968話では、おでんがようやくワノ国へ帰還して、
そこから、オロチとの戦いにいよいよ発展してきます。
ただ、ようやくワノ国に戻ってきたものの、
オロチ・カイドウの手によっておでんは殺されてしまうのですが・・・
今回、968話のラストでは、おでんがオロチに対して、
本気で怒り狂って斬りかかりますが、
結論から言うと、オロチが死亡することはありません。
では、果たして969話以降で一体どうなっていくのか?
ロジャーは船を降りた後で一体何をしようとしているのか?
この辺りの考察まで含めてお届けしていきます。
こちらの考察記事も合わせてご覧ください!
⇛971話でおでんの伝説の一時間で何が行われていたのか考察!
⇛971話ネタバレ考察でモモの助がカイドウに果たして勝つのか検証!
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968話ネタバレ「おでんの帰還」あらすじ
前回までのあらすじはこちら!
⇛967話でロジャーが見たラフテルの真の意味とは?
●全世界から狙われる海賊王となったゴールドロジャー
ラフテルから帰ったロジャーはシャンクスに何かを伝えると、
シャンクスは大泣きしていた。
さて、自らが名付けた“ラフテル”で世界の全てを知ったロジャーは、
世界中から海賊王“ゴールドロジャー”と呼ばれるようになった。
この世に於けると富、名声、力。
この世の全てを手に入れた海賊という謳い文句で世経に書かれている。
ロジャー自身はゴール・D・ロジャーだと訂正したが、
ロジャーがラフテルで世界の全てを知った事は事実であり、
彼の仲間達もまたロジャーが世界政府に狙われる理由も知った。
更に、世界政府だけでなく、他の海賊たちはロジャーがラフテルで見つけたという財宝があるとして、
ロジャーがそこでこの世の全てを手に入れた事。
“一繋ぎの大秘宝”こと“ワンピース”と呼ばれる様になった。
以上の事から、ロジャー海賊団は今まで以上に狙われる事になる。
だから、他の海賊や海軍が居ないメンバーそれぞれが逃げる事になった。
●海王類の話の内容
ロジャーとおでんが聞いた海王類の話は、
10年後にしらほし姫が生まれた時、と同じくらいに別の遠い海でも王が生まれ、二人がいつか会う事になると予見していた。
●ロジャー海賊団の解散
ロジャーはメンバーを集め、今まで病気を患っていたにも関わらず、今日までついてきてラフテルまで辿り着いた事に感謝を込めて、笑いながら最後の船長命令をする。
「ロジャー海賊団は今日限りで解散する!!」
ロジャーは一番先に降り、次におでんが降りる事になった。
ロジャーは最古参のレイリーに言葉を交わし、クルーに見送られながら大量の鎮痛剤を抱えて、船を降りていった。
おでんは男の別れに涙などないのだと日誌に綴っていたが、クルー共々泣いていた。
そして、次はおでんという事になった。
そして、ワノ国近海は非常に急流が密集しており、間違った急流を選べば、
そのまま岩礁に激突し難破するのだという。
実際にワノ国へ入国しようとして、そのまま岩礁にぶつかり大破している船の残骸が至るところにあり、
この急流がワノ国の鎖国の原因の一つだった。
おでんは今後、ワノ国を開国するにはこの急流をなんとかしないといけないと思っていた。
●おでんの帰還
無事、ワノ国へ戻ってきたおでんは、トキ、モモの助、日和と再会を果たしていた。
そんな中、モモの助は「おかえりなさいませ、ろくでなし」と言い、
おでんは礼儀がなっていないぞと錦えもん達に言うが、礼儀に足りる人ですかと反論し、答えに窮するおでん。
それにしても、おでんはワノ国に帰った後、もっと怒られると思っていたが、
それは妻であるトキの功績であった。
トキは自分の素性を明かし、九里の郷へ自らの足で働いていたのだ。
トキの優しい性格と働き盛りに最初は戸惑っていたが、
皆その内、トキの事やモモの助や日和の事が大好きになっていた。
つまり、おでんが居ない間、トキのおかげで攻められる事は無くっていたのだ。
ひとえにトキとモモの助と日和はおでんが大好きで愛しているからこそ、
ここまで頑張ってきたからと答え、笑うおでん。
そのモテっぷりに焼く雷ゾウ。
●おでんがいない間のワノ国の状況
おでんが居ない間、アシュラ童子は一先ず山賊をまとめ上げる為に頭山に戻っていた。
そして、狂四郎はワノ国を回り、お金を貸して、返して貰う仕事をしているらしい。
それ以外の家臣は全員、おでん城に居るが、問題はここからだ。
●ワノ国製の武器工場
おでんが居ない間、弟分であったオロチがワノ国代行将軍になっているという事だった。
更にオロチはワノ国の至る所に武器工場を建てていて、
男達に低い賃金で働かせ、生活もままならないらしい。
どうして、そんな事が野放しになっているからだというと、
オロチにはカイドウがバックについており、
カイドウの強さがあまりにも桁違いで抵抗出来ないのだ。
ちなみに、オロチに関してはこちらの記事はぜひご覧ください!
⇛オロチの強さはどれくらいなのか、能力から検証!モデルは豊臣秀吉の真相!
●モモの助が狙われる
そして、大問題がオロチは代行将軍ではなく、正真正銘の将軍になる為に、
光月家の跡取りモモの助を亡き者にしようとしているのだ!!
