後日、考察を追記していきますね!
麦わらの一味10人目の仲間操舵手ジンベエを祝杯して
遂に再会を果たしたジンベエに抱き着くルフィ、ナミ、キャロット達。
なにせ、此処まで来るのに時間がかかっていましたので、凄く心配していたからなのです。
ルフィ「ジンベエ、俺本当に心配してたんだぞ!!!」
ジンベエ「おそうなってすまなんだ!!負傷者の手当てと送別会が壮大に…」
どうやら、負傷者の手当てもそうですが、ジンベエを麦わらの一味へ送る会が長引いたのもあり、到着が遅れていたようです。
おかげで、ピンチを脱せたといえます。
さて、ジンベエの加入に皆が嬉しそうです。ジンベエは操舵手なので、サニー号を本当に操れる男が来たとフランキーが喜びました。
チョッパーも以前、ホールケーキアイランド脱出の際にグリーンゾーンで海流に乗れる程に操舵が上手いとほめています。
ウソップも元王下七武海が仲間になるなんて心強いと喜びます。
それ程に皆はジンベエが仲間になる事に大きく心強くなっているのです。
さて、そんな中、ルフィが此処に来てジンベエの歓迎会を開こうとしましたが、侍達から話があるという事で中止にされました。
バカ二人
ジンベエ加入に引き続いて、シシリアンがミンク族を率いるリーダーでヒョウ五郎が元都の大親分として侍達の大将になると宣言します。
ルフィ達は錦えもんを襲おうとしていたカイドウの軍艦三隻を潰したことでいよいよ鬼ヶ島への上陸を決意しますが、作戦がなければダメなようです。
鬼ヶ島は髑髏の形をした山を中心となった島で、周りには険しい山で出入口は原則正面です。
つまり、鬼ヶ島へ潜るには必ず正面から入らないといけません。
そんな中、ローはある提案をしました。カイドウやオロチを最も倒したいのは、ルフィと自分、赤鞘九人男です。真っ先に狙ってくるようです。
そして、ローはバカ二人恐らくルフィとゾロの二人はこちらの作戦を聞かず、このまま正面突破で入り口から堂々と侵入します。
当然、鬼ヶ島内のカイドウ軍はルフィを止める為にそこへ戦力を集結します。
その間、島の両側からヒョウ五郎とシシリアンによる侍ミンク軍がルフィに続いて上陸。
残る錦えもん筆頭の赤鞘九人男は険しい鬼ヶ島の裏側から侵入、その侵入はローのシャンブルズで瞬間移動だといいます。
纏めると、ルフィが囮になることでカイドウ軍はそこに注目しますが、さらに両側からミンク侍軍で挟み撃ち。最後に少数精鋭で島の裏側で鬼ヶ島の屋敷に入るということになりました。
カイドウの息子
そんな中、カイドウ達は盛大な宴を始めていました。クイーンはお汁粉を何度も要求し、ナンバーズは尖った手で酒樽を飲んでいました。
オロチも美女と共に酔っぱらっています。
そんな中、飛び六砲も集結すると、カイドウへ連絡が入りますが、カイドウはある人物が来ていないのを言います。
カイドウ「おい、アイツはどうした!!」
カイドウの部下「えっ?」
カイドウ「ウチの息子だよ!!宴なんだ、顔ぐらいみせろ!!」
なんと、カイドウには息子がいたようです。ビックマムも着物に着替えており、このまま宴が続きそうです。
「今まで一番大きい宴をやろう!!」
そして、我らがルフィに先んじてキッドはカイドウの首を狙うべく一気に喘息全身です。
キラーも普段のマスクをつけていますが、ファファファと笑うようになってしまい、クルーからキラーさんが明るくなったといいます。
そんな中、入り口で爆発が起こりました。そう、ルフィ達は入り口にカイドウ軍をボコボコにします。
鬼ヶ島入り口は難関でしたが、ジンベエを加えた麦わらの一味は最早伝説級の強さで一気に制圧。
ゾロも酒樽を手に入れて歓迎会をしようとなりましたが、ルフィはまだ歓迎会はやめようといいます。
やるなら、カイドウ、オロチ、ビックマムも全員ぶっ飛ばして今まで一番の宴をしようといいます。
それがいいと皆もいい、楽しみだといいました。
●鬼ヶ島では盛大な宴が始まっていた
ジンベエが遂に麦わらの一味全員と再会できていたころ、鬼ヶ島は島外の騒乱に気づくことなく、盛大な宴が始まっていました。
前話で異常事態を知らせた部下がいましたが、誰もが大宴会に夢中で受話器を取るものなど皆無に等しかったのです。気持ちよく騒いでいる中で、誰が連絡業務をしたのでしょうか?
勿論の事、大幹部はおろか下っ端の部下でさえも電電虫のコール音に気づきません
ナンバーズ「ギャハッ!!!もっとのめのめ!!!」と大柄なナンバーズがカイドウ以上の巨躯を持ち、全員でキング、クイーン、ジャックを除トランプの数字1から10、それにちなんで構成された10人のナンバーズは、10の数字から強くランキング付けされていました。
ナンバーズ5「リーダー全然足りねェな!!前に襲った島の方がまだ酒があったぜ!!」とナンバーズ5がクレームをつける!!
