アースみなさんこんにちは！
ワンピース史上最大にヤバい回であった1044話を終えまして、休載を挟むことなくやってきた1045話。
今回の感想としては、重要な情報というよりはとにかくルフィ新境地をひたすらに見せつけられた回でございました。
タイトルは「NEXT LEVEL」です、それでは見ていきましょう！
前回のあらすじ
1044話では何と言ってもルフィの覚醒が印象的でした。
我々が「ゴムゴムの実」だと思っていたものが実は「ヒトヒトの実 モデルニカ」で、なんとルフィがその能力を覚醒させましたね。
それによる周りの反応も、これまでのルフィを見る目とは違うものとなっており鳥肌モノでした。
今回はそんなルフィの新たな戦い方が存分に描かれています。
ワンピースネタバレ1045話「NEXT LEVEL」あらすじ
ルフィの変身に疑問をもつカイドウ
現在屋上でルフィと対峙しているカイドウ。
地面をゴムにして跳ねているルフィを見て”超人系”の覚醒を確認していますが、そのルフィ自身の変貌っぷりには少し疑問を持っています。
ゴムが”他”に影響を与え始めたら……
ハァ…
ハァ…
”超人系”の「覚醒」とみて…良さそうだな
ーだが少し妙だ
そういう「変身」は”動物系”の専売特許だろ！！！
カイドウ
カイドウの体にまで影響を与えるルフィ
龍状態のカイドウはルフィに噛みつきます。
一度は怪力でカイドウの両顎を食い止めましたが、その後はあえなく飲み込まれてしまいました。
そしてルフィはカイドウの体内で暴れた挙げ句、風船状態になります。
するとカイドウのお腹は思い切り膨らみ、そのまま風船の浮力によって上空へと浮上していきました。
その様子を見ているモモの助、ヤマトも何が起きているのか理解できていません。
なにアレ！！
何が起きてんの！？
わからぬ！！
カイドウが太っておる………！！
あんなフォルムあったっけ！！
ヤマト&モモの助
カイドウも、自身の体に何が起きているのか把握しきれていない様子です。
くそ…！！
どうなってんだ！？
おれの体はゴムじゃねェぞ！！
カイドウ
漫画のように自由なルフィの戦闘
カイドウの体内に取り込まれたルフィですが、カイドウの両目に差し込む光を体内から見つけると、そこめがけて脱出を図ります。
無事外に出たルフィですが今度は風船の空気が抜けて上空にある雷雲の中へと飛んでいってしまいますが、再び登場したルフィはカイドウと同等くらいのサイズに巨大化していました。
”ゴムゴムの”～
”巨人（ギガント）”！！！
ルフィ
まるで巨人のよう（かそれ以上）に巨大化したルフィを見て、ヤマトとモモの助は驚きを隠せません。
アレだれ～～～！？
えーーー！？
なぜアレからルフィの”声”が！？
ルフィなの！？
ヤマト&モモの助
攻撃を受けまくるも平気なルフィ
カイドウと同等のサイズになったことで、龍状態のカイドウと肉弾戦で戦います。
が、カイドウの繰り出す攻撃をことごとく受けています。
”ゴムゴムの”
”縄跳び”～～～！！！
ルフィ
カイドウをまるで縄跳びのようにブンブンと振り回してそのまま地面に叩きつけるかと思いきや、途中でカイドウの「熱息」を食らってしまいます。
”熱息”！！！
熱ちゃ～～～～～～！！！
カイドウvsルフィ
黒焦げになったルフィですが、すぐに立ち直って再びカイドウに向かっていきます。
すると今度は人獣型に戻ったカイドウ。
かつてルフィを沈めた大技「降三世 引奈落」を繰り出します。
今度もまともに頭に食らったルフィは、殴られた勢いで首がドーム屋上の地面を突き破り、ドーム内上空から変身した巨大なルフィの頭が突然出現することとなりました。
ローやキッド含めルフィ陣営も目を飛び出して驚いています。
が、ゴムの張力ですぐに頭は屋上へと戻っていきました。
変身が解けるも、再び変身するルフィ
さすがに体力切れにより一度変身が切れてしまったルフィ。
カイドウからも限界ではないかと聞かれますが、そんな言葉には耳も貸さないルフィ。
まるで絵物語……！！
興味深い”ショー”だったが
結局限界じゃねェのか？
お前におれは倒せねェ
うるへー！！
誰が限界だ！！
ハァ
ん？
ハァ
ウ…
ゼー
へー…
へー…
つかれた
カイドウvsルフィ
変身が解けた姿は、かなりヨボヨボの老人のような感じになってしまっています。
対するカイドウもダメージと疲労が溜まっているようで、一瞬崩れかけて片膝をついています。
