王下七武海完全撤廃に乗り気ではなかった世界政府
世界三大勢力である四皇、王下七武海、海軍本部。実際の内訳は、四皇に対し、王下七武海と海軍本部が手を組んでいる状態でした。
ところが、二年前のアラバスタ王国乗っ取り未遂事件と二年後のドレスローザ壊滅未遂事件で、マリンフォード頂上戦争で活躍した王下七武海の危険性を改めて知らしめました。
結果、王下七武海は完全撤廃に追い込まれ、30年に及んだ王下七武海制度は幕を閉じることになりました。
管理人は、王下七武海は海軍本部ではなく、世界政府が戦力増強を狙う為に設立したといえます。
王下七武海は財宝の何割かを治めることで、海軍から追われなくなり、世界政府は言う事を多少は聞いてくれる仲間が居たとなります。
しかし、今その王下七武海は過去のモノとなりました。
海軍が科学特殊部隊を設立しましたが、その実力は未知数です。
とはいえ、世界政府としては、王下七武海を失う状況は好ましくないものと思います。
あくまで、世界政府加盟国から上がったのが王下七武海完全撤廃なので、政府としては乗り気ではなかったと伺えます。
そして今、世界政府は革命軍の襲撃を受け、王下七武海が完全に敵に回ったと考えて、一網打尽にしないといけなくなったようです。
しらほし姫を狙う理由
そんな中、しらほし姫を狙う理由が世界政府にはあります。海王類を自由自在に操るポセイドンの力は、凄まじい力です。
ポセイドンの力は正に海の神の力、海王類と言えど、海神に従う立場なのでしょう。
故に、どんな命令もこなしてしまうのでしょう。
実際に巨人族以上の海王類が島々を襲えば、恐らく、高い波を何度も繰り返せば、島は滅んでしまうでしょう。
ここまで書くと、世界政府の目的はポセイドンの力で世界を制圧することだと思います。
ポセイドンの力自体は、世界政府に筒抜け
恐らく、ネプチューン王だけがポセイドンの力を知っているのではなく、世界政府にもその情報を知っている人間がいると思います。
そう、存在自体が謎であるイム様の存在です。
イム様は、明らかに他のキャラと一線を超すキャラであり、その出自も世界を真に治める王という感じです。
否、この世界の神様なのかもしれません。
となると、ポセイドンの力も当然知っているのではないでしょうか?
世界政府には時間が残されていない
よく、ワンピースの世界では、うねりという言葉が出ており、時代がうねり始めているとか、もう時代のうねりは止まらないというフレーズは読者なら知っていると思います。
今まさに、四皇が手を組んで、麦わらの一味やその仲間たちがそれらを討とうとしていること、王下七武海完全撤廃になり、そのまま海軍総出で逮捕に踏み切っていること、世界最悪の犯罪者と呼ばれるドラゴン率いる革命軍が初めて、マリージョアを攻めたという事、今まさに様々な陣営が事を起こしています。
そして今、世界政府自ら、時代のうねり、歴史より消すべき灯を消そうとしているのです。