ナンバーズ10「そうだぜ!!俺達の体にはまるで足りねェな!!!」とハイテンションで答えるのが大看板ジャックの数字11に続くリーダーナンバーズ10.
巨人以上があるので、彼等全員には足りないのです。
部下「は、ハイただいまお持ちしますので!!」とスタコラさっさっさと次の酒を手配にし、走る部下達。
自分達の身長を超える酒樽数メートル以上をドンドン運んでいきます。
鬼ヶ島はカイドウを筆頭に世界屈指の酒豪達が奇跡的に集まっており、裏の世界では彼等の事を最強のノンベェ達とも恐れられていました。
実際にカイドウは武器輸出で儲けた金の大体は酒の購入に宛てていた。それ程の酒乱にして酒豪共が一堂に会して、酒はナイアガラ滝の如く放出していきました。
そんなナンバーズ達の酒乱っぷりにクイーンは辟易していました。
クイーン「ったく、あのバカどもの酔い方は全然駄目だぜ。ノーエキサイトだ。」とお汁粉をアテに酒を飲むクイーン。
クイーンの部下「いつも、クイーン様絡まれてますからね。」
クイーンはナンバーズからしたら、上司なのだが、ずんぐりむっくりした体型とキングやカイドウよりも親しみのある性格なのか、悪い酔い方をするとナンバーズ全員に絡まれていました。
クイーン「しかし、カイドウさんはどうしてあのババーと話してんだ?ババーのせいで、今年のお汁粉の取り分が減っちまってるしよ。」と大好物のお汁粉がビックマムが急遽参加したので、いつもよりも少なく感じて不満を言います。
カイドウの部下「さぁ、もしかしてビックマムの娘をウチの海賊団と結婚するんじゃないですか?もしかして、クイーン様の嫁候補紹介してくれるとか。」
クイーン「バカ言え!!身を固めたらエキサイト出来ねェだろ!!」
そんな中、一人の男が近づいてきました。
キング「ようクイーン!!元気しってかッ!!!」ドン!?
男の正体はべろんべろんに酔ってハイテンションなキングでした。
クイーン「あっテメェキングまた悪酔いしてやがる!!」クイーンはぎょっとします。
実はクイーンがキングを嫌っている理由は絡み酒でした。しかも、昔話を延々とするのです。
キング「まぁ聞け!!いいか、俺達古代種族はかつて世界に君臨した…」
クイーン「ギャアア、なんで俺の周りにこんなんばっか!!」
そして、キングは酔ったら覚えていないタイプで、以前クイーンが陽気なキングの事を話すと、俺がそんなキャラじゃないと逆切れされて喧嘩になったのです。
●ビックマムとカイドウ
此処は、鬼ヶ島最上階。頂上とは組織のトップが話すのにふさわしい場所。君臨者は全てを上から支配するのです。
ビックマム「で、なんだいカイドウ。話ってのは…。」ビックマムが一人この場にやってきていました。
どうやら。カイドウはビックマムに話すことがあるようです。
カイドウ「リンリンこれからお前はどう動く?」と珍しくカイドウはいつものように我部のみせず、景色を見ていました。
ビックマム「どうって、そんな事を聞くために俺を呼びつけたのかい?」とビックマムも用意してあったお汁粉を飲みながら、座ります。
カイドウ「俺とお前の殺し合いはそのあとでいいが、これから俺と世界を相手に戦争をしかけねェか?」
ビックマム「戦争って、二年前の頂上戦争の時見たいなのを俺とお前で起こすのかい?」
カイドウ「ウォロロロ、そうだ実際に政府のバカどもはいよいよ巻き込んでるぜ。」
ビックマム「これは今日の世経かい…こりゃあ驚いたねェ。」
そこに載ってあったのは、王下七武海が全員海軍の包囲を突破したということ、これを受けて各国政府の軍隊にも海賊討伐に動くように働きかけたという事です。
要するに、世界政府は王下七武海の撤廃に失敗した為に、海軍や政府の役員だけでなく、世界政府に所属するすべての王国の軍隊にも、海賊撲滅に動き出そうというのです。
しかもそれだけではありません。
ビックマム「しかも、海賊だけでなく革命軍も討伐するように全世界の王国に命じたのかい!?」
そう、なんと王下七武海だけでなく、世界政府、もっと言えば天竜人を倒そうとする革命軍に世界政府所属の各国軍隊にも参戦しようというのです。
カイドウ「革命軍の連中が遂に政府の奴等の首根っこまで暴れだした。つまり、このまま何も手出ししないと天竜人のバカどもは革命軍に殺されると思ったんだろうよ。」
ビックマム「成程ねぇ、革命軍がマリージョアまで攻め込んだ事を口実に一気に海賊と革命軍を滅ぼそうっていうのかい…。」
カイドウ「俺が世界最高の戦争を始める前に既に世界はいっきに戦い始めた。もう、後戻りは出来ねェ。」
カイドウとしては、世界への戦争を仕掛けようとも思っていました。しかし、革命軍が政府へ直接暴れたというのは、マリージョアで実際に住んでいる天竜人に絶対的な危機感を生むのに充分すぎました。
カイドウ「この宴が終わって、光月家の連中から聞き出した後、俺は世界へ乗り込む。いよいよ、始まるんだ、ロックス船長が夢見た世界の崩壊をよゥ!!!」ドン!!