安心して死ね
お前らの戦いは誰かが語り継ぐだろう…
いらねェ
おれはそういうの………！！
ハァ…ハァ
死んだらみんな骨だけだししし…！！
終われねェヨナ………！！
モモ……！！
玉……！！
ハァ…ハァ…
錦えもん……！！
ペドロ……！！
ウォロロ！！
おい死ぬぞ
だからおれがそんなもんに
ビビってると思うのか！？
上がれ心臓の音…！！
カイドウvsルフィ
ルフィの反撃
再び変身したルフィ。
相変わらずカイドウの攻撃を食らっていますが、そこまでダメージは受けていない様子。
地面に叩きつけられましたが地面ごとゴムになり、その弾力で脱出しています。
弾力で脱出したルフィは壁の反動を利用し、カイドウへ攻撃を仕掛けます。
んにににに！！
”3”
”2”
”1”
”0”！！！
ルフィ
そのルフィの様子を見、カイドウは初めに感じていた疑問を再び感じていました。
なんなんだコイツは…！！
真っ白に姿を変え
「武装色」も「覇王色」もまとい…”他”に影響を与える
こんな自由な戦闘
見たことがねェ！！！
カイドウ
その時命中したルフィの拳が、カイドウの顔面をゴム化させ後頭部の方まで突き抜けています。
カイドウはたまらずダウンです。
楽しいなァ！！！
カイドウ！！！
ルフィ
1045話の内容はここまで！
ワンピース1045話の感想&考察
今回の考察ポイントは次のようになっています。
- ルフィの能力は相手をもゴムにする！
- ルフィの変身は髪も服も全身が真っ白！
- 目が飛び出す描写には何か意味が込められているのか？
- ルフィの覚醒は寿命を削る？
- ルフィとおでんの共通点
- ニカは昔話に登場する人物か？
- カイドウはゴムゴムの実の正体を知っていたわけではなかった…！
それでは見ていきましょう！
ルフィの能力は相手をもゴムにする！
個人的に今回のお話でわりと印象的だったコマが2つあります。
１つ目はルフィがカイドウの中に入ってカイドウごと風船になっていたシーン、もう１つはルフィがカイドウの顔面を殴り後頭部まで腕が突き抜けていたシーンです。
一見するとどちらも「え、なんでカイドウ生きてるの？」状態なのですが、この答えは恐らくカイドウ自身が口にしていたこの言葉でしょう。
くそ…！！
どうなってんだ！？
おれの体はゴムじゃねェぞ！！
カイドウ
この言葉の通り、カイドウの体はもちろんゴムではありませんが、他に影響を及ぼす覚醒したルフィの能力によってゴムにされているのではないかと思っております。
これまで超人系の覚醒で他に影響を与えても、相手の体自身に影響を及ぼしたことはなかったですよね。
例えばドフラミンゴやカタクリも、相手の体を糸にしたり餅にしたりはしていなかったです。
（キッドの能力は例外かな？と思います）
となると、ルフィのこの覚醒はかなり例外（というかそもそもルフィの能力は超人系ではないのでなんで他に影響を与えているのかが謎ですが）なのかなと思います！
ルフィの変身は髪も服も全身が真っ白！
続いて今回、ニカとなったルフィの色が明らかになりましたね。
巻頭カラーで描かれるかと思いきやまさかの作中キャラクターのセリフから明らかにされました。
そして髪の色と服の色は共に白。
個人的には髪の毛は金色を予想していただけに、ちょっと想定外の色でした。
しかしこの白色というワード、今回結構強調されているような気がしませんか？
髪も服も白の全身真っ白になるというのは、結構重要な要素なのではないかと思います。
この後にも関連してくる項目がありますので、後ほど改めて考察をさせていただきます。
目が飛び出す描写には何か意味が込められているのか？
前回に引続き、今回も目が飛び出す描写がありましたね。
前回描かれたのはまだ、ニカの初登場ということもあり理解できますが、今回はさすがにわざとらしさというか、なくてもいい場面での描写だったような気がするんですよね…。
そしてよくある目の飛び出し方とは違いましたが、ルフィがカイドウの体内から外に出ようとした時にも目玉から手を通そうとし、目が飛び出していましたよね。
ここまで来ると、もはや「ニカ」と「飛び出す目」には何か関係があると思ったほうが自然なのかもしれません。
ニカとは目が飛び出したような人物だったのか、あるいはニカを見ると誰しも目を飛び出してびっくりしてしまうくらいの何かがあるのか？
これについても後ほど改めて考察をしてみようと思います！
