世界政府は裏で武器産業を支えている?
今回はそんなテーマでワンピースの世界を考察していきますよ!
ワンピースの世界に君臨する加盟国100各国以上からなる世界で一番巨大な組織、世界政府。
二年前に麦わら一味はCP9との戦いをした事で、既に平穏に生活出来る事は難しいと言えます。
それ程に世界で最も厄介な組織に狙われたという事です。実際に白ひげも海賊と交戦はしますが、海軍と戦うとキリがないといい、戦う事は避けていました。
そう、組織だからですね。いちいち相手にしたら、終わりがない。一介の海賊と違って、海軍という組織で集まっていますから当然でしょう。
いうなれば、世界の監視の目とも言うべき世界政府ですが、取り締まる筈の海賊からの取引など裏では潔白ではない面があります。
今回はそんな世界政府が武器産業を支えているという考察を進めていきます。
ワンピースの世界は常に武力を必要とする情勢なので、武器の需要が大きい
そもそも、現実世界とワンピースの世界を比較して、どちらが血生臭いでしょうか?
そう、ワンピースの方がとても血生臭い戦いの世界です。海賊、海軍、賞金稼ぎ、山賊、ギャング、マフィア、革命軍、敵対国等々の大小さまざまな組織が武器を持ち、戦いを繰り広げています。
ワンピースの世界は巨人族や海王類がいる世界。恐らく現実世界の地球よりも遥かに大きいでしょう。
それこそ、大小さまざまな島が散らばっていますから、我々が想像する以上に多くの小競り合いや衝突が起こっていると考えられます。
つまり、ワンピースの世界は常に武力でいざこざを収めているともいえます。
能力者よりも非能力者が圧倒的に少ない世界
個人的に思うのですが、ナルトの世界とワンピースの世界を比べると、武器の必要性が格段に違うと断言しています。
そう、ナルトの世界では下忍やアカデミー生でもチャクラが体内にあり、弱い火遁の術や分身の術といった超常とした力が使えます。
しかし、ワンピースの世界では覇気などはあるものの使えられる海兵はドレスローザ編でトリカゴを止める時に数人の海兵しか使えなかったとみるに、扱いは難しいと言えます。
つまり、超常とした力を使える人間がナルトの方が格段に多く、ワンピースの世界では極端に少ないのです。
仮に下忍と下っ端の海賊が戦う事になれば、せいぜい能力者でもない下っ端の海賊は覇気も使えないでしょう。ピストルと我流のサーベルが武器だけです。
しかし、下忍でも忍術は使え、分身の術や五大属性の忍術の一つである火遁の術を一つでも使えれば、速攻で下っ端の海賊を倒せるでしょう。
超常とした力が扱えるチャクラが既に体内にあるナルトの世界と超常とした力が悪魔の実という稀な手段でしか手に入らないワンピースの世界では、下忍でも下っ端の海賊よりも各段に強いといえるのです。
つまり、何が言いたいかというと、ワンピースの世界はナルトの世界よりも超常とした力を手に入れるのが難しいので、武器の必要性がナルトの世界以上にあるのです。
マリンフォード頂上決戦で、白ひげ海賊団対海軍の戦いでモブ海賊とモブ海兵は超常とした力がなく、剣や槍や斧といった武器で戦っていました。六式や覇気を使う者もいますが、大半は強い武器を駆使して戦っています。
故にワンピースの世界で武器というのは、超常とした力を手に入れるの難しいのでそれより安易に手に入る武器の必要性が高いと言えます。
武器を造るワノ国、ブローカーとして武器を売りさばいたドフラミンゴ、そして海軍を通して、海賊撲滅を謳う世界政府は常に戦いを演出している
そして、そんな世界情勢を演出している黒幕が世界政府です。どういうことかいうと、世界政府は海賊に対する海軍という組織を立ち上げた組織だからです。
つまり、海賊を逮捕する海軍を造ることで、必然的に武器の必要性を生まれさせるのです。
いくら、オロチが武器を造っても、ドフラミンゴがさまざまな世界に武器を売り込んでも、需要がなければなりたちません。
オロチは豪遊できず、ドフラミンゴは「フッフッフッ。」と笑っている場合ではないはずです。
だからこそ、世界で最も大きい組織が声を大にして、海軍を通し海賊の撲滅を謳う。つまり、戦いが起きる事を必然として世界を伝えるのです。
そう、これこそが世界政府の裏の仕事、組織力を通じて武器の必要性を絶えず世界へ訴えかけているのです。
それで儲けているのが、オロチとドフラミンゴと世界政府だと考えています。
それ程に武器産業というのは儲かる仕組みに世界政府が演出したのだと思います。
そもそも世界政府が出来たのは、失われた王国を滅ぼしたからで、戦争の勝利で出来た組織という事
最期に世界政府という組織そのものが、ある王国を滅ぼした後に出来た一大組織です。
いうなれば、戦いを制して出来た組織です。
なれば、800年間世界が平和にならなかったのは世界政府がそうさせている可能性が高いといえます。
世界を一つにしているようで、その逆で世界をバラバラにしているのが奴らなのです。