あまりの事に愕然とするおでん。
モモの助の命が狙われた際、赤鞘九人男が少ない間で弓矢で殺されそうになったのだという。
後一歩遅ければ、モモの助は死んでいたという。
●息子の命を護った母の愛
モモの助が無事だったのは、トキが身を挺して庇ったからだ。
その時におでんは分かったのだが、
トキの左足を見ると、太ももに大きな矢で貫かれた傷が出ていた。
最早、おでんの怒りは煮立っていた。
愛する妻と息子と娘の命を狙うオロチに激怒した。
おでんはいっても立ってもいられない。愛刀“閻魔と天羽々斬”を持つと、猛ダッシュで
オロチの元へ報復に向かった。
弱いくせに、強い奴の威を借り、この国を支配するオロチの所業は到底許される事はない。
圧倒的な速力で九里から一気に花の都に辿り着いたおでんは並み居る敵を一掃し、城内のオロチへ斬り伏せようとしていた。
968話完了・・・
969話に続く!
968話ネタバレ考察!ニキョ婆の正体は何なのか?
若き日のオロチに光月家を陥れるための策とリュウリュウの実幻獣種モデル
“八岐大蛇の”に加え、武器製造を教えた謎の老婆、
ニキョ婆について考察していきたい。
●まず元々はワノ国の生まれなのは間違いない
当然、この老婆はワノ国出身である事は間違いない。そして、このニキョ婆は外海に出ていたと言っている。
ワノ国では悪魔の実を妖術や忍術と考えられており、
外海と違って「○○の実の能力者」と言う認識ではないようだ。
だが、ニキョ婆は「マネマネの実」と外海と同じ呼び方をしている事から、かなり長い期間を外海で居たと考えられる。
●ニキョ婆と武器製造の関わり
私がニキョ婆で気になる事と言えば、武器製造の事だ。
どうやら、若き日のオロチに教える前から、武器製造が整っていた様に見受けられる。
これはどういう事だろうか?
ニキョ婆が一人で外海に出て、なんとか悪魔の実を持ち帰ったとすれば、
非常に難しいが、実を見つけて手に入れるだけなら、1人でも出来る。
しかしである武器製造の様に多くの人間が関わるような事をニキョ婆一人で準備し、
製造にこぎつけたのだろうか?
少なくとも、このニキョ婆からは武器を造るのが上手そうな雰囲気は見えない事から、
ニキョ婆は一人で外海に出た訳ではないと考えられる。
●ニキョ婆の正体はオロチの祖父の妻で黒炭家の人間
私の考えだが、ニキョ婆はやはりオロチの祖母ではないかと考える。
オロチ自身、「まさか、あんたは俺の…!?」とオロチはニキョ婆の正体に勘付いたようであったが、
当のニキョ婆からは「ワシの正体などどうでもいい!!」と遮っている事から、
図星であるがゆえに、声を張りあげて正体を隠したのではないだろうか?
(メタ的に言えば、ここでオロチの祖母と分かるよりも後々分かった方が盛り上がるかもしれない。)
さて、ニキョ婆が何故外海に居たのかは当然、ニキョ婆の夫であるオロチの祖父が将軍になる為に、
他の霜月家、天月家、水月家、風月家の将軍候補を毒殺してきたからだ。
故に光月スキヤキが生まれた事で、結局将軍にはなれず、
それどころか毒殺の件を咎められ、そのままオロチの祖父は処刑された。
最早、黒炭家はワノ国に居られず、ニキョ婆はワノ国から逃げるしかなかった。
この時、1人で外海に出たのではなく、黒炭家の家臣も連れて出た。
つまり、1人で外海に出た訳ではないという事だ。
そもそも、物理的にニキョ婆が一人で外海へ出られる事はないだろう。
ワノ国は山より高い場所にある国で、外海へ出るには危険な滝を上り下りしないといけないからだ。
故にワノ国の出国する自体が命懸けだ。
恐らく、何人かは滝のうねりに巻き込まれて死んだ者もいるだろう。
●逆恨みのニキョ婆達、黒炭家。
ニキョ婆が外海へ出る事になったのは、
黒炭家が光月家からワノ国の将軍に成り替わる為に他の将軍候補を毒殺したからだ。
完全に黒炭家が1000%悪いのだが、それを棚に上げて、完全な逆恨みをする始末。ハッキリ言って、「お前等が悪いだろ!!」でしかない。
だが逆恨みも恨みと言えば、恨み。長年、将軍に成り得なかった恨みがオロチに語る際に、
涙苦しく語られていた。
●ワノ国の将軍になり、光月家を堕とし入れるのが黒炭家の復讐
ニキョ婆達が外海へ出たのは、明らかに光月家から将軍を乗っ取る為の準備なのは間違いない。
そして、今度は光月家を堕とし入れようと考えたのではないだろうか?
黒炭家は毒殺の件を咎められて、オロチの祖父は処刑さえ、
黒炭家と縁と所縁のある者たちは全員その将軍を従う立場を追い出された。
実際にニキョ婆の出会う前のオロチは服装がみすぼらしく、今のオロチと比べると、天と地ほどの差がある。
だからこそ、ニキョ婆は自分達が堕ちた屈辱を光月家に合わせる事も復讐として考えていた。
実際に現在のワノ国は光月家の名前を口に出せば、犯罪者の様に扱われている。
その反面、黒炭家は都の子供たちを中心に英雄として教わっている。
つまり、黒炭家と光月家の立場は逆になっていると言える。
そう考えれば、ニキョ婆の復讐は達成したと言える。
しかし、人を恨むというパワーはここまで人を突き動かすものなのだろうか?
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