ルフィの覚醒は寿命を削る？
途中でルフィの変身が解けてしまうシーンがありました。・
変身が解けた直後、ルフィは疲労のあまりヨボヨボのおじいちゃんみたいになってしまっていましたね。
これは単にルフィの疲労を表現するためのものなのかもしれませんが、もしかしたら本当にルフィの寿命が削られている可能性はありませんでしょうか？
変身が解けてから再び変身する際の描写もありましたが、心臓の音を上げて「ドンドットット♪」のリズムになると変身ができるようです。
これってつまり、通常の心音の何倍もの速さで鼓動が鳴っているので、すなわちそれだけ早い速度で体が成長（老化）しているってことではないでしょうか？
パワーアップする原理としてはギア2とちょっとかぶってしまうので微妙なラインなのですが、よく見ると変身しようとしているシーンのルフィがギア2を発動しようとしている時と同じようなポーズをとっているため、このあたりの原理も同じような感じなのかもしれません。
そしてもし上記の通りだとすると、変身後のルフィの髪が白くなっているのって本当に老化を表現しているのかも・・・しれませんね。
ルフィとおでんの共通点
限界を超えて死んでしまいそうなルフィに対しカイドウが放った言葉が、かつておでんに対してかけた言葉と同じでしたね。
安心して死ね
お前らの戦いは誰かが語り継ぐだろう…
カイドウ
これに対するルフィの回答も、かつてのおでんと共有しているところがあったのがアツいポイントだったのではないでしょうか。
いらねェ
おれはそういうの………！！
ルフィ
カイドウもこの答えに対し「！」を出していますので、もしかしたらカイドウもかつておでんに言われたことを思い出したのかもしれませんね！
ニカは昔話に登場する人物？
少しだけですが、ニカについて考察してみようと思います。
今回のカイドウのセリフに、こんなものがありました。
まるで絵物語……！！
興味深いショーだっただ
結局限界なんじゃねェのか？
カイドウ
この「まるで絵物語」という言葉。
ワンピースの世界には、現実の我々の世界には存在しない物語やストーリーがいくつか存在していますが、もしかしたらニカもそういった類のものなのではないでしょうか？
最近出てきたところで言うと、ジェルマも同じような感じですよね。
他にはうそつきノーランドなんかも該当するかと思います。
いずれもワンピースの世界に実在する（した）人物をモデルにしていますから、もしかしたらニカもかつては実在した人物だったのかもしれません。
しかしノーランドと同じ様に、その話は昔話のような逸話としてしか言い伝えられておらず、しかも政府がその情報を必死に消そうとしていることからほとんど伝説上の人物のように扱われているのだと思います。
もしそうだとすると、近々ニカが登場する昔話のようなものが明らかにされるのかもしれません。
カイドウはゴムゴムの実の正体を知っていたわけではなかった…！
かねてよりカイドウは、ジョイボーイの正体、ひいてはジョイボーイのなる方法を知っているのではないか？と噂になっていました。
それ故にルフィを本当に殺そうとしていたという話がありますよね。
しかし今回、どうやらカイドウはルフィの能力を本当に「超人系」で「ゴムゴムの実」であると思っているようでしたので、少なくともゴムゴムの実の本当の能力は知らないようです。
つまりは、カイドウはニカについては今のところ認識していないものと思われます。
今のところの情報をまとめると、かつてのジョイボーイ＝ニカ であったことはほぼほぼ確定かと思われますので、この内ジョイボーイの方だけは知っていて、ニカの方を知らないということはどうなんでしょう？
カイドウは結構しっかり知っているものだと思っていましたが、もしかしたらカイドウも人から聞いた話程度で、少し前野我々と同じくらいの深さの情報しか持っていないのかもしれません。
いずれにしても、カイドウがルフィの正体を「ニカ＝ジョイボーイ」だと認識した後、どのような反応をとるのかが個人的にはすごく楽しみです。
いかがでしたでしょうか？
今回はルフィの戦闘メインで描かれましたので少し情報は少なめですが、今後につながってくるシーンが多く有ったことと思います。
戦闘回の次は情報が多いことが多いので、次回はもしかしたらとんでも情報（ここのところずっととんでも情報ですが）が飛び出すかもしれません！
