!

オロチの脱出には福ロクジュが必要…?

城中がパニックになる中、一人余裕そうにしているオロチですが、どうやら福ロクジュを待っているようです。

これはオロチの仲間だからかと思っていましたが、どちらかというとオロチの脱出には福ロクジュの力が必要だからではないでしょうか?

散々描かれている通り、城内はオロチの仕掛けた火事でパニックです。

オロチごときの力では、この城から脱出することはできないでしょう。

にも関わらず、一切慌てる様子もなく落ち着いた様子のオロチ。

考えられるとしたら福ロクジュの忍術でしょう。

逆に言うと、福ロクジュが雷ゾウに敗れて来れなくなったら、オロチは自らの放った火によって焼け死んでしまうのではないでしょうか?

これは、釜茹での刑で処刑したおでんと対比することもでき、オロチの最期としてもあながちありえなくはない展開です。

欲を言うと赤鞘達に首を切ってほしかったですが、自らの放った火で焼け死ぬこともオロチらしくていいのではないでしょうか?

地下の武器庫はほとんど誰も知らない?

今回、オロチの口からも地下の武器庫の話がでました。

「知ってるぞカイドウ」と言っていることから、やはりこの存在は広く公にはされていないのではないでしょうか?

そしてそこに眠っているのはオロチが作らせた兵器達、すなわち恐らくワノ国中で生産させていた武器の数々なのではないかと思います。

つまり、世界政府と取引していた武器でしょう。

だとすると、世界政府にとって知られては困るものなのかもしれず、ひょっとするとCP0がここに向かうかもしれません。

そうなると、オロチを討つのはダークホースでCP0の可能性もあるかもしれませんね。

ロー、キッドに続きルフィも覚醒するか?

そして今回の終盤の目玉になりますが、ロー、キッドの能力が覚醒しているであろうことがほぼ確実になりました。

覚醒はまだまだ先のステージかと思っていたので、ルフィのライバルでもある二人がどちらも覚醒していることには少し驚きましたね。

ロー、キッドどちらも超人系なので自分以外にも影響を与える系の覚醒ですが、ローの能力についてはそもそもが特殊な能力なので、どの部分が覚醒によるものなのかがいまいちわかりづらいです。

  • ロー:刃でビッグ・マムの体を貫き、内部から波動を与えた
  • キッド:ビッグ・マムに磁力を分け与え、周囲の金属類を全てビッグ・マムに突撃させた

コレでいうと、キッドの方はまあいわゆる超人系の覚醒条件と同じで間違いないと思います。

いつもは自分で発生させている磁力をビッグ・マムに分け与えてその磁力自体をコントロールすることで、ビッグ・マムの意思に関係なく金属が飛んでくるようになりました。

これは凶悪です。

そして対するローなのですが、「内部からの破壊」だけでいうと、ガンマナイフでもやっていたんですよね。

それ故に、今回のローの技だけからではいまいち「覚醒」を感じることができませんでした。

考察するに、ルームを張るのではなく、武器自体にルームと同じような効果を纏わせて攻撃できるようになったのではないでしょうか?

今回のように貫通させられると、敵からしたら体内にルームを張られているような状態です。

と考えると、たしかにこちらも凶悪極まりない能力ですね。

さて、ルフィのライバル二人ともが能力の覚醒に至っていたわけですが、ではルフィはどうなのでしょうか?

今回ルフィは能力というよりは覇気の方を極めていたので、もしかすると能力の覚醒自体はもう少し先になるような気もしています。

というか、キッド、ローで覚醒しているとなると、能力の覚醒って実は結構しているキャラが多いのかもしれませんね。

カイドウ達四皇はもちろん、ドレークやアプー、ホーキンスが覚醒している可能性もわりと現実的になってきました。

さて、今回はここまでです。

次回休載もありませんから、来週も大きく物語が動くことになるでしょう。

そろそろ本当にいい加減に描かれてほしいのは、赤鞘の侍たちを救った謎の影です。

大方の予想はついていますし、いい加減に描かれても良いような気はしているのですが、ここまで引っ張られるのはなぜなのでしょうか…?

もしかすると、読者の誰もが予想していないような展開が待っているのかも…?

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる