ビックマムは前章ホールケーキアイランド編で、本格的に登場するもそのまま逃走するしかなかった現四皇最古参の人物です。
記憶がない状態でも、クイーンを二撃倒す程に次元が違う強さですが、今回の章で敵対していたカイドウとの同盟が決まりました。
つまり、このワノ国編でホールケーキアイランド編では逃走するしかなかった四皇を二人相手どらないといけなくなりました。
では、ビックマムはここで倒されるのでしょうか?
ルフィの現在の実力は未知数!?
まずここで改めて覚えてほしい事は現在のルフィの強さです。
少なくとも、ホールケーキアイランド編ギア4バウンドマンの攻撃と兎丼採掘場でのヒョウ五郎の元での修行で、流桜を会得したルフィのバウンドマンは桁違いに強くなっていると考えられます。
何故かというと、ギア4の攻撃でビックマムはルフィと拳をぶつかり、その反動で手がしびれていた描写が明確にあったのです。
ギア4バウンドマンは筋肉に空気を送り、ゴムゴムの実に武装色の覇気を纏わせる仕組みです。
この時点で、ドフラミンゴやテゾーロに明確なダメージを与えられましたが、ビックマムには手がしびれた程度です。
しかし、手がしびれたという事は、少なくとも全く手ごたえがないというわけではない筈です。
なれば、カイドウよりも懸賞金が低いという事を考えて、総合的な戦闘力は流石にカイドウの方が高いと考えられます。
これを踏まえたうえで、今のルフィならホールケーキアイランド編のギア4でも、流桜を扱える分、各段に強くなっているでしょう。
今のルフィのコングガトリングは四皇の体並みに硬い拳になっている
流桜の事を考えると、これまでの覇気と違い弾く覇気なので、ギア4の様な全身に纏う覇気に弾く覇気を重ねた状態という事でしょう。
なれば、通常のギア4よりも硬い拳、もしや四皇の体並みに高い硬度になっている可能性があります。
兎丼採掘場にて追い込みに鉄板にガトリングを当てていたルフィ。少なくとも、今のルフィはギア3をしなくても、素の状態でも鉄板を粉々に出来そうです。
鉄と言っても厚さがあるので、ルフィがボコボコにしていたのはこれまでに見たことないような鉄板でした。
故にかなり仕上がっているといえます。
つまり、ビックマムの様な鉄の風船にダメージを与えられる可能性が高まります。
ビックマムの長きにわたる海賊人生に敗北を与える男
原作中で、ビックマムは所謂敗北を喫していない可能性があります。
カイドウは海賊人生に於いて、七回ほどの敗北をしています。
ビックマムには敗北の情報はなく、つまりこれまで勝負に負けた事はないかもしれません。
しかし、此処に来て、ポーネグリフの写し絵を盗られ、結婚式をぶち壊し、クラッカーとカタクリを倒し、ホールケーキシャトーは倒壊、ジンベエを失い、ジェルマやベッジも失ったとルフィが中心に不幸が起こり過ぎたビックマム。
故にビックマムとしても、ルフィへの恨みを晴らしたいと常々考えているので、確実このワノ国でカイドウと共にルフィと戦いに入るでしょう。
ビックマムとしてはこの数日間のルフィのパワーアップを知らないと思います。ホールケーキアイランド編でのルフィの実力を当て込んでいるとすれば、かなり痛い目に見舞う筈です。
今のルフィは最早伝説の海賊といってもいい程の実力と運と仲間を引き連れています。なにより勢いが違います。
この時代の勢いに乗る風雲児には、かの四皇のプライドは負けると管理人